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第2話 近衛騎士ゲオルク1
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「頼む…助けて…助け…助けてくれ…」
目の前の牢番はずっと痛みにもがき苦しみながら、必死に助けを求めている。
それは全て、実際にお前がアンネマリーに与えた痛みと苦しみだ。
しっかりと味わうが良い。
そして、アンネマリーと同じだけの痛みを受け入れた時、やっとお前はその苦しみから解放されるのだ。
「安心しろ。これはあくまでも擬似体験。実際にお前は死ぬ事も傷付く事もない。その体に傷1つ残る事もない。だが、アンネマリーは違う…。彼女は謂れのない罪で拘束され、拷問され血を流した。公爵令嬢の体と心にこれだけの傷をつけたのだ。これで済むだけありがたいと思え!」
私がそう口にした時だ。突然、廊下に繋がるドアが開き男が入って来た。
明らかに近衛兵と分かる煌びやかな騎士服を着た男は、手にパンとスープの置かれたトレーを持っている。恐らくアンネマリーの食事だろう。
彼は牢の中の様子を見て、驚きに目を見開いた。
牢の前には手足を拘束され悶え苦しむ牢番。そしてアンネマリーの側には、どこから現れたのか分からない、明らかに部外者の私とアルゴスがいる。彼が驚くのも当然の事だろう。
『沢山の騎士達も自白させる為、彼女に鞭を振るった』
目の前の男の言葉を思い出した私は、咄嗟にアンネマリーを守ろうと、彼女の前に躍り出た。
「何をしている! 彼女をどうするつもりだ!! 彼女に触れるな!」
その私の行動に危機感を抱いたのか、彼は持っていたトレーを床に落とすと、徐に剣に手をかけた。
「アンネマリーを此方へ! さもなくは切る!」
彼は私達を威嚇する様に、そう叫びながら剣を抜いた。私はこの男に見覚えがあった。たった今見たばかりのアンネマリーの記憶の中に何度も出て来た、彼女の幼なじみだ。そして、アンネマリーの記憶の中で、彼だけが彼女を助け出そうとずっと奮闘していた。
「何って、アンネマリーを連れ帰って手当するのよ? このままだと彼女、殺されるわよ。そうでしょう? ゲオルク」
私はさも当然の事だと言う様に彼に答えた。
「なっ! お前、何故俺の名前を知っている!? それにそんな事、出来る訳が無いだろう? もし彼女がいなくなったと知れたら、城中が大騒ぎだ!」
ゲオルクは私に剣を向けながら声を荒げる。
「そうね。でも安心して。例え騒ぎになったとしても、私に逆らえる者なんてこの大陸には1人もいないのよ。私はね、彼女を救う為に此処に来たの」
私が説得する様にゲオルクに告げると、彼は私の顔を凝視した。
「……え? もしかして、貴方は…」
漸く私の正体に気付いたのか、彼は直ぐに騎士の礼をとった。
「女王陛下に剣を向けるなど、あってはならない愚行を犯しました。申し訳ございません」
ゲオルクはそう言って深く首を垂れる。
「いいえ。この状況では仕方がないわ。それに、私の方が貴方にはお礼を言いたいくらいよ。今までアンネマリーを守ってくれてありがとう。彼女は私にとっても大切な友人なの。でも、これからは私に任せてくれる? 相手は王太子よ。それに貴方にも貴方の仕事がある。ずっと彼女の側にいる訳にもいかないでしょう?」
私は目の前で苦しむ牢番に目を向けた。
「彼は…? 一体どうしたのです?」
私に促され、ゲオルクもまた訝しむ様な目で牢番を見つめる。
「私が罰を与えたの。彼は自分の鬱憤が溜まると、それを解消する為にずっとアンネマリーを鞭打っていた…」
私の答えにゲオルクが青ざめた。
「いや…まさか…そんな…。アンネマリーは公爵令嬢ですよ? 平民のこの男が軽はずみにそんな事をして良い相手ではない!」
ゲオルクはそう言って激昂するけれど、それが現実だ。
「では、何故アンネマリーは貴族牢ではなく、ここにいるの? 自白を強要され、鞭で打たれているの?」
「……それは…」
途端にゲオルクは口篭った。
