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第13話 推薦
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クエストから帰ったユミナはやはり興奮して頭がおかしくなっていたので、俺はいつものように図書館で本をを探していたら面白い本を見つけた。
その名も、「冒険者育成学校」という本だ。
俺は気になって本を読んでみると、内容は将来性のある冒険者を育てる機関だった。
この国はロパニッシュ王国というのだが、これはロパニッシュ王国が行っている政策で、各町の冒険者ギルドから将来性が高い子をEランク以下の子を毎年1人推薦して、王都にある冒険者育成学校に通えるようになるそうだ。
冒険者育成学校は2年間通い、無事卒業できたら皆Cランク冒険者になれるそうだ。
そして全寮制でご飯や学費完全無料の超高待遇である。
そんな推薦の時期がもうすぐなのだ。この機会を逃したらランク制限がある為、もう冒険者育成学校に行ける事は無いだろう。
俺的にはめちゃ気になるので是非ともユミナには推薦されてほしいものだ。
でもその可能性は十分にあるだろう。
ずっと採取クエストしか受けてなかった子が、1週間で1度もクエストを失敗しなくて、ランクアップを果たしたのだ。
普通に考えてもユミナは将来性はとてもあるだろう。
俺はユミナが推薦されるのを期待しながら他の本を読んだ。
イグニスがちょうど冒険者育成学校の本を読んでいる頃、冒険者ギルドでは次の冒険者育成学校の誰にするかの会議を行っていた。
「これより、次の冒険者育成学校に推薦する子を決める会議を行う。いきなりだが、推薦したい子がいる者はいるか?」
「はい、ギルド長、私は今日Eランクに上がったユミナを推薦します?」
「それは何故だ?」
「彼女はまず職業が精霊術師で今は精霊と契約をしているので、将来性の塊です。そして今までは採取クエストしか行っていませんでしたが1週間前から討伐クエストを受け始めて今まで失敗無しで今日なんか昇格試験のボブゴブリンをソロで2体も倒しました。以上の事から私はEランク冒険者ユミナを推薦します」
「なるほど。俺の知らないうちに大型新人が入ってきたのだな」
「いえ、ユミナさんは1年位前からいますよ」
「そ、そうなのか。他に推薦する者はいないのか?」
「この町は初心者冒険者が多いいけど優秀な人はすぐにランクアップしてしまいますからね」
「そうだね。私も推薦する人いないから精霊術師なんだしユミナさんでいいと思います」
「皆Eランク冒険者のユミナでいいと言っているが異議はあるか?」
「「「「「異議なし」」」」」
「ではセート冒険者ギルドはEランク冒険者のユミナを推薦する事に決定した。これにて会議は終了とする」
その名も、「冒険者育成学校」という本だ。
俺は気になって本を読んでみると、内容は将来性のある冒険者を育てる機関だった。
この国はロパニッシュ王国というのだが、これはロパニッシュ王国が行っている政策で、各町の冒険者ギルドから将来性が高い子をEランク以下の子を毎年1人推薦して、王都にある冒険者育成学校に通えるようになるそうだ。
冒険者育成学校は2年間通い、無事卒業できたら皆Cランク冒険者になれるそうだ。
そして全寮制でご飯や学費完全無料の超高待遇である。
そんな推薦の時期がもうすぐなのだ。この機会を逃したらランク制限がある為、もう冒険者育成学校に行ける事は無いだろう。
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俺はユミナが推薦されるのを期待しながら他の本を読んだ。
イグニスがちょうど冒険者育成学校の本を読んでいる頃、冒険者ギルドでは次の冒険者育成学校の誰にするかの会議を行っていた。
「これより、次の冒険者育成学校に推薦する子を決める会議を行う。いきなりだが、推薦したい子がいる者はいるか?」
「はい、ギルド長、私は今日Eランクに上がったユミナを推薦します?」
「それは何故だ?」
「彼女はまず職業が精霊術師で今は精霊と契約をしているので、将来性の塊です。そして今までは採取クエストしか行っていませんでしたが1週間前から討伐クエストを受け始めて今まで失敗無しで今日なんか昇格試験のボブゴブリンをソロで2体も倒しました。以上の事から私はEランク冒険者ユミナを推薦します」
「なるほど。俺の知らないうちに大型新人が入ってきたのだな」
「いえ、ユミナさんは1年位前からいますよ」
「そ、そうなのか。他に推薦する者はいないのか?」
「この町は初心者冒険者が多いいけど優秀な人はすぐにランクアップしてしまいますからね」
「そうだね。私も推薦する人いないから精霊術師なんだしユミナさんでいいと思います」
「皆Eランク冒険者のユミナでいいと言っているが異議はあるか?」
「「「「「異議なし」」」」」
「ではセート冒険者ギルドはEランク冒険者のユミナを推薦する事に決定した。これにて会議は終了とする」
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