22 / 22
第22話 蹂躙?
しおりを挟む
さて、まずは確認しないといけない事があるな。こいつを殺す事は決定したけどここで暴れたら無関係の人まで巻き込んでしまう。流石にそれはしたくない。
「ここで暴れても大丈夫なのか?」
「準備出来ましたか?大丈夫ですよ。私が結界魔法をしたので貴方程度ではどうにもなりませんよ」
「そうか。分った。準備は整った」
「そうですか。では始めましょうか。一瞬とじわじわするのどっちがいいですか?」
「お前はどっちがいいんだ?」
「ずいぶんと余裕ですね。私はじわじわする方が好きです」
「ならそれで行くか」
「はい。そうしましょう。ではなるべく耐えて下さいね。すぐ死んだら面白くないので」
トンスは体の周りに無数の氷の玉を出し、俺に撃ってきた。
「貴方には弱点ですが耐えれますか???」
(玉を燃えつくせ)
俺がそう思うと向ってきている玉はもちろんトンスの周りに残っている玉も蒼い炎に包まれて蒸発した。
「な、何!まぁー、この程度で死んでいたら面白くないからな。ならこれでどうだ!」
トンスはいろんな属性の槍のような物を出したが、俺が(燃えろ)と思うだけで全て消える。
「何故だ!お前は中級精霊じゃないのか!今のは上級精霊でも致命傷になりかねない攻撃だぞ!」
「なら俺が中級精霊じゃないかもしれないぞ?」
「そんなわけあ…まさかお前6祖なのか?」
「そうかもしれないな」
俺がそういうとトンスの今までの余裕顔から一気に顔面蒼白になり、足が震え始めた。きっと6祖が関係しているのだろう。俺は6祖の事について全く知らないから今度ユミナに聞いてみよう。
まぁーその話は置いといて今はこいつを始末しないとな。こいつには本気で絶望を味あわせて殺そう。
俺はトンスに近ずくと、
「貴方様は6祖精霊様でしたか!今までの非礼をお許し下さいませ。そして私は精霊様の従うと誓います!なので一緒に世界を侵略しましょう。精霊様の力と私が力を合わせれば今の世の中を変えれて選ばれた人間が選ばれなかった人間を物として使える時代が来ます」
「意味が分からない」
「私は選ばれた人間なんだ!だから私には頂点に立つ権利も女を好き勝手犯す権利も雑魚みたいな人間を物として使う権利がある!だって賢者ですよ!この世の人間の中で最強の職業なんですよ!」
なるほど。こいつはマジで腐っている。これで心おきなく殺せるな。
(ゆっくり燃やせ)
「あつぃぃぃぃぃーーー!!助けてぇええーー!!」
「苦しみながら死ね」
「俺はこんな所で死んではいけないんだぁぁああ!!」
俺はそれを無視してユミナに
(こいつもうすぐ死ぬ。だから逃げて。イグニスは行くところがある)
(イグちゃんありがとね。大丈夫無理してない?)
(大丈夫)
(どこ行くの?まさか王城?)
