初めての恋愛

嫉妬と葛藤

18.

『ありがとうございました。先輩。明日もお願いしますね。』と先輩に微笑む琴音


『うん。いつでも分からなかったら聞いてね。』と頭を撫でて微笑む先輩

『先輩。ありがとうございます///』と恥ずかしそうに応える琴音

とっても仲良しな2人……

ゆづるはそれを見て……
『先輩っ！もう時間なので急いでもらえますか？？』と2人の中に入り声をかける

『悪い。悪い。集中しすぎて気づかなかった。すぐ片付けるよ。ありがとう』とゆづるに微笑む先輩

琴音はゆづるの行動を見て
『えっ・・。ゆづる？？』と不思議そうな顔をしている……

そんな琴音を見て
『琴音っ！』と急に名前を呼ぶゆづる……

『はいっ！あの・・どうしたの？』と不安そうに見つめる

『今日は一緒に帰るから早く準備しろよ。』とゆづる

『あぇ？わかった。ごめん。急ぐね』と琴音が慌てて片付けをする

隣で先輩がそのやり取りをじっと見ていて

『琴音ちゃん。僕のせいでごめんね。』と謝る男の先輩

『いえ。私も頼ってしまってごめんなさい。』と謝る琴音

先輩が
また、話をしようと琴音に声を掛けた瞬間……

『琴音っ！！早くいくぞ！』と先輩との会話を遮るゆづる

『はいっ！！わかりました！』と慌てて用意をしてゆづるの後をついていく………