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おまけ

ミニスカサンタ

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「サンドル、ちょっと来て?」

「何ですか?リーフ様。」


リーフ様に呼ばれて、翡翠宮へ行く。

相変わらずここは、ウィンター王国でも別世界。

冬でも花が咲き、果実を実らせ、木々が青々としている。



「違う違う。研究所の方じゃなくて、僕のプライベートルームね。」


そう言われて部屋に入ると、リーフ様はタンスを漁りだした。


「これでもない、あれでもない………。!あった!」


飛び出してくる衣装がどれもきわどいのですが。


「どう、これ!着てみてよ。サンドルにあげる!」


えっ、これ?




真っ赤な生地にふわふわなファーがたっぷりフチについて。

頭には同じ生地の真っ赤な三角帽子。


クルッと回れば丈の短いスカートが浮いて、パンツが見えそうでちょっと恥ずかしい。

「いいじゃない!よく似合ってるよ!」

「これ…………。」


「ミニスカサンタの服だよ!クリスマスにこれでヤードを悩殺してよ。」

うわあっ、小悪魔ウインクいただきましたっ!

「でも、僕がいただいてもいいんですか?」


「いいの、いいの。もう僕が着るには可愛すぎだし。子どもたちに着せようとするとクレイが怒るの。変だよね、自分は好きなのに。」

ふふっと笑う顔もセクシー。


「じゃあ、いただきます。ありがとうございます!」



クリスマスが楽しみだなあ。
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