【R18】ハロー!ジャンキーズ

藤原紫音

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第3部

第20話「ウェンディに闇医者仲間のことを訊く顛末」

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 リカ・アルダンのリビングで、ぼくは裸でソファにもたれ、ユリアとエレナが寄り添ってぼくの胸を舐める。両脚の間にライラがしゃがみこんで、勃起した陰茎を根元から丁寧に舐める。
 ぼくはバイザーをかけて、マオ・ユーハンに七度目の音声通信を試行する。半ば諦めかけていたそのとき、通信アイコンが開く。

「こちら、アレクサンダー・オッパイだ」
「マオ・ユーハン?」
「誰かな?」
「ハカマダ・リオです」
「紹介をもらってないな」
「マオ・リーライから通信IDをもらいました」
「リーライ? あの華僑は巨乳のブラジル人より信用できないね、すまないが」

 一方的に通信が切られる。接続を再試行するけど拒否される。
 ライラがぼくを後ろ向きに跨いで、剛直した陰茎を割れ目に沈める。みちゅるるるっと底まで滑り込み、先っぽがちゅぶりと子宮に呑まれる。
 夜のネオンが輝く夜景のサッシに、下腹部を卑猥に膨らませたライラの姿が映る。その向こうのバルコニーで、ルシアがメアと共に夜の街を指差す。卑猥な動画を垂れ流す広告船のスポットライトがまばゆい光でぼくたちを撫でる。ライラが上下に動くと、亀頭が膣内で子宮に出たり入ったり、未知の快楽に電脳が沸騰しそう。

「ユーハンって、リオを治してくれた医者だよね」とユリアが訊く。
「そう……だよ」
「ウェンディが一緒にいたって、言ってなかった?」
「うん、そのときは……気づかなかった、けど、ウェンディが……あっ、イクっ」

 下半身が射精の脈動に引き攣り、結合が精液をドバっと噴き出し床にぶちまける。ライラがのけぞり、ユリアとエレナにつながった有線ケーブルを振り乱す。ユリアとエレナがぼくの乳首を舌でかき回しながら、ライラの乳房を片手で包んで、搾乳するように乳首を絞る。
 ぼくは震える手でバイザーを触り、ウェンディに映像通信する。すぐに通信が開く。

「リオ、お楽しみだね」
「ウェンディ、マオ・ユーハンを知ってる?」
「あの変態の換装技師だね。アイツと一緒にリオの身体をユニット換装したんだから知ってるよ」
「会いたいんだけど、紹介がないと駄目らしいんだ」
「色々マズイことを知ってる男だから、臆病なのよ」
「ウェンディの紹介をもらえないかな?」

 ウェンディの視界にはデスクとタブレット、それにエアリアルモニタの枠が映るけど、その中身はブラーエフェクトでぼかしがかけられる。

「構わないけど、また身体で払ってもらうよ」
「いいよ」
「そこにいるのはエゼキエルのルシアかい?」
「そうだけど……」
「その子も連れてきな」

 通信が切れる。バイザーを上げる。ライラが腰を浮かして陰茎を引き抜くと、ユリアとエレナがぼくの陰茎に群がって奪い合う。
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