【R18】ハロー!ジャンキーズ

藤原紫音

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第1部

第13話「テロのニュースに慄く顛末」

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 爆発の瞬間。
 夜の闇に眩い光が閃き、爆炎が立ち上る監視カメラの映像。テロ並みの派手な爆発で驚く。直接関わっていないけれど、この爆発はぼくの計画の序章だ。
 高校二年生がテレビで見た事件を模したアイデアを、ハルトたちは真面目に実行する。

 ぼくは不安をごまかすために、腰を浮かしてレピタを突き上げる。

「あっあっあっあっぐっ、はあーっ、すっうっうっ……すごいよ、リオ、アンタ、ほんとに、十七歳? アンドロイドより、強いよ」

 ユリアが痙攣しながら悲鳴をあげる。ぼくが突き上げているのはレピタなのに、ユリアとエレナの身体もなにかに突かれるように、ズンズンと前後する。張りのある乳房をブルブルと震わせる。

「ねえ、リオ。あたしたちと……ばっかセックスしてて、飽きない?」とエレナが聞く。
「ぜ……ぜんぜん」
「リョウコやカレンたちとは、ヤりたくない?」
「エレナとユリアが……最高すぎて、考えられない」

 ユリアとエレナが眼を合わせて、くすくす笑う。

「リオってセックスこんなに巧いのに、ハートがチェリーだね。いろんな女とセックスして、あたしたちとヤリ比べなよ。キャンプの女は、リオだったら、サチとローニャ以外は簡単に股開くよ。あたしたちがリオ独り占めしてると、やっかむ女もいるし、このセクターも女余りだし」とエレナが言う。
「そ……そうなの? 他のひとと、してもいいの?」
「そーいや、ネムがリオとヤりたがってたよ」
「ネムって、いつもクスリやってる綺麗なひと?」
「そうそう」
「あのひと、シュウジの……」
「シュウジの女じゃないよ、シュウジは男好きだから」
「じゃあ、ヤってもいいの?」
「ヤりなよ、ネムもフェラーレだから、絶対……相性いいって。フェラーレの、ちんぽ……持ってるのに……勿体……なっ、あっあっあっいくっ、いっ、いくっ」

 レピタが仰け反る。ユリアとエレナがぼくに抱かれてビクビク痙攣して、ぼく一人で三人を同時に絶頂させる贅沢に慄く。

 雨が強くなる。風に吹かれた大粒の雨が窓をバラバラ叩く。雷鳴が轟く。別の部屋からもセックスの声が響く。ラウンジで酒盛りする男女の嬌声きょうせいがきこえる。階段で誰かがゲロを吐いている。酔っ払いが歌う声も聴こえる。モニタが天気予報を流す。明日も明後日もずっと雨。

 ぼくは身体を起こして、今度は抱き合ったユリアとエレナを交互に突く。
 レピタがぼくの乳首を舐める。ときどき陰茎を引き抜いて、レピタが喉で根元まで潤す。快感がピークのまま落ち着かない。
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