「…王太子が命じたから。そうでしょう? 彼はアンネマリーを蔑ろにした。貴族として正当な扱いをしなかった…。だからこの男も彼女には何をしても良いのだと間違った認識を持ってしまったのよ…」
私はそう言って目の前にいるゲオルクを見つめた。
「本来、自白を引き出す場合、複数人で取り調べをする。1人の証言だけでは自白の信用性が失われてしまうからね? その時にアンネマリーは沢山の騎士達に自白を強要する為に鞭で打たれた。でもね、その後たった1人でこの牢に戻されたアンネマリーの体についた鞭の跡が、何時何処でついたものかなんて誰にも分からないでしょう?」
「そんな…」
私が言いたい事を察したのか、ゲオルクが怒りの目を牢番に向けた。
「確かに最初にこの男にアンネマリーを鞭打つよう命じたのはアルバートだったのでしょう。でも、この男はそれに味をしめたの。それからは誰も見ていないからと、アンネマリーを執拗に鞭で打つようになった。自分のストレスを発散する為と、そして…公爵令嬢を鞭打つと言う優越感に浸るためにね」
「…なんと言う事を…。アンネ…」
彼はそう呟くと怒りに震え、強く拳を握り締めた。そんな彼に私は声を掛ける。
「実は貴方には手伝って欲しい事があるの。彼女の敵、打ちたくない?」
彼が必死にアンネマリーの無実を訴えたとしても、アルバートはそれを跳ね除け彼女を鞭打って無理に自白を求めた。何故ならアルバートの中ではもう答えは決まっていたから。
それを間近に見ていたのだ。彼が悔しく無いはずはない。
「…俺は、何をすれば良いのですか? 俺に出来る事なら何でもします!」
ゲオルクは決意の篭った瞳で私を見つめ頷いた。
「簡単なことよ? 明日、私がアンネマリーを連れて行った。私は今回の事にとても怒っている。そして1週間後、今、王都に居る伯爵家以上の高位貴族を全て集める様に言っている。そう国王に告げなさい。全て本当のことよ。この件で貴方が罰せられる事はないはず。但し、必ず明日よ。私は今夜のうちにやりたい事があるから…。」
「分かりました。1週間後ですね?」
ゲオルクは確認する様に繰り返すと、大きく頷いた。
「ええ、私が怒っている事をちゃんと伝えてね? 彼らは気が気ではないでしょうね。この1週間、彼らは怯えながら暮らすのよ」
目の前の牢番はずっと痛みにもがき苦しみながら、必死に助けを求めている。
それは全て、実際にお前がアンネマリーに与えた痛みと苦しみだ。
しっかりと味わうが良い。
そして、アンネマリーと同じだけの痛みを受け入れた時、やっとお前はその苦しみから解放されるのだ。
「安心しろ。これはあくまでも擬似体験。実際にお前は死ぬ事も傷付く事もない。その体に傷1つ残る事もない。だが、アンネマリーは違う…。彼女は謂れのない罪で拘束され、拷問され血を流した。公爵令嬢の体と心にこれだけの傷をつけたのだ。これで済むだけありがたいと思え!」
私がそう口にした時だ。突然、廊下に繋がるドアが開き男が入って来た。
明らかに近衛兵と分かる煌びやかな騎士服を着た男は、手にパンとスープの置かれたトレーを持っている。恐らくアンネマリーの食事だろう。
彼は牢の中の様子を見て、驚きに目を見開いた。
牢の前には手足を拘束され悶え苦しむ牢番。そしてアンネマリーの側には、どこから現れたのか分からない、明らかに部外者の私とアルゴスがいる。彼が驚くのも当然の事だろう。
『沢山の騎士達も自白させる為、彼女に鞭を振るった』
目の前の男の言葉を思い出した私は、咄嗟にアンネマリーを守ろうと、彼女の前に躍り出た。
「何をしている! 彼女をどうするつもりだ!! 彼女に触れるな!」
その私の行動に危機感を抱いたのか、彼は持っていたトレーを床に落とすと、徐に剣に手をかけた。
「アンネマリーを此方へ! さもなくは切る!」
彼は私達を威嚇する様に、そう叫びながら剣を抜いた。私はこの男に見覚えがあった。たった今見たばかりのアンネマリーの記憶の中に何度も出て来た、彼女の幼なじみだ。そして、アンネマリーの記憶の中で、彼だけが彼女を助け出そうとずっと奮闘していた。
「何って、アンネマリーを連れ帰って手当するのよ? このままだと彼女、殺されるわよ。そうでしょう? ゲオルク」
私はさも当然の事だと言う様に彼に答えた。
