【R18】ハロー!ジャンキーズ

藤原紫音

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第3部

第21話「孤児院で少女たちとセックスする顛末」

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 ちゅるちゅる、ちゃっこちゃっこ、じゅるるっ、ぼくの巨根に二人の舌と唇がまとわりつき、交代で飲み込んで愛撫する。

 孤児院の診療室は中庭に面していて、窓のすぐ向こうで子どもたちが駆け回る姿がみえる。
 ぼくは壁を背にして、診察台の上でフィリアとエミリの二人にフェラチオされる。電脳空間のデジタルアバターではなく、生身の十四歳の身体はリアルな質量に富んで、ぼくの肉を圧迫する。

「リオくん、きもちいいですか?」とフィリアが訊く。
「うん……いいきもち」
「実物の方が、ずっと素敵ですね」

 裸で絡み合うぼくたちを、白衣を羽織ったウェンディと、ビキニスタイルのルシアが眺める。ルシアは診察台の縁に座り、フィリアとエミリの二人と有線する。
 診療室には香盆が置かれ、ネカトリックスの蒸気が絶え間なく甘い香りを撒き散らす。フィリアとエミリの頬は赤く上気して、ぼくを口に含んでぐちゃこっ、ぶちゃこっと複雑な音を立てる。

「二人一緒に面倒みてあげな」とウェンディが言う。

 二人は身体を起こして、フィリアが仰向けになって、エミリが覆いかぶさり、脚を開いてつるつるの割れ目をぼくに向ける。痩せているけれど、ラザレフカの路上に立っている未成年の娼婦たちのように病的な感じはしない。
 ぼくは濡れた陰茎でエミリの割れ目を弄り、フィリアに突き立てる。ぐーっと深くめり込んで、みちみちみちと狭い処女を貫通する。フィリアが眉間にシワを寄せ、下唇を噛んで少女の喪失を堪える。処女を奪うって、言葉の響きほどよいものじゃない。初めて陰茎を受け入れる膣は、想像以上に硬い。
 長い陰茎が半分と少し沈むと底を突き、フィリアの表情が女に生まれ変わって弛緩する。ゆっくり前後に腰を振る。熱を帯びた粘膜が、つっちゃつっちゃとぼくを咀嚼する。ルシアがとろけそうな眼差しでぼくたちをみつめる。ウェンディが立ち上がって、つながった部分を指で拭う。

「アタシを探す手助けをしてくれたんだ、優しくするんだよ」と言って指を舐める。
「ウェンディ、ふたなりになったの?」
「ウフフ……気づいたかい」

 ウェンディが白衣の前をはだけると、反り返った巨根が顕になる。八インチほどの陰茎はぼくのより細いけれど、ふたなりの中ではかなり大きい方。

「ほら、エミリのお膣がお留守だよ」

 ウェンディがぼくの陰茎を握ってフィリアから引き抜き、エミリにおしつける。ネカトリックスのスチームを吸ってびしょ濡れになった処女が、ぼくの陰茎にやすやすと貫かれる。処女がみんなこれくらい素直だったらいいのに。
 今度はエミリをピストンする。フィリアと同じように唇を噛んで声を堪える。こんなことをしているけれど、ここはあくまでも孤児院の中だ。ガラス一枚、ドア一枚隔てて、子どもたちが施設内を歩き回っている。

「ルシア、あんたも服を脱ぎな」とウェンディが言う。
「あたしを犯すの?」
「そうさ、エゼキエルの娘を犯すなんて、最高に興奮するだろ。脅しは効かないよ、イスマイルも、円卓であたしを輪姦した幹部連中ももういない」
「仕返しするために、あたしを呼んだの?」
「仕返しかどうかは、リオのちんぽを腹に収めてから考えな、ほら、脱ぐんだよ」

 ウェンディがルシアの前に立ち、乳首に吸い付いたプラグの紐を引いて外す。ショーツのマグネットピンを外して、すべすべの割れ目を顕にする。指で拡げて顔を近づける。

「流石に処女じゃないね」
「あたしにも羞恥心はあるのよ、ウェンディ」
「先にアタシが頂こうかね」

 ウェンディがルシアを押し倒す。ベッドの縁に腰を引き寄せて、ウェンディが屹立した人造ペニスをルシアの割れ目に挿入する。あっさり根元まで沈む。生身の膣にしては深い。ルシアが仰け反って喘ぎ、ウェンディが口を手で覆う。

