23 / 47
ナナ、1歳誕生日
2
しおりを挟む
ナナをブラッシングしながら、そんな事を思っていると、母さんから声が掛かった。
「優弥。ちょっとナナのケーキを受け取りに行ってきて~。」
今日はナナの誕生会で、ナナ用のケーキを頼んであるのだ。最初はびっくりしたが、昨今のペットブームの影響で、今や犬専用だとかのケーキが売ってあるのだ。値段も人と変わりない。犬が食べても安心な食材を使い味も調整してある。父さんはまだ仕事。母さんはこの日の為のご馳走を作り、結衣は近くのケーキ屋で、僕達用のケーキを買いに歩いて行っている。少し遠いその店には、僕が車で取りに行く事になっていた。
僕が出掛けようと、車のキーを取った瞬間。ブラッシングを終え、ぐて~っと寝そべっていたナナが、ピョン!と起き上がった。
そして、僕の後に続いて外まで付いて来る。車のロックが開く音がすると、グルグルと回り、僕の足にまとわりついてくる。『わたしも一緒にいく~。』と言わんばかりに。ドアを開けた瞬間、ナナは乗り込む。そう、ナナは車に乗るのが好きなのだ。
ナナを連れて行けない時には、家まで抱えて戻すのだが、今日は受け取ったら直ぐ戻れるし、そのまま連れて行く事にした。
窓を全開に開け、風の中に身を預けるナナ。口を開け舌を出し、気持ち良さそうにする。惜しむのは、今日も晴れてはいない事。梅雨の真っ最中。七夕の日は何時も雨か曇り。車窓の先、遠くの空を見上げても、晴れる気配はない。夜からは雨の予報。天の川なんて見たこともない。七夕の願い事なんて叶った事もない。でも、七夕の日、僕はナナと出会えた。その事は、神様、織り姫、彦星にお礼を言っていいのかもしれない。
信号で停車中、ちょこんと座り直したナナの頭を撫でる。こんな愛おしい存在があっていいのだろうか?僕は幸せを感じていた。
お店に着き店員さんに言って、予約していたケーキを受け取る。
「こちらでございますね。」
店員さんは、にこやかに、出来上がったケーキを見せてくれた。前回、注文時にナナの写真を預けていたのもあり、お菓子で作り上げたナナの人形が真ん中に鎮座し、可愛いデコレーションに、ハッピーバースデーと英語で書かれていた。
か、可愛い。
人形なんて、ナナにそっくりだ。凄くテンションが上がる。出来るなら永久保存したいと本気で思った。来年もこのお店に注文しよう。と思った瞬間だった。
お金を払い、お礼を言って、お店を出る。
こんな曇り空も何もかも吹き飛ばして晴れに出来そうな、そんな気分で帰路に着いた。慎重に慎重に、ケーキが崩れないように、ゆっくり安全運転で帰った。
家に帰ると、父さんはまだ帰宅していなかったが、結衣は僕達のケーキを買って帰宅していた。
「お兄ちゃん、ナナのケーキはどうだった?」
結衣や母にケーキを見せる。
ケーキを見た二人は驚嘆した。
「きゃ~!凄くない?凄くない?」
可愛い。凄い。可愛い、凄い。似たような言葉を連呼する。そして、携帯電話で写真を撮り始める。パチャ!パチャ!と何枚も。僕も一緒に撮る。ナナも入れて撮りたいところだが、かじられたらいけないので、とりあえず、父さんが帰るのを待った。
父さんは、ナナが好きで遊びそうなオモチャを数点買って帰ってきた。誕生日プレゼントなのだろう。
これで、家族全員揃った。
『ナナ誕生日パーティー』の始まりだ。
何時もは、ドッグフードが主食のナナ。今日は大好物の3点。鶏ササミの茹でたやつ、豚肉のスライスを茹でたやつ。そして、ブロッコリー。
家族が揃う時は食事した後にナナのご飯タイムなのだが、今日は特別に一緒に食べる。ナナは一緒に食べれるのが嬉しそうだ。皆で「ナナ、誕生日おめでとう!」と言った後、皆でナナを撫でて、ナナを祝った。
ナナは祝ってもらっている。と言うのが分かるのだろうか?耳をピョコンとし目を一瞬見開いたかのような表現をした。これはきっと、『ありがと~。私、嬉しい。』と言っているに違いない。と思うようにした。
今日は『待て』もない。美味しそうに食べる。