(い、いやあちがうよ)
(やっぱり嘘が苦手だね。王様を殺すつもりでしょ?でもお願い。王様は殺さないで。なんでかわからいけど死んでほしくないの)
(わかった)
俺はそういうと冒険者ギルド出て王城に向っていると、進化の準備が完了した。きっとトンスを殺して経験値が沢山入ったんだろう。まぁー今は進化しないでおこう。なんか悪魔みたいな容姿になりそうだし。
王城に着くと何か結界のようなのがあったが俺は気にせず進み、最上階に行った。そこには1人で椅子に座っているおじさんを見つけたので、そこに行き、
「お前が国王か?」
「これは精霊様ではありませんか!はい。そうですよ」
明らかに国王はテンションが上がった。そういえば精霊は平和の象徴で神の使徒だった。確かにいきなり国王の前に現れて「お前が国王か?」とか聞くと神託しに来たみたいだな。
「話があってきた」
「どのような内容ですか?」
「今から言うことに正直に答えろ。ちゃんと答えないと殺す」
俺は脅しも含めて周りに炎の玉を出した。しかし流石国王、全く慌てていない
「はい。正直に答えましょう」
「そうか。ではまずトンスを知っているか?」
「はい。宮廷魔法師団の第3団の団長です」
「そいつの仕事は何だ?」
「スカウトです」
「スカウトを断られた場合は?」
「特に何も」
「本当か?」
「はい」
「そうかわかった。有難う」
なるほど嘘を言っているような感じもしないしあいつの単独での行動か。なら今回は国王はそんなに関係ないな。でも忠告はしといた方がいいな。
「忠告しとくよ。あいつは俺の主人を殺そうとしたから殺した。そしていずれはお前に謀反を起こしていただろう。そしてこれが一番の忠告だが、俺の主人に敵対するなら俺は皆殺しにする。たとえ国王でも、国でも、世界でも。俺にはその力がある」
「分りました」
「でも俺は精霊だし人間と仲良くしたい。実際そのような気がなかったら今頃王都が火の海になっていただろうし」
「そうですか。ではこれからはそのような事がないようにしなければいけませんな。良かったらですが主人の名前を窺っても?」
「そうだね。国王とは仲良くしたいから教えるよ。ユミナって言うんだ。っあ!そうだいい事思いついた!今は俺は正直国王に不信感が残っているんだよね。だからユミナは冒険者育成学校に通うから護衛してよ!しっかりしてくれたら国王も信用してあげる」
「ユミナさんの護衛をして精霊様の信頼を勝ち取るという事ですか」
「うん。そういう事」
「はい。分りました。ユミナ様の護衛を引き受けましょう」
「契約成立だね。じゃー帰る」
俺は素早く王城から出た。これで進化出来るしもっと自由に行動出来るようになった!
「ここで暴れても大丈夫なのか?」
「準備出来ましたか?大丈夫ですよ。私が結界魔法をしたので貴方程度ではどうにもなりませんよ」
「そうか。分った。準備は整った」
「そうですか。では始めましょうか。一瞬とじわじわするのどっちがいいですか?」
「お前はどっちがいいんだ?」
「ずいぶんと余裕ですね。私はじわじわする方が好きです」
「ならそれで行くか」
「はい。そうしましょう。ではなるべく耐えて下さいね。すぐ死んだら面白くないので」
トンスは体の周りに無数の氷の玉を出し、俺に撃ってきた。
「貴方には弱点ですが耐えれますか???」
(玉を燃えつくせ)
俺がそう思うと向ってきている玉はもちろんトンスの周りに残っている玉も蒼い炎に包まれて蒸発した。
「な、何!まぁー、この程度で死んでいたら面白くないからな。ならこれでどうだ!」
トンスはいろんな属性の槍のような物を出したが、俺が(燃えろ)と思うだけで全て消える。
「何故だ!お前は中級精霊じゃないのか!今のは上級精霊でも致命傷になりかねない攻撃だぞ!」
「なら俺が中級精霊じゃないかもしれないぞ?」
「そんなわけあ…まさかお前6祖なのか?」
「そうかもしれないな」
俺がそういうとトンスの今までの余裕顔から一気に顔面蒼白になり、足が震え始めた。きっと6祖が関係しているのだろう。俺は6祖の事について全く知らないから今度ユミナに聞いてみよう。
まぁーその話は置いといて今はこいつを始末しないとな。こいつには本気で絶望を味あわせて殺そう。
俺はトンスに近ずくと、
「貴方様は6祖精霊様でしたか!今までの非礼をお許し下さいませ。そして私は精霊様の従うと誓います!なので一緒に世界を侵略しましょう。精霊様の力と私が力を合わせれば今の世の中を変えれて選ばれた人間が選ばれなかった人間を物として使える時代が来ます」
「意味が分からない」
「私は選ばれた人間なんだ!だから私には頂点に立つ権利も女を好き勝手犯す権利も雑魚みたいな人間を物として使う権利がある!だって賢者ですよ!この世の人間の中で最強の職業なんですよ!」
なるほど。こいつはマジで腐っている。これで心おきなく殺せるな。
(ゆっくり燃やせ)
「あつぃぃぃぃぃーーー!!助けてぇええーー!!」
「苦しみながら死ね」
「俺はこんな所で死んではいけないんだぁぁああ!!」
俺はそれを無視してユミナに
(こいつもうすぐ死ぬ。だから逃げて。イグニスは行くところがある)
(イグちゃんありがとね。大丈夫無理してない?)
