【R18/TL】ハイスペックな元彼は私を捉えて離さない

春野カノン

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俺の全てだから side理玖(3)

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どんな内容だって全部話して欲しいし、それを受け止められるだけ俺は大人になったはず。
だけど陽葵ちゃんの言葉は全部俺への思いやりからなるもので、それを簡単に否定はできなかった。


後ろから抱きしめていた腕を緩めてこちらに身体を向かせると、申し訳なさそうに眉を八の字にさせる陽葵ちゃんと目が合う。
俺が何を言いたいのかきっと陽葵ちゃんはもう分かっているはずだ。


「元彼に怖いことされなかった?」

「うん。大丈夫」

「本当は俺が1番に助けに行きたかった」

「うん⋯ごめんね。私の中でもう過去の人だったから理玖くんと一緒にいることに慣れてどうでもいいって思えてたんだと思う」

「それは嬉しいけど、俺の知らないところで陽葵ちゃんが悲しんだり怖い思いさせたくないかな。全部知ってたい」


きっと俺はすごく重たい彼氏だと思う。
彼女である陽葵ちゃんの全てを知っていたいと思うし、1番最初に頼る人物も俺であって欲しい。


「陽葵ちゃんが抱える嫉妬も不安もわがままも全部俺に教えて。その全部を俺には見せて欲しいし、受け止めたい」

「うん」

「そうやって今度は陽葵ちゃんと一緒にずっといたいんだ」

「私も一緒にいたいよ」


陽葵ちゃんの身体を抱き寄せると規則正しい心臓の音が響いてきた。
その音を聞いているだけで心は癒され、ずっとこのままでいたいと思う。


見つめ合う視線は絡み合い、お互い手に取るように考えていることが分かった。
どちらからともなく顔を近づけ、そっと唇を重ね合わせる。


そのまま身体を引き寄せ、陽葵ちゃんの身体をベッドに組み敷く。
俺の下で少しの期待と恥ずかしさを合わせたような表情で見つめられ、心に蜂蜜のような甘い感情が広がっていった。


「俺は陽葵ちゃんが好きだよ」

「私も理玖くんが好き」

「陽葵ちゃんの全部が知りたい。俺に教えて?」


ブラウスのボタンをゆっくりと外していくと中からは可愛い下着が姿を現す。
ふくよかな膨らみは下着によってしっかり谷間が作られており、陽葵ちゃんの呼吸に合わせて上下に動く姿が卑猥だ。


細くて白い腕からブラウスを抜き取り、流れるように黒いレースがあしらわれた大人っぽい下着のホックを外す。
ぷるんという効果音が聞こえるんじゃないかと思うくらい、重力に負けたその膨らみは揺れて俺を誘ってきた。


「陽葵ちゃんは膨らみをやわやわと揉まれるのが好きだよね。その合間に乳首を摘んであげると可愛い声を聞かせてくれるんだ」

「ぁっ、ん⋯」


まるで実況するように陽葵ちゃんの膨らみを揉みしだき、乳首を弄ぶと気持ちいいのか甘ったるい声が漏れる。
それを聞きながら更に快楽を与えていった。


首筋にそっと唇を這わせるとぞくぞくと陽葵ちゃんの身体が毛羽立つ。
時折チュッというリップ音を立てながらキスの雨を降らせ、さらには服で隠れるか隠れないか絶妙な部分に俺だけのものだという証を残していく。


「ちょ、理玖くん⋯今痕つけたでしょ?」

「これは陽葵ちゃんが俺のだって証だから。つけたくもなる」


少しだけ困ったように眉を下げるが、本気で拒否してこないのをいい事に俺は更にいくつかのキスマークをつけた。
白い肌に咲く赤い花はそれだけでエロくて興奮させられる。


そのまま舌を這わせながら膨らみの頂きでぷっくり主張する乳首をちろちろと舐めてあげると腰がビクンと跳ねた。
どんどん硬さを帯びていくその先端は俺の唾液でぬるぬるになっており、舌先で刺激を与える度に陽葵ちゃんの喘ぎ声が俺の下半身を刺激する。


熱が下半身にどんどん集まっていくのが分かり、すぐにでもとろとろに蕩ける彼女のナカを俺でいっぱいにしたい。
そんな欲望を辛うじて繋がっている理性の鎖で縛り付け、陽葵ちゃんの滑らかな肌に吸い付いた。


「っんぁ、ぁっ」

「乳首舐められてそんな蕩けた顔する陽葵ちゃんもすごく可愛い」

「んんっ!ぁっ、っ」

「もっとエッチな顔見せてよ陽葵ちゃん」


喘ぎ声ごと陽葵ちゃんを攫うように少しだけ開いた口の隙間から舌を滑り込ませ、逃げ惑う舌を口内で犯していく。
絡み合う舌は唾液が混ざり合いくちゃくちゃと卑猥な水音が耳に響いた。


キスの相性もとてもよく、もっと舌を絡めたくなる。
舌を吸って歯列をなぞるように口内を乱すと、口の端からだらしなく唾液を垂らし蕩けたような恍惚とした表情で俺を見る陽葵ちゃんがとてつもなく色っぽい。


片手で膨らみの形をふにゃふにゃと変え、そのまま肌を滑るように腰の湾曲を撫でると慣れた手つきでスカートに手をかける。
ファスナーを下ろしスカートを足から抜き去ると黒い紐できつく結ばれたパンツが目に入った。


腰のお肉が黒い紐の上に少しだけ乗っているのが更に欲情を掻き立てる。
陽葵ちゃんの太ももの間に足を差し込んで閉じられなくした後に、そっと割れ目をなぞるように指を這わせるとそこは既にジュワッと愛液が滲んでいた。


「んんっ」


俺が触れる度に甘い声を漏らし、反応してくれる姿がたまらなく可愛くて、それに比例するように秘部から溢れ出る蜜が思考を鈍らせていく。
下着越しに触れるだけじゃ物足りなくなったのは俺の方で、下着を横にずらし既に溢れんばかりに濡れる割れ目を撫でた。


中指で割れ目を撫でて時折ぷっくりと主張する蕾にそっと触れるように優しく愛撫する。
俺の指に合わせて陽葵ちゃんの腰はビクビクと震え、物欲しそうな視線が注がれた。


「そんな目で見て、どうしたの?」

「なんで⋯そんな、いじわるなの」

「ん~いじわる?いじわるなんて俺してないよ。ちゃんと慣らさないとだめでしょ?」


キスや胸への快楽により既に陽葵ちゃんの感度は高まっているようで、俺に向けられるその視線は欲情しているのが伝わる。
すぐにでもそれに応えたい気持ちはあるが、ずふずぶに甘やかして蕩けてしまうほど気持ちよさそうにしている姿の陽葵ちゃんを見たい。
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