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ウインター王国
爪切り
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朝起きると、頭がくちゃくちゃのレナードが大きなベッドの僕の隣にいる。
「おはよ。」
「おはよ。」
僕たちは裸んぼだけど、お布団があったかだし、お部屋もあったか。
ふわふわの綿のようなお布団の中で、レナードの腕の中で目が覚めるのだ。
最初の頃は恥ずかしかったけど、今では嬉しい。
だって、えっちしてすぐばいばいなんて、寂しいでしょ?
えっちよりも、その前後が僕は好きだなあ。
最初の発情してのエッチも刺激的だったから、またしてみたいけど、発情期エッチは赤ちゃんできるエッチだから、次の子を作る時かなぁ。
スワン様もリーフ様もいるし、頑張っていっぱい子どもを作らなきゃいけないわけじゃないