文化祭

遠藤きっか

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文化祭.11

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文化祭当日………

『あぁ。劇緊張するよ~。』とため息をつく葉月


『大丈夫だって。葉月可愛いから』と笑う凪


『そういう問題じゃないよ』とため息をつく


『あっ葉月さんこんなところにいたの??ちょっと最後のセリフ合わせ手伝って』と今井くん

『うん。いいよ。じゃあ体育館に行こう』と微笑む葉月


体育館に入り
そわそわしだす今井くん……

『今井くん。大丈夫だよ。今までも上手にできてたから。』と微笑む葉月

『ありがとう。・・俺の相手役葉月さんでよかったよ。』と微笑む

『私何もしてないよ』と微笑む葉月

『葉月さん!あの、願掛けしてもいいかなぁ??』と真剣に話す今井くん

『いいよ。うん?どうやるの??』と微笑む凪

『手を貸して』

『はい。どうぞ~』と手を差し出す葉月


すると
今井くんが葉月の手を両手で握りしめて
そのまま目を瞑る………

少したって

『ありがとうこれでうまく行くよ。』と微笑む今井くん

『あっ・・。ありがとう///』と頷く葉月

『葉月さんの彼氏役だからカッコよくやるね』と微笑む今井くん

『今井くんはかっこいいよ。私と一緒に役やらしてごめんね。』と謝る葉月


『いや。一緒にやれて本当に良かった。ごめん。やっぱりもう一回』

『クスクス。うん。手伝うね。』と微笑む葉月
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