「静かにしな、幼気な子供たちにエロい声がきこえるだろ」
「んーっ、んっ、んっ、んっ、ぐっ、うっ、ふっ……」

 ルシアが呻き声を漏らし、ウェンディが残酷に突き上げる。ルシアの目尻から涙が溢れる。診察台がぼくとウェンディのピストンでひどく軋り、濡れた膣音が交互に響き、少女たちの堪えた呻きが溢れる。

 中庭でボール遊びをしている子供たちの笑い声が聞こえる。電気の消えた診療室は、外からは見えにくい。バレーボールをトスする女の子たちの輪の中心を男の子たちが駆け抜け、孤児院の職員が脚立に上って死んだブナの木に巻き付く蔦を刈る。

 エミリから陰茎を引き抜いて、フィリアに挿し直す。エミリよりもタイトで、突くたびに体液がどんどん溢れる、突き甲斐のある膣。わずかに血が滲み、さっきよりも濡れてひどく卑猥な音がする。たまらず喘ぐフィリアの唇を、エミリの唇が塞ぐ。
 フィリアを滅多突きにして、引き抜き、またエミリに挿れる。血と愛液が混じってドロリと溢れる。突く。引き抜く。フィリアを突く。引き抜く。エミリを突く。駄目だ、耐えられない。ぼくはエミリの幼い子宮に亀頭を押し付けて、精液を振り絞る。結合から濁った精液が溢れ出す。引き抜いて、フィリアの膣に突き刺す。びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ、と痙攣しながら精を注ぐ。

「はあぁっ、だめだ、イっちゃう」

 ウェンディが切ない声で訴えて、ルシアの腰を持ち上げて射精する。ルシアは自分の指を噛んで、横を向いて堪える。溢れたウェンディの精液が、床にボタボタ零れ落ちる。ウェンディが顎を突き出し、ぼくはフィリアに射精しながらウェンディと舌を絡める。

「さあ、交代だよ。ルシア、まだ始まったばかりだよ」

 ウェンディがルシアからペニスを引き抜く。ぼくもフィリアから陰茎を引き抜く。エミリとフィリアは起き上がって、体液に塗れたぼくの陰茎と下腹部をじゅるじゅる舐める。ダイバーネットで射精の後にフェラチオすることを教えたのはぼくだ。
 ルシアが診察台の上を這って、仰向けになる。自分で割れ目を開く。スペイン語でなにか呟く。綺麗な褐色の割れ目がぱっくり開いて、唇と同じ薄紅色の粘膜が息づく。エゼキエルのボスの娘が受けていい屈辱ではない。

「ほら、リオ、あんたの巨根でルシアを悦ばせてやりな」
「いいの?」
「アタシが強制してるんだからいいんだよ。なんだいその顔は、胸が痛むかい?」

 ウェンディがぼくの背中を抱き、ぼくの陰茎の根元を掴んでルシアの割れ目に突き挿す。フィリアとエミリが起き上がって、ぼくの胸に舌を這わせる。ルシアがぼくを見上げて「いいんだよ」とささやく。
 亀頭だけがルシアの膣に包まれたまま躊躇っていたら、ウェンディがぼくのお尻にペニスを沈める。ズシンと前立腺に衝撃が伝わり、ルシアの深い膣の底までぶちゅるるるっと一気に沈む。
 吸いつくような瑞々しい粘膜に包まれる快感をじっくり味わう余裕もないまま、ウェンディがぼくを突き、ぼくは急かされるようにルシアを突く。両腕に抱いたフィリアとエミリが乳首に吸いつき、ぼくは二人のお尻を撫でて、精液に濡れた割れ目に指を沈める。
 ルシアを突くたびに、有線した二人の少女が呻き声を漏らす。生身の少女三人から天然の肌と粘膜の臭気が立ち上り、ネカトリックスに混じって頽廃的なセックスの薫りを蔓延させる。

 ルシアが手を伸ばして、ぼくの腹筋に触れる。眼に涙をためて、浅く、早く息をする。

「リオ、あんたの……知り合いは、変態ばかりだね」
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