「なっ! お前、何故俺の名前を知っている!? それにそんな事、出来る訳が無いだろう? もし彼女がいなくなったと知れたら、城中が大騒ぎだ!」
ゲオルクは私に剣を向けながら声を荒げる。
「そうね。でも安心して。例え騒ぎになったとしても、私に逆らえる者なんてこの大陸には1人もいないのよ。私はね、彼女を救う為に此処に来たの」
私が説得する様にゲオルクに告げると、彼は私の顔を凝視した。
「……え? もしかして、貴方は…」
漸く私の正体に気付いたのか、彼は直ぐに騎士の礼をとった。
「女王陛下に剣を向けるなど、あってはならない愚行を犯しました。申し訳ございません」
ゲオルクはそう言って深く首を垂れる。
「いいえ。この状況では仕方がないわ。それに、私の方が貴方にはお礼を言いたいくらいよ。今までアンネマリーを守ってくれてありがとう。彼女は私にとっても大切な友人なの。でも、これからは私に任せてくれる? 相手は王太子よ。それに貴方にも貴方の仕事がある。ずっと彼女の側にいる訳にもいかないでしょう?」
私は目の前で苦しむ牢番に目を向けた。
「彼は…? 一体どうしたのです?」
私に促され、ゲオルクもまた訝しむ様な目で牢番を見つめる。
「私が罰を与えたの。彼は自分の鬱憤が溜まると、それを解消する為にずっとアンネマリーを鞭打っていた…」
私の答えにゲオルクが青ざめた。
「いや…まさか…そんな…。アンネマリーは公爵令嬢ですよ? 平民のこの男が軽はずみにそんな事をして良い相手ではない!」
ゲオルクはそう言って激昂するけれど、それが現実だ。
「では、何故アンネマリーは貴族牢ではなく、ここにいるの? 自白を強要され、鞭で打たれているの?」
「……それは…」
途端にゲオルクは口篭った。
「…王太子が命じたから。そうでしょう? 彼はアンネマリーを蔑ろにした。貴族として正当な扱いをしなかった…。だからこの男も彼女には何をしても良いのだと間違った認識を持ってしまったのよ…」
私はそう言って目の前にいるゲオルクを見つめた。
「本来、自白を引き出す場合、複数人で取り調べをする。1人の証言だけでは自白の信用性が失われてしまうからね? その時にアンネマリーは沢山の騎士達に自白を強要する為に鞭で打たれた。でもね、その後たった1人でこの牢に戻されたアンネマリーの体についた鞭の跡が、何時何処でついたものかなんて誰にも分からないでしょう?」
「そんな…」
私が言いたい事を察したのか、ゲオルクが怒りの目を牢番に向けた。
「確かに最初にこの男にアンネマリーを鞭打つよう命じたのはアルバートだったのでしょう。でも、この男はそれに味をしめたの。それからは誰も見ていないからと、アンネマリーを執拗に鞭で打つようになった。自分のストレスを発散する為と、そして…公爵令嬢を鞭打つと言う優越感に浸るためにね」
「…なんと言う事を…。アンネ…」
彼はそう呟くと怒りに震え、強く拳を握り締めた。そんな彼に私は声を掛ける。
「実は貴方には手伝って欲しい事があるの。彼女の敵、打ちたくない?」
彼が必死にアンネマリーの無実を訴えたとしても、アルバートはそれを跳ね除け彼女を鞭打って無理に自白を求めた。何故ならアルバートの中ではもう答えは決まっていたから。
それを間近に見ていたのだ。彼が悔しく無いはずはない。
「…俺は、何をすれば良いのですか? 俺に出来る事なら何でもします!」
ゲオルクは決意の篭った瞳で私を見つめ頷いた。
「簡単なことよ? 明日、私がアンネマリーを連れて行った。私は今回の事にとても怒っている。そして1週間後、今、王都に居る伯爵家以上の高位貴族を全て集める様に言っている。そう国王に告げなさい。全て本当のことよ。この件で貴方が罰せられる事はないはず。但し、必ず明日よ。私は今夜のうちにやりたい事があるから…。」
「分かりました。1週間後ですね?」
ゲオルクは確認する様に繰り返すと、大きく頷いた。
「ええ、私が怒っている事をちゃんと伝えてね? 彼らは気が気ではないでしょうね。この1週間、彼らは怯えながら暮らすのよ」
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