6 / 34
〈アユミちゃんとラジオ〉
しおりを挟む
アユミちゃんは、ラジオ党。
テレビには自由がないわ、ずうっと画面に向かって座ってなきゃならないんですもの。
大好きなDJの番組を鼻唄まじりに聴きながら、お気に入りの絵本をパラパラ眺め、咥えたトーストをもぐもぐもぐ、ティーオーレをごっくん。
ただのズボラなながら族じゃないの?
その時、ドアチャイムの音。
「はい、はい、はーい」
元気よく開けた扉の前にはサンタクロースのおじさんが、満面の笑みをたたえながら、メリークリスマス。
「アユミちゃんは、一年間とても良い子だったから、プレゼントをあげるよ。ただし、おじさんは秋葉原のサンタだからリクエストは、電化製品でね」
なんだか胡散臭いサンタクロースですが、アユミちゃんは迷うこと無く答えました。
「4K対応の50V型ハイビジョン液晶テレビをブルーレイ付きで!」
人として、それで良いのかアユミちゃん。
テレビには自由がないわ、ずうっと画面に向かって座ってなきゃならないんですもの。
大好きなDJの番組を鼻唄まじりに聴きながら、お気に入りの絵本をパラパラ眺め、咥えたトーストをもぐもぐもぐ、ティーオーレをごっくん。
ただのズボラなながら族じゃないの?
その時、ドアチャイムの音。
「はい、はい、はーい」
元気よく開けた扉の前にはサンタクロースのおじさんが、満面の笑みをたたえながら、メリークリスマス。
「アユミちゃんは、一年間とても良い子だったから、プレゼントをあげるよ。ただし、おじさんは秋葉原のサンタだからリクエストは、電化製品でね」
なんだか胡散臭いサンタクロースですが、アユミちゃんは迷うこと無く答えました。
「4K対応の50V型ハイビジョン液晶テレビをブルーレイ付きで!」
人として、それで良いのかアユミちゃん。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる