義理の家族に虐げられている伯爵令息ですが、気にしてないので平気です。王子にも興味はありません。

竜鳴躍

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はじめてのせいきょういく

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しょくぶつにはおしべとめしべがあります。

おしべの粉がめしべについて受粉すると、おはなのあかちゃんができます。


にんげんもおなじです。

おとこのこのたまごが、おんなのこのたまごとがったいすると
あかちゃんができるのです。


さて、おとこのこどうしだったらどうなるのでしょう。

おとこのこどうしもおなじです。

でも、おんなのこみたいに、あかちゃんのとおりみちでもある、たまごのとおりみちはありません。

まほうで、べつのとおりみちからあかちゃんのおへやがつくられます。


べつのとおりみちはおしりです。


おんなのこみたいに、おおきくひろがらないので、ゆっくり、じかんをかけて、すこしずつゆびでひろげてあげましょう。

おしりはほんとうは、はいせつのためだけのばしょなので、ゆびでひろげるまえに、まほうできれいにしてあげることもひつようなことです。

そういうことをしないで、おもらしをしてしまうと、はずかしいきもちになります。

たいせつなひとにはずかしいおもいをさせては、いけません。


ちいさなばしょをひろげるので、いたかったり、くるしかったりします。

すこしでもらくになるように、おはなしをしたり、きすをしたり、おしっこがでるばしょをやさしく上下にこすってあげるなどするといいです。

ひとによっては、むねにふれてもらったり、ちくびをなめるとうれしいひともいます。

パートナーにきいてみてもいいですね。



じゅうぶんひろがったら、じぶんのおち〇ち〇をおしりのあなにいれます。

かちんこちんにかたくなって、おおきくなっていなければ、いれられません。

そうなるのがふつうです。

びょうきではないので、あんしんしましょう。


このときに、からだのなかからなにかが出そうな気がするかもしれません。

おしっこではないので、がまんしましょう。

その、でそうになっているものが、おとこのこのたまごです。


だいすきなパートナーの中に、たまごをはこぶために、うんとがまんしましょう。

がまんしすぎても、でなくなったりびょうきになったりするので、ほどほどに。

でも、だからといっていれてすぐだすひとは、よくないといわれています。


パートナーのなかで、なんかいか お〇ん〇んをだしいれして、あいてをきもちよくさせてからだしましょう。



こうして、あいてのからだのなかに、たまごをだしても、いっかいではあかちゃんはできないことがふつうです。

すぐにできなくてもがっかりしてはいけません。

あいしあうことがだいじです。


おしまい。





子ども向け性教育のスライドショーが終わる。

何回か気絶をして、やっと最後まで見ることができた。



「お尻…の中なのか…。」

自分で自分のズボンの中に手を突っ込んでみる。

硬い。

こんな小さな穴に入れるのか…。


ロイは感心して、指を抜いた。

これをどのくらいまで広げたらいいんだろう。




「ロイ殿下、見苦しいかもしれませんが、実物を見に行かれますか?」


教育係の三角眼鏡のおば様が、眼鏡をきらっと光らせて、くいっと手で持ち上げた。


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