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溢れ出した想いは止まらない 5
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「んっぁぁ!っぁんん、い、おり、くんっ」
「こは、るっ⋯⋯」
達したばかりの敏感になった私にとってはその刺激はあまりにも強く、私は再び軽く絶頂を迎えてしまう。
それが伊織くんにも伝わっているにも関わらず腰を打ち付ける動きを止めることはなく、むしろ更にイカせようとしているのか律動を刻むペースを早めた。
出し入れさせる度にざらざらとした膣壁が擦られ伊織くんの形がどんどん刷り込まれていく。
ぐちゃぐちゃと卑猥な音が漏れ、私の蜜壷からは溢れんばかりの愛液が零れた。
「ぁっんんっぁーーーゃっぁっーーーん、き、もちいっ」
「うん⋯俺も。すげー気持ちいい。中が絡みついて俺を離さないって、言ってるみたい」
私の腰をぎゅっと掴みお肉に指を食い込ませる力が強まると、伊織くんが私の中で気持ちよくなってくれているのが伝わってきた。
腰を打ち付けるたび気持ちよさそうに眉を顰めるその姿にキュンと胸が高鳴り無意識のうちに膣をぎゅっと締め付けてしまう。
「ずっと好きだった心春をこんなふうに抱けて夢みたいだ」
「ぁっっーーんんんんっっーーや、、イクっっっ」
余裕そうな顔で何度も子宮口にキスするように自分の反り返るソレを打ち付けられ、私は再び絶頂を迎えた。
達したばかりの私の中は痙攣しており、伊織くんの肉棒を搾り取るように締め付けている。
肩で大きく息をする私を見下ろす伊織くんの目は相変わらずギラついていて、何度もイかされる私とは対照的にまだまだこれからだと言わんばかりに肉棒は張り詰めていた。
「伊織、くん⋯ちょっと、休憩しない?」
「しない。まだ全然心春を感じてない」
「でも⋯⋯っ」
身体を横に向けられ片足を抱え込まれたまま伊織くんは私の蜜壷にどちゅんと肉茎を滑り込ませる。
ぐちゃくちゃに濡れすぎていて一切の摩擦なく受け入れる私の秘部は、既に伊織くんの形を覚えきっていた。
筋肉質な腕に抱え込まれたまま足は固定されており、より深くまで伊織くんのソレが届く。
肉棒で突き上げるたびに私のふたつの膨らみが大きくぶるんぶるんと揺れ、それを見た伊織くんがえろ⋯と小さく呟いた。
「ぁっぁ、やだっーーーまた、イっちゃ、うーーーんっっーー」
「何度でもイかせてやるから。誰にこんなふうにぐちゃぐちゃにされてるか、ちゃんとここに忘れられないように刻んでやる」
私の下腹部を大きな手で撫でられ、私の中のソレがビクンと大きく脈打つ。
こんなセックス、したことない。
間違いなく、彼とのセックスは私にとって一生忘れられないように刻まれるだろう───。
***
あれからどのくらい時間が経っただろうか。
時計を確認していないため時間の感覚が鈍っていた。
腕枕をしてくれる伊織くんの瞳には今まで以上に甘い感情が乗っていて、見つめられるだけで私のことが好きだと叫ばれているようだ。
伊織くんとの初めてのセックスだというのに私は容赦なく彼にイかされ続け、途中から半分意識が飛んでいた気がする。
体液や汗でぐちゃくちゃになった私を伊織くんは可愛いと言ってくれて、それを見てまた彼のソレが大きくなっていた。
底知れぬ体力と性欲に呆気に取られることしかできない。
「ごめん心春。やりすぎた」
「⋯激しすぎるえっち、だったね⋯⋯」
今思い出すだけでも恥ずかしいくらい伊織くんとのセックスは気持ちよくて、自分がどう見られているかなんて気にならないくらい欲に従順になってしまっていた。
こんなセックスを知ってしまったら戻れない、そう思えるほどだ。
先程までの雄々しく激しい情事とは裏腹に、今私の髪を優しく撫でる伊織くんの手はとても穏やかだ。
あの無口で無愛想な伊織くんがセックスではあんなに情熱的になるなんて、ますます私を夢中にさせてくれる。
「こは、るっ⋯⋯」
達したばかりの敏感になった私にとってはその刺激はあまりにも強く、私は再び軽く絶頂を迎えてしまう。
それが伊織くんにも伝わっているにも関わらず腰を打ち付ける動きを止めることはなく、むしろ更にイカせようとしているのか律動を刻むペースを早めた。
出し入れさせる度にざらざらとした膣壁が擦られ伊織くんの形がどんどん刷り込まれていく。
ぐちゃぐちゃと卑猥な音が漏れ、私の蜜壷からは溢れんばかりの愛液が零れた。
「ぁっんんっぁーーーゃっぁっーーーん、き、もちいっ」
「うん⋯俺も。すげー気持ちいい。中が絡みついて俺を離さないって、言ってるみたい」
私の腰をぎゅっと掴みお肉に指を食い込ませる力が強まると、伊織くんが私の中で気持ちよくなってくれているのが伝わってきた。
腰を打ち付けるたび気持ちよさそうに眉を顰めるその姿にキュンと胸が高鳴り無意識のうちに膣をぎゅっと締め付けてしまう。
「ずっと好きだった心春をこんなふうに抱けて夢みたいだ」
「ぁっっーーんんんんっっーーや、、イクっっっ」
余裕そうな顔で何度も子宮口にキスするように自分の反り返るソレを打ち付けられ、私は再び絶頂を迎えた。
達したばかりの私の中は痙攣しており、伊織くんの肉棒を搾り取るように締め付けている。
肩で大きく息をする私を見下ろす伊織くんの目は相変わらずギラついていて、何度もイかされる私とは対照的にまだまだこれからだと言わんばかりに肉棒は張り詰めていた。
「伊織、くん⋯ちょっと、休憩しない?」
「しない。まだ全然心春を感じてない」
「でも⋯⋯っ」
身体を横に向けられ片足を抱え込まれたまま伊織くんは私の蜜壷にどちゅんと肉茎を滑り込ませる。
ぐちゃくちゃに濡れすぎていて一切の摩擦なく受け入れる私の秘部は、既に伊織くんの形を覚えきっていた。
筋肉質な腕に抱え込まれたまま足は固定されており、より深くまで伊織くんのソレが届く。
肉棒で突き上げるたびに私のふたつの膨らみが大きくぶるんぶるんと揺れ、それを見た伊織くんがえろ⋯と小さく呟いた。
「ぁっぁ、やだっーーーまた、イっちゃ、うーーーんっっーー」
「何度でもイかせてやるから。誰にこんなふうにぐちゃぐちゃにされてるか、ちゃんとここに忘れられないように刻んでやる」
私の下腹部を大きな手で撫でられ、私の中のソレがビクンと大きく脈打つ。
こんなセックス、したことない。
間違いなく、彼とのセックスは私にとって一生忘れられないように刻まれるだろう───。
***
あれからどのくらい時間が経っただろうか。
時計を確認していないため時間の感覚が鈍っていた。
腕枕をしてくれる伊織くんの瞳には今まで以上に甘い感情が乗っていて、見つめられるだけで私のことが好きだと叫ばれているようだ。
伊織くんとの初めてのセックスだというのに私は容赦なく彼にイかされ続け、途中から半分意識が飛んでいた気がする。
体液や汗でぐちゃくちゃになった私を伊織くんは可愛いと言ってくれて、それを見てまた彼のソレが大きくなっていた。
底知れぬ体力と性欲に呆気に取られることしかできない。
「ごめん心春。やりすぎた」
「⋯激しすぎるえっち、だったね⋯⋯」
今思い出すだけでも恥ずかしいくらい伊織くんとのセックスは気持ちよくて、自分がどう見られているかなんて気にならないくらい欲に従順になってしまっていた。
こんなセックスを知ってしまったら戻れない、そう思えるほどだ。
先程までの雄々しく激しい情事とは裏腹に、今私の髪を優しく撫でる伊織くんの手はとても穏やかだ。
あの無口で無愛想な伊織くんがセックスではあんなに情熱的になるなんて、ますます私を夢中にさせてくれる。
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