(大丈夫)
(どこ行くの?まさか王城?)
(い、いやあちがうよ)
(やっぱり嘘が苦手だね。王様を殺すつもりでしょ?でもお願い。王様は殺さないで。なんでかわからいけど死んでほしくないの)
(わかった)
俺はそういうと冒険者ギルド出て王城に向っていると、進化の準備が完了した。きっとトンスを殺して経験値が沢山入ったんだろう。まぁー今は進化しないでおこう。なんか悪魔みたいな容姿になりそうだし。
王城に着くと何か結界のようなのがあったが俺は気にせず進み、最上階に行った。そこには1人で椅子に座っているおじさんを見つけたので、そこに行き、
「お前が国王か?」
「これは精霊様ではありませんか!はい。そうですよ」
明らかに国王はテンションが上がった。そういえば精霊は平和の象徴で神の使徒だった。確かにいきなり国王の前に現れて「お前が国王か?」とか聞くと神託しに来たみたいだな。
「話があってきた」
「どのような内容ですか?」
「今から言うことに正直に答えろ。ちゃんと答えないと殺す」
俺は脅しも含めて周りに炎の玉を出した。しかし流石国王、全く慌てていない
「はい。正直に答えましょう」
「そうか。ではまずトンスを知っているか?」
「はい。宮廷魔法師団の第3団の団長です」
「そいつの仕事は何だ?」
「スカウトです」
「スカウトを断られた場合は?」
「特に何も」
「本当か?」
「はい」
「そうかわかった。有難う」
なるほど嘘を言っているような感じもしないしあいつの単独での行動か。なら今回は国王はそんなに関係ないな。でも忠告はしといた方がいいな。
「忠告しとくよ。あいつは俺の主人を殺そうとしたから殺した。そしていずれはお前に謀反を起こしていただろう。そしてこれが一番の忠告だが、俺の主人に敵対するなら俺は皆殺しにする。たとえ国王でも、国でも、世界でも。俺にはその力がある」
「分りました」
「でも俺は精霊だし人間と仲良くしたい。実際そのような気がなかったら今頃王都が火の海になっていただろうし」
「そうですか。ではこれからはそのような事がないようにしなければいけませんな。良かったらですが主人の名前を窺っても?」
「そうだね。国王とは仲良くしたいから教えるよ。ユミナって言うんだ。っあ!そうだいい事思いついた!今は俺は正直国王に不信感が残っているんだよね。だからユミナは冒険者育成学校に通うから護衛してよ!しっかりしてくれたら国王も信用してあげる」
「ユミナさんの護衛をして精霊様の信頼を勝ち取るという事ですか」
「うん。そういう事」
「はい。分りました。ユミナ様の護衛を引き受けましょう」
「契約成立だね。じゃー帰る」
俺は素早く王城から出た。これで進化出来るしもっと自由に行動出来るようになった!
0
お気に入りに追加
69
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説
婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!
転生して貴族になったけど、与えられたのは瑕疵物件で有名な領地だった件
桜月雪兎
ファンタジー
神様のドジによって人生を終幕してしまった七瀬結希。
神様からお詫びとしていくつかのスキルを貰い、転生したのはなんと貴族の三男坊ユキルディス・フォン・アルフレッドだった。
しかし、家族とはあまり折り合いが良くなく、成人したらさっさと追い出された。
ユキルディスが唯一信頼している従者アルフォンス・グレイルのみを連れて、追い出された先は国内で有名な瑕疵物件であるユンゲート領だった。
ユキルディスはユキルディス・フォン・ユンゲートとして開拓から始まる物語だ。

家族に辺境追放された貴族少年、実は天職が《チート魔道具師》で内政無双をしていたら、有能な家臣領民が続々と移住してきて本家を超える国力に急成長
ハーーナ殿下
ファンタジー
貴族五男ライルは魔道具作りが好きな少年だったが、無理解な義理の家族に「攻撃魔法もろくに使えない無能者め!」と辺境に追放されてしまう。ライルは自分の力不足を嘆きつつ、魔物だらけの辺境の開拓に一人で着手する。
しかし家族の誰も知らなかった。実はライルが世界で一人だけの《チート魔道具師》の才能を持ち、規格外な魔道具で今まで領地を密かに繁栄させていたことを。彼の有能さを知る家臣領民は、ライルの領地に移住開始。人の良いライルは「やれやれ、仕方がないですね」と言いながらも内政無双で受け入れ、口コミで領民はどんどん増えて栄えていく。
これは魔道具作りが好きな少年が、亡国の王女やエルフ族長の娘、親を失った子どもたち、多くの困っている人を受け入れ助け、規格外の魔道具で大活躍。一方で追放した無能な本家は衰退していく物語である。

クラス召喚に巻き込まれてしまいました…… ~隣のクラスがクラス召喚されたけど俺は別のクラスなのでお呼びじゃないみたいです~
はなとすず
ファンタジー
俺は佐藤 響(さとう ひびき)だ。今年、高校一年になって高校生活を楽しんでいる。
俺が通う高校はクラスが4クラスある。俺はその中で2組だ。高校には仲のいい友達もいないしもしかしたらこのままボッチかもしれない……コミュニケーション能力ゼロだからな。
ある日の昼休み……高校で事は起こった。
俺はたまたま、隣のクラス…1組に行くと突然教室の床に白く光る模様が現れ、その場にいた1組の生徒とたまたま教室にいた俺は異世界に召喚されてしまった。
しかも、召喚した人のは1組だけで違うクラスの俺はお呼びじゃないらしい。だから俺は、一人で異世界を旅することにした。
……この物語は一人旅を楽しむ俺の物語……のはずなんだけどなぁ……色々、トラブルに巻き込まれながら俺は異世界生活を謳歌します!

八百長試合を引き受けていたが、もう必要ないと言われたので圧勝させてもらいます
海夏世もみじ
ファンタジー
月一に開催されるリーヴェ王国最強決定大会。そこに毎回登場するアッシュという少年は、金をもらう代わりに対戦相手にわざと負けるという、いわゆる「八百長試合」をしていた。
だが次の大会が目前となったある日、もうお前は必要ないと言われてしまう。八百長が必要ないなら本気を出してもいい。
彼は手加減をやめ、“本当の力”を解放する。

暇つぶし転生~お使いしながらぶらり旅~
暇人太一
ファンタジー
仲良し3人組の高校生とともに勇者召喚に巻き込まれた、30歳の病人。
ラノベの召喚もののテンプレのごとく、おっさんで病人はお呼びでない。
結局雑魚スキルを渡され、3人組のパシリとして扱われ、最後は儀式の生贄として3人組に殺されることに……。
そんなおっさんの前に厳ついおっさんが登場。果たして病人のおっさんはどうなる!?
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。

神に異世界へ転生させられたので……自由に生きていく
霜月 祈叶 (霜月藍)
ファンタジー
小説漫画アニメではお馴染みの神の失敗で死んだ。
だから異世界で自由に生きていこうと決めた鈴村茉莉。
どう足掻いても異世界のせいかテンプレ発生。ゴブリン、オーク……盗賊。
でも目立ちたくない。目指せフリーダムライフ!

異世界に行ったら才能に満ち溢れていました
みずうし
ファンタジー
銀行に勤めるそこそこ頭はイイところ以外に取り柄のない23歳青山 零 は突如、自称神からの死亡宣言を受けた。そして気がついたら異世界。
異世界ではまるで別人のような体になった零だが、その体には類い稀なる才能が隠されていて....
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
面白いです
が
続きを早く読みたいです
とても面白いです!これからも頑張って下さい!
感想ありがとうございます!!
単純に誉められるのがあんまりないのでとても嬉しいです!!
これからもがんばります!!