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ウインター王国
閑話 めろめろじいじたち
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「あぅー。」
ベビーベッドで眠っていたルカがおめめをぱっちりあけて、ご機嫌で手を振る。
「きゃあ!かわいい。ルカは愛嬌がたっぷりね。笑顔や笑うとえくぼが出るところはアレックスにそっくりだわ!」
お母様は目尻をさげて、ルカに合図している。
「おばばさまが絵本を読んであげましょうね。どんな絵本がいいかしら。」
クリフォートのお義母様もよっこらしょ、と絵本の束から取り出して並べていく。
「可愛い…。もう僕、ここで暮らす!暮らしちゃダメかな!ずっとルカといたいよぉ!」
ヤード!僕だってそうしたいよ!
「もうさ、執事長やめちゃおうかなぁ、みんなでこっちに移住しちゃおうかな。」
「クリフォート伯爵がそうおっしゃるならば、こちらでの職と屋敷と爵位もご準備しますよ?」
「いいなあ。宰相は……代わりがっ」
僕のお父様たちはちょっとがっかりしたみたい。
なんだかお姉様に爵位をあげたらこっちに来そうな気がするけど。
「アレックス!」
レナードが突然抱きしめるから、驚いちゃった。
「ルカにみんな夢中だし、たまには久しぶりに……。」
「あっ。そうだねっ…。」
僕たちは自然とフェードアウト。
ベビーベッドで眠っていたルカがおめめをぱっちりあけて、ご機嫌で手を振る。
「きゃあ!かわいい。ルカは愛嬌がたっぷりね。笑顔や笑うとえくぼが出るところはアレックスにそっくりだわ!」
お母様は目尻をさげて、ルカに合図している。
「おばばさまが絵本を読んであげましょうね。どんな絵本がいいかしら。」
クリフォートのお義母様もよっこらしょ、と絵本の束から取り出して並べていく。
「可愛い…。もう僕、ここで暮らす!暮らしちゃダメかな!ずっとルカといたいよぉ!」
ヤード!僕だってそうしたいよ!
「もうさ、執事長やめちゃおうかなぁ、みんなでこっちに移住しちゃおうかな。」
「クリフォート伯爵がそうおっしゃるならば、こちらでの職と屋敷と爵位もご準備しますよ?」
「いいなあ。宰相は……代わりがっ」
僕のお父様たちはちょっとがっかりしたみたい。
なんだかお姉様に爵位をあげたらこっちに来そうな気がするけど。
「アレックス!」
レナードが突然抱きしめるから、驚いちゃった。
「ルカにみんな夢中だし、たまには久しぶりに……。」
「あっ。そうだねっ…。」
僕たちは自然とフェードアウト。
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