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出逢いは突然に、だけど必然に?
出逢いは突然に、だけど必然に?17
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その日の晩。島田社長からSNSでメッセージが入った。
「29日に釣り納めに行く事になったとばってん、瀬高はどぎゃんするね?」
は?!しまった!!そう言えば、年内最後の出勤日にそう聞いてた!!忘れてた!!
あわわわ。どうしよう!どうしよう!!
あっ、でも、古木さんは28日か29日って言ってたから、28日なら時間次第では無理して行けるかも……。
うん。そうだ!無理したら行ける。とりあえず、古木さんに日にちを確認してから、島田社長には返信しよう。
俺は古木さんにメッセージを送った。
そして、数分後。
「29日はどうですか?」
……お、終わった。かぶってしまった!!
ど、どうしよう!!
最初に話しを聞いていた、島田社長達と一緒に行くか、古木さんと一緒に行くか!?
どうしよう?!
あっ。そうだ。こんな時は、さとみちゃんに聞くのがいい。
さとみちゃんにメッセージを送る。
直ぐに返信がきた。
「はぁ?あんた、馬鹿??……情けない。ヒロくんがこんなに情けない人だとは思わなかった。雪乃さんに決まってるでしょ??会社の人達とは何時でも行けるじゃない?今、あなた達は大事な時期よ。会社の人達のは断って、雪乃さんと行きなさい。」
うっ。怒られてしまった。
とりあえず、さとみちゃんにお礼のメッセージを送って。島田社長には断りのメッセージを送ろう。そして、古木さんにはOKとメッセージを送らねば。
そうなると、行き先は同じ天草になるはず……。出来れば遭遇するのは避けたい。島田社長達が何を狙うか分からないけど、この時期だったら去年と同じアジング、エギングだったりするだろうか……。
念入りな計画が必要だな。
そして、釣り納め当日。
……風がありますな。
まあ、冬だから風が吹く事が多いよね……。
……はぁ。
ため息が自ずと出て来る。
この風の強さだと、釣りを出来る所も限られてくる。当初考えていたプランは変更せざるを得ないみたいだ。
「おはようございます。瀬高さん。」
この前と同じ会社の近くの公園で待ち合わせをした。
やはり、古木さんは可愛かった。一瞬、自分でも分かるくらいに鼻の下が伸びたように感じた。
いかん、いかん。
「おはようございます。古木さん。今日は風がありますね。」
「そうですね。大丈夫でしょうか?」
古木さんは不安そうにする。
「どうでしょうね。とりあえずは牛深まで行って、ご飯を食べて、状況を見てみましょう。風裏はあるはずですし。牛深が無理なら、他の風裏を探しましょう。」
とりあえず、牛深まで南下する。そして、今回は道の駅でご飯を食べて釣りをする事になっていた。
ただ、この風だと投げれるポイントは限られてくるだろう。早めの撤収も有り得る。
今はとりあえず、考えるのは止めてドライブを楽しむ感じで出発することにした。
「29日に釣り納めに行く事になったとばってん、瀬高はどぎゃんするね?」
は?!しまった!!そう言えば、年内最後の出勤日にそう聞いてた!!忘れてた!!
あわわわ。どうしよう!どうしよう!!
あっ、でも、古木さんは28日か29日って言ってたから、28日なら時間次第では無理して行けるかも……。
うん。そうだ!無理したら行ける。とりあえず、古木さんに日にちを確認してから、島田社長には返信しよう。
俺は古木さんにメッセージを送った。
そして、数分後。
「29日はどうですか?」
……お、終わった。かぶってしまった!!
ど、どうしよう!!
最初に話しを聞いていた、島田社長達と一緒に行くか、古木さんと一緒に行くか!?
どうしよう?!
あっ。そうだ。こんな時は、さとみちゃんに聞くのがいい。
さとみちゃんにメッセージを送る。
直ぐに返信がきた。
「はぁ?あんた、馬鹿??……情けない。ヒロくんがこんなに情けない人だとは思わなかった。雪乃さんに決まってるでしょ??会社の人達とは何時でも行けるじゃない?今、あなた達は大事な時期よ。会社の人達のは断って、雪乃さんと行きなさい。」
うっ。怒られてしまった。
とりあえず、さとみちゃんにお礼のメッセージを送って。島田社長には断りのメッセージを送ろう。そして、古木さんにはOKとメッセージを送らねば。
そうなると、行き先は同じ天草になるはず……。出来れば遭遇するのは避けたい。島田社長達が何を狙うか分からないけど、この時期だったら去年と同じアジング、エギングだったりするだろうか……。
念入りな計画が必要だな。
そして、釣り納め当日。
……風がありますな。
まあ、冬だから風が吹く事が多いよね……。
……はぁ。
ため息が自ずと出て来る。
この風の強さだと、釣りを出来る所も限られてくる。当初考えていたプランは変更せざるを得ないみたいだ。
「おはようございます。瀬高さん。」
この前と同じ会社の近くの公園で待ち合わせをした。
やはり、古木さんは可愛かった。一瞬、自分でも分かるくらいに鼻の下が伸びたように感じた。
いかん、いかん。
「おはようございます。古木さん。今日は風がありますね。」
「そうですね。大丈夫でしょうか?」
古木さんは不安そうにする。
「どうでしょうね。とりあえずは牛深まで行って、ご飯を食べて、状況を見てみましょう。風裏はあるはずですし。牛深が無理なら、他の風裏を探しましょう。」
とりあえず、牛深まで南下する。そして、今回は道の駅でご飯を食べて釣りをする事になっていた。
ただ、この風だと投げれるポイントは限られてくるだろう。早めの撤収も有り得る。
今はとりあえず、考えるのは止めてドライブを楽しむ感じで出発することにした。
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