僕達もそれに習って食べ始める。そして、ナナが家に来てから、この一年間の話になった。
「本当に優弥がナナを連れて来た時はビックリしたわ。」
母さんは、ナナと僕を見ながら言う。
そう、ナナを連れて来た、その日まで、母さんが『犬嫌い』だとは知らなかったのだ。今では完全にそれを克服し、愛犬家と言ってもいいくらいに成長していた。
「僕だってビックリしたよ。『犬嫌い』だって言っていたのに、次の日には、180°変わって、犬に関する本を大量に買って来るしさ。まあ、僕には嬉しかったけどね。」
鶏の唐揚げをムシャムシャ食べながら言う。
すると、結衣もその話に乗っかってきた。
「お母さんも、お兄ちゃんも似てるからね~。『たまに周りが見えなくなります症候群』でしょ?よく人の話も聞いてないもんね~。」
お前もだよ!っと言葉が喉の奥から飛び出しそうだったが、飲み込んだ。そんな様子を知らない結衣は続ける。
「でも、ナナが家に来てよかったよね~。段々、家族全員で集まって話す事無くなってきてたし、私も大学受験だから、お兄ちゃんに話を聞きたかったしさ、ナナのおかげで話掛けやすくなったよ。」
そう。結衣は僕と同じ大学を受験するのだ。家から通えるというのも良かったのだろうが、リビングでナナと遊んで居る時に、よく大学の話をしていた。最初は信じられない気持ちだったけど、本気だったので、リビングで勉強を見てやる事も多くなった。
「お兄ちゃんは、まだ新しい彼女作らないの?なんなら、わたしの友達を紹介しようか?」
「いや。いいかな。まだ、そんな気分にもなれないし。」
そう。まだ、そんな気分ではない。引きずってるとかではなく。本当に気分的な問題だろう。今はナナも居るし、生活は満たされている。
「そう言う、結衣はどうなんだよ?航大君とは上手くいっているのか?」
「えっ…。」
一瞬で顔が赤くなる。単純で分かりやすい奴だ。
「航大君、少し離れた大学を受けるんだろ?彼、イケメンだからね。直ぐに帰って来れる距離だからと言っても、兄は、お前の事が心配だぞ。」
また、鶏唐揚げを食べながら、説得力のない言葉を放つ。
「そうなのよ~~ぉ。」
おいおいと今にも泣き出しそうに結衣は話始めた。しまった。どうやら、地雷を踏んでしまったようだ。
結衣は、ずっと不安らしく、高校三年になって付き合い始めたのはいいが、直ぐに中距離恋愛になる。しかも、彼はイケメン。誰にでも優しく、直ぐに、ふられるのではないかと不安で仕方ないらしい。定期的に帰ってきてくれているって言ってくれるけど、疑心暗鬼にもなるらしい。結衣は、食事の箸を止めて不安をぶちまけている。
僕は結衣のそんな姿を見て、不意に元彼女の事を思いだした。元彼女もこんな気持ちだったんだろうか?仮に新しい彼氏が出来ていたとしても、最初の頃は電話で泣いていた日もあった。寂しいとか不安だとか。僕はそんな元彼女に、「お互いに信じあっているのなら、乗り越えられるよ」とか安い言葉しか言えなかった。もっと無理してでも、会いに行っていれば良かったのか?もっと違う言葉で慰めてあげればよかったのか?そんな事が頭をよぎった。そして、また最後に言われた言葉が頭に蘇った。『優しさ』ってなんだろう?一年以上経ったが結局のところは分からない。
母さんが結衣を慰めているのを見ながら、ふと父さんの方を見た。
ナナ誕生日パーティーを始めてから、父さんは一言も喋っていない。酒をちょびちょび飲むのは見えているが、妙に静かだ。それに様子がおかしい。何かコソコソとしている。
よく見ると、横にナナが座っている。
父さんは唐揚げを取り、箸でほぐして、ナナにこっそり与えていた。
「と、父さん?!そんな、味の濃いものあげちゃダメだよ!!」
僕の注意に父さんは酒を飲んで酔っ払ってうるのか、ヘラヘラと答えた。
「なになに。大丈夫だぞ~。時々だし。誕生日だしな~。」
そりゃ、たまには良いだろうけど……そういうのがクセになるんだよ。
この後、父さんと少しもめたのは言うまでもなく、ナナ誕生日会は何とも言えない感じで終わってしまった。
「優弥。ちょっとナナのケーキを受け取りに行ってきて~。」
今日はナナの誕生会で、ナナ用のケーキを頼んであるのだ。最初はびっくりしたが、昨今のペットブームの影響で、今や犬専用だとかのケーキが売ってあるのだ。値段も人と変わりない。犬が食べても安心な食材を使い味も調整してある。父さんはまだ仕事。母さんはこの日の為のご馳走を作り、結衣は近くのケーキ屋で、僕達用のケーキを買いに歩いて行っている。少し遠いその店には、僕が車で取りに行く事になっていた。
僕が出掛けようと、車のキーを取った瞬間。ブラッシングを終え、ぐて~っと寝そべっていたナナが、ピョン!と起き上がった。
そして、僕の後に続いて外まで付いて来る。車のロックが開く音がすると、グルグルと回り、僕の足にまとわりついてくる。『わたしも一緒にいく~。』と言わんばかりに。ドアを開けた瞬間、ナナは乗り込む。そう、ナナは車に乗るのが好きなのだ。
ナナを連れて行けない時には、家まで抱えて戻すのだが、今日は受け取ったら直ぐ戻れるし、そのまま連れて行く事にした。
窓を全開に開け、風の中に身を預けるナナ。口を開け舌を出し、気持ち良さそうにする。惜しむのは、今日も晴れてはいない事。梅雨の真っ最中。七夕の日は何時も雨か曇り。車窓の先、遠くの空を見上げても、晴れる気配はない。夜からは雨の予報。天の川なんて見たこともない。七夕の願い事なんて叶った事もない。でも、七夕の日、僕はナナと出会えた。その事は、神様、織り姫、彦星にお礼を言っていいのかもしれない。
信号で停車中、ちょこんと座り直したナナの頭を撫でる。こんな愛おしい存在があっていいのだろうか?僕は幸せを感じていた。
お店に着き店員さんに言って、予約していたケーキを受け取る。
「こちらでございますね。」
店員さんは、にこやかに、出来上がったケーキを見せてくれた。前回、注文時にナナの写真を預けていたのもあり、お菓子で作り上げたナナの人形が真ん中に鎮座し、可愛いデコレーションに、ハッピーバースデーと英語で書かれていた。
か、可愛い。
人形なんて、ナナにそっくりだ。凄くテンションが上がる。出来るなら永久保存したいと本気で思った。来年もこのお店に注文しよう。と思った瞬間だった。
お金を払い、お礼を言って、お店を出る。
こんな曇り空も何もかも吹き飛ばして晴れに出来そうな、そんな気分で帰路に着いた。慎重に慎重に、ケーキが崩れないように、ゆっくり安全運転で帰った。
家に帰ると、父さんはまだ帰宅していなかったが、結衣は僕達のケーキを買って帰宅していた。
「お兄ちゃん、ナナのケーキはどうだった?」
結衣や母にケーキを見せる。
ケーキを見た二人は驚嘆した。
「きゃ~!凄くない?凄くない?」
可愛い。凄い。可愛い、凄い。似たような言葉を連呼する。そして、携帯電話で写真を撮り始める。パチャ!パチャ!と何枚も。僕も一緒に撮る。ナナも入れて撮りたいところだが、かじられたらいけないので、とりあえず、父さんが帰るのを待った。
父さんは、ナナが好きで遊びそうなオモチャを数点買って帰ってきた。誕生日プレゼントなのだろう。
これで、家族全員揃った。
『ナナ誕生日パーティー』の始まりだ。
何時もは、ドッグフードが主食のナナ。今日は大好物の3点。鶏ササミの茹でたやつ、豚肉のスライスを茹でたやつ。そして、ブロッコリー。
家族が揃う時は食事した後にナナのご飯タイムなのだが、今日は特別に一緒に食べる。ナナは一緒に食べれるのが嬉しそうだ。皆で「ナナ、誕生日おめでとう!」と言った後、皆でナナを撫でて、ナナを祝った。
ナナは祝ってもらっている。と言うのが分かるのだろうか?耳をピョコンとし目を一瞬見開いたかのような表現をした。これはきっと、『ありがと~。私、嬉しい。』と言っているに違いない。と思うようにした。
今日は『待て』もない。美味しそうに食べる。
僕達もそれに習って食べ始める。そして、ナナが家に来てから、この一年間の話になった。
「本当に優弥がナナを連れて来た時はビックリしたわ。」
母さんは、ナナと僕を見ながら言う。
そう、ナナを連れて来た、その日まで、母さんが『犬嫌い』だとは知らなかったのだ。今では完全にそれを克服し、愛犬家と言ってもいいくらいに成長していた。
「僕だってビックリしたよ。『犬嫌い』だって言っていたのに、次の日には、180°変わって、犬に関する本を大量に買って来るしさ。まあ、僕には嬉しかったけどね。」
鶏の唐揚げをムシャムシャ食べながら言う。
すると、結衣もその話に乗っかってきた。
「お母さんも、お兄ちゃんも似てるからね~。『たまに周りが見えなくなります症候群』でしょ?よく人の話も聞いてないもんね~。」
お前もだよ!っと言葉が喉の奥から飛び出しそうだったが、飲み込んだ。そんな様子を知らない結衣は続ける。
「でも、ナナが家に来てよかったよね~。段々、家族全員で集まって話す事無くなってきてたし、私も大学受験だから、お兄ちゃんに話を聞きたかったしさ、ナナのおかげで話掛けやすくなったよ。」
そう。結衣は僕と同じ大学を受験するのだ。家から通えるというのも良かったのだろうが、リビングでナナと遊んで居る時に、よく大学の話をしていた。最初は信じられない気持ちだったけど、本気だったので、リビングで勉強を見てやる事も多くなった。
「お兄ちゃんは、まだ新しい彼女作らないの?なんなら、わたしの友達を紹介しようか?」
「いや。いいかな。まだ、そんな気分にもなれないし。」
そう。まだ、そんな気分ではない。引きずってるとかではなく。本当に気分的な問題だろう。今はナナも居るし、生活は満たされている。
「そう言う、結衣はどうなんだよ?航大君とは上手くいっているのか?」
「えっ…。」
一瞬で顔が赤くなる。単純で分かりやすい奴だ。
「航大君、少し離れた大学を受けるんだろ?彼、イケメンだからね。直ぐに帰って来れる距離だからと言っても、兄は、お前の事が心配だぞ。」
また、鶏唐揚げを食べながら、説得力のない言葉を放つ。
「そうなのよ~~ぉ。」
おいおいと今にも泣き出しそうに結衣は話始めた。しまった。どうやら、地雷を踏んでしまったようだ。
結衣は、ずっと不安らしく、高校三年になって付き合い始めたのはいいが、直ぐに中距離恋愛になる。しかも、彼はイケメン。誰にでも優しく、直ぐに、ふられるのではないかと不安で仕方ないらしい。定期的に帰ってきてくれているって言ってくれるけど、疑心暗鬼にもなるらしい。結衣は、食事の箸を止めて不安をぶちまけている。
僕は結衣のそんな姿を見て、不意に元彼女の事を思いだした。元彼女もこんな気持ちだったんだろうか?仮に新しい彼氏が出来ていたとしても、最初の頃は電話で泣いていた日もあった。寂しいとか不安だとか。僕はそんな元彼女に、「お互いに信じあっているのなら、乗り越えられるよ」とか安い言葉しか言えなかった。もっと無理してでも、会いに行っていれば良かったのか?もっと違う言葉で慰めてあげればよかったのか?そんな事が頭をよぎった。そして、また最後に言われた言葉が頭に蘇った。『優しさ』ってなんだろう?一年以上経ったが結局のところは分からない。
母さんが結衣を慰めているのを見ながら、ふと父さんの方を見た。
ナナ誕生日パーティーを始めてから、父さんは一言も喋っていない。酒をちょびちょび飲むのは見えているが、妙に静かだ。それに様子がおかしい。何かコソコソとしている。
よく見ると、横にナナが座っている。
父さんは唐揚げを取り、箸でほぐして、ナナにこっそり与えていた。
「と、父さん?!そんな、味の濃いものあげちゃダメだよ!!」
僕の注意に父さんは酒を飲んで酔っ払ってうるのか、ヘラヘラと答えた。
「なになに。大丈夫だぞ~。時々だし。誕生日だしな~。」
そりゃ、たまには良いだろうけど……そういうのがクセになるんだよ。
この後、父さんと少しもめたのは言うまでもなく、ナナ誕生日会は何とも言えない感じで終わってしまった。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる