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ご褒美 4
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それと同時に比べ物にならない強い快感が私を襲い、伊織くんの腕に爪を食い込ませたまま私は果てた。
達した直後、私の膣壁が何度も収縮し絶頂の余韻を感じていると、伊織くんは汗で湿った私のおでこを愛おしそうに撫でる。
「すごいぬるぬるだ。絶対気持ちいいだろうな心春のナカ」
「あっ?!っぁん、まっ、て⋯だめ、まだ⋯⋯っ」
達したばかりの敏感な蕾を再び撫でられ、愛液に濡れた指はぬぷぷっとゆっくり私の中へ沈みこんでくる。
中の感触を味わうように伊織くんの指は膣壁を撫で、的確に私の弱い部分をピンポイントで擦った。
イカされたばかりの私にとってはその刺激はあまりにも強くてまた簡単に達してしまいそうになる。
それが伊織くんも分かっているのか深く口付けを交わしながら私の中をぐちゃぐちゃと掻き混ぜた。
「んんっ、んっぁ!」
止まらない喘ぎ声は伊織くんの口付けに全部さらわれ、篭ったような声だけが小さく漏れた。
またすぐにイッてしまいそうでぎゅっと固く目を閉じ、伊織くんから与えられる指先の快感に集中する。
ぐちゃぐちゃと卑猥な水音を立てながら出し入れされる蜜壷からは愛液が溢れ、掻き混ぜられたことによって白濁と色を変えていた。
(ああ⋯⋯またイカされる⋯)
「ぁっ、んんっっぁぁっぁっっ⋯!」
「可愛い心春。ほんとに可愛い。どんなに乱れてもどんな姿でも可愛いよ」
今自分がどんな表情をしているのか、知りたくなかった。
きっと頬は火照って赤く染まり、愛液や汗などでぐちゃくちゃになっているだろう。
そんな姿を見てもなお、可愛いと言ってくれるのは伊織くんくらいだ。
潤んだ瞳で伊織くんを見つめると甘く微笑んだ彼の眼差しが私に降り注ぐ。
何も言わない伊織くんだけど瞳の奥がギラついていて、もう限界だと訴えられているようにも感じた。
私自身ももう限界で、早く伊織くんのが欲しくて堪らない。
(まんまと伊織くんの作戦にやられたな⋯⋯)
「伊織くん⋯⋯」
「ん?」
「あのね⋯伊織くん、続きしよ?」
「続き?ちゃんと言わなきゃだめ」
「⋯⋯恥ずかしくて言えない」
「ご褒美、くれるんじゃなかったのか?」
私に覆いかぶさったまま伊織くんはわざとらしく眉を八の字にさせ悲しそうな顔をする。
こういう顔に私が弱いって伊織くんは分かっているんだ。
確かにいつも整った顔立ちの伊織くんが私の前だけこんなふうにふにゃっと笑ったり甘えてくる姿はさすがに可愛いと思う。
とっくに私の心は伊織くんに囚われているため、こういうお願いを断れない。
(あぁずるいなぁ惚れた弱みってやつかな⋯)
「伊織くんの⋯が、欲しい⋯」
「俺の、なに?」
「伊織くんの⋯⋯おっきくなった、それ⋯入れて欲しい⋯です」
「やばい⋯⋯すげー可愛い」
「んんっっーーぁっぅぁーーゃぁっ」
伊織くんが珍しく砕けた口調で言葉を発したかと思えば間髪入れずに舌を滑り込ませちゅくちゅくと激しく舌を絡める。
唾液が混ざり合いお互いの呼吸が溶け合うこのキスがすごく気持ちよくてこのままずっと口付けを交わしていたい。
「ご褒美、もっともらっていいよな心春」
「ん⋯」
いつの間にかパンパンに張った太くて熱いソレに避妊具をつけて私の足を開き割れ目に這わせる。
くちゅくちゅと卑猥な水音を立て宛てがわれる肉棒をなかなか私の中に入れようとしてくれない。
(絶対焦らしてる⋯⋯)
存分に伊織くんに焦らされ甘やかな快感を与えられ続けた私はもうとっくに限界を迎えていて、伊織くんから与えられるもっと強い刺激を求めていた。
今すぐにでもその肉棒を私の中に沈みこませ、奥をずんずん突いてほしい。
「伊織くん⋯っ、早く⋯入れて⋯⋯っ」
「っ⋯!何よりのご褒美だな、それ⋯っ」
ぬぷぷと太くて熱い肉棒が私の膣壁を擦りながらゆっくりと奥まで入り込んでくる。
奥まで届いたそれは中でビクンと脈打ち避妊具越しでも伝わるほど熱を帯びているのが分かった。
達した直後、私の膣壁が何度も収縮し絶頂の余韻を感じていると、伊織くんは汗で湿った私のおでこを愛おしそうに撫でる。
「すごいぬるぬるだ。絶対気持ちいいだろうな心春のナカ」
「あっ?!っぁん、まっ、て⋯だめ、まだ⋯⋯っ」
達したばかりの敏感な蕾を再び撫でられ、愛液に濡れた指はぬぷぷっとゆっくり私の中へ沈みこんでくる。
中の感触を味わうように伊織くんの指は膣壁を撫で、的確に私の弱い部分をピンポイントで擦った。
イカされたばかりの私にとってはその刺激はあまりにも強くてまた簡単に達してしまいそうになる。
それが伊織くんも分かっているのか深く口付けを交わしながら私の中をぐちゃぐちゃと掻き混ぜた。
「んんっ、んっぁ!」
止まらない喘ぎ声は伊織くんの口付けに全部さらわれ、篭ったような声だけが小さく漏れた。
またすぐにイッてしまいそうでぎゅっと固く目を閉じ、伊織くんから与えられる指先の快感に集中する。
ぐちゃぐちゃと卑猥な水音を立てながら出し入れされる蜜壷からは愛液が溢れ、掻き混ぜられたことによって白濁と色を変えていた。
(ああ⋯⋯またイカされる⋯)
「ぁっ、んんっっぁぁっぁっっ⋯!」
「可愛い心春。ほんとに可愛い。どんなに乱れてもどんな姿でも可愛いよ」
今自分がどんな表情をしているのか、知りたくなかった。
きっと頬は火照って赤く染まり、愛液や汗などでぐちゃくちゃになっているだろう。
そんな姿を見てもなお、可愛いと言ってくれるのは伊織くんくらいだ。
潤んだ瞳で伊織くんを見つめると甘く微笑んだ彼の眼差しが私に降り注ぐ。
何も言わない伊織くんだけど瞳の奥がギラついていて、もう限界だと訴えられているようにも感じた。
私自身ももう限界で、早く伊織くんのが欲しくて堪らない。
(まんまと伊織くんの作戦にやられたな⋯⋯)
「伊織くん⋯⋯」
「ん?」
「あのね⋯伊織くん、続きしよ?」
「続き?ちゃんと言わなきゃだめ」
「⋯⋯恥ずかしくて言えない」
「ご褒美、くれるんじゃなかったのか?」
私に覆いかぶさったまま伊織くんはわざとらしく眉を八の字にさせ悲しそうな顔をする。
こういう顔に私が弱いって伊織くんは分かっているんだ。
確かにいつも整った顔立ちの伊織くんが私の前だけこんなふうにふにゃっと笑ったり甘えてくる姿はさすがに可愛いと思う。
とっくに私の心は伊織くんに囚われているため、こういうお願いを断れない。
(あぁずるいなぁ惚れた弱みってやつかな⋯)
「伊織くんの⋯が、欲しい⋯」
「俺の、なに?」
「伊織くんの⋯⋯おっきくなった、それ⋯入れて欲しい⋯です」
「やばい⋯⋯すげー可愛い」
「んんっっーーぁっぅぁーーゃぁっ」
伊織くんが珍しく砕けた口調で言葉を発したかと思えば間髪入れずに舌を滑り込ませちゅくちゅくと激しく舌を絡める。
唾液が混ざり合いお互いの呼吸が溶け合うこのキスがすごく気持ちよくてこのままずっと口付けを交わしていたい。
「ご褒美、もっともらっていいよな心春」
「ん⋯」
いつの間にかパンパンに張った太くて熱いソレに避妊具をつけて私の足を開き割れ目に這わせる。
くちゅくちゅと卑猥な水音を立て宛てがわれる肉棒をなかなか私の中に入れようとしてくれない。
(絶対焦らしてる⋯⋯)
存分に伊織くんに焦らされ甘やかな快感を与えられ続けた私はもうとっくに限界を迎えていて、伊織くんから与えられるもっと強い刺激を求めていた。
今すぐにでもその肉棒を私の中に沈みこませ、奥をずんずん突いてほしい。
「伊織くん⋯っ、早く⋯入れて⋯⋯っ」
「っ⋯!何よりのご褒美だな、それ⋯っ」
ぬぷぷと太くて熱い肉棒が私の膣壁を擦りながらゆっくりと奥まで入り込んでくる。
奥まで届いたそれは中でビクンと脈打ち避妊具越しでも伝わるほど熱を帯びているのが分かった。
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