精霊に進化していろんなことをする物語

夢見る少年

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弟14話 新たな仲間

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冒険者ギルドでユミナの推薦が決まった頃ユミナ酒場から帰り、宿屋で考え事をしていた。

その考え事はイグニスのことだ。

イグちゃんクエストから帰るといっつもいなくなるのだ。

本当は冒険なんて嫌いなのかな?って思ってしまう。

でもイグちゃんは朝になると必ず私の所に戻ってきて、気持ちよさそうに私の布団の中にはいって寝ているのだ。

だからいっつも理由を聞けずにいるのだ。 

イグちゃんはあんまり感情を表に出さない子だけど、最近は本当に楽しんでいるかも分らないのんだよ~

そして、人混みが多いい所では必ず気配を消すところ。

イグちゃんは私にはなついてくれているけどもしかしたら人間が苦手なのかな?それともなついた人以外関わりたくない?それともただ人混みが苦手なだけ?

まぁーその事は後々分ってくるか。

それよりも最近働きすぎだよな~お金もイグちゃんのおかげで物凄く余裕あるし、とうででもしようかな?

あっ!なら隣町の泉にピクニックにでも行こう!

そこならイグちゃんもゆっくり出来るだろうし!よしっ!そうときまれば早速準備よ!










次の日俺はクエストを受けるのかと思ってたら、まさかのピクニックに行くと言われた。

俺はピクニックは大勢で行くもんだと思うが、2で行くのも楽しいかもしれない。

まぁー結局俺はどんなに嫌なことでもユミナの指示に従うんだけどね。

俺はユミナについていくと馬車に乗り、1時間近く経つと小さな街に着いた。そこから30分近く歩くととてもきれいな泉が見えてきた。

(ついたー!今日の目的地はここだよー!)

(精霊の気配がするから見てきていい?)

(あっ!ほんとだ!準備は私がしとくから行ってきていいよ。友達になってきんさい!)

(わかった)

俺は精霊の気配のするところに行くと、泉の真ん中の上にいた。

俺はその子のところに行くと

(もしかして精霊さん!初めてあった)

(はじめまして。僕の名前はイグニス君は名前ある?)

(よろしくイグニス!なまえないよ。なんでイグニスは名前あるの?)

(主が精霊術師で契約した時に付けてもらった)

(いいなぁー私のイグニスのある時に契約してもらおうかな?)

(契約は1人だけしか出来ないって)

(そっか。残念。じゃあイグニスに契約してもらう!)

(出来ないよ。でもイグニスでいいなら名前付けてあげる)

(やったーおねがい!)

(ならアクアってどう?)

(うんすごくいい!ありがと!!イグニスはこれからどうするの?)

(どうするって?)

(ここに滞在するのか、どっかいくのか)

(ここには滞在しないよ。でもどこに行くのかは主次第)

(ならアクアもついていく!)

(いいの?イグニス達についていくって事は戦う事ばっかだよ?)

(うん!頑張る!)

(なら主紹介するね。ついてきて)

(わかった!)

俺たちはユミナの方に行くとまさかのテントが建っていた。

まさかの泊に驚いたが、今はユミナを紹介する方が先だろう。

(ただいまユミナ。友達紹介する)

(お帰り!その精霊さんがお友達?)

(うん。アクア)

(アクアです。イグニスの主さんよろしくお願いします)

(よろしくって!なんで契約してないのにしゃべれるの!!初級精霊だよね?ってまさか従属化しちゃたの!)

(従属化って何?)

(簡単に言うと強い精霊が弱い精霊を守ってあげる代わりに命令を利かす事が出来るようになるんだよ。従属化は上級からしか出来なかったはずだけど…)

(そうなんだ。アクアはこれから一緒に旅もする)

(イグちゃんちゃんと説明した?命令だったら許さないよ?)

(アクアがいきたいって言いました!イグニスは悪くないです)

(そうなんだ。ならいいよこれからよろしくねアクアちゃん。私の事はユミナって呼んでね!)

(はい!!)

(よし、ピクニックの続きをしよう!)

(うん)

(はい)

こうして新たに初級水精霊のアクアが仲間に加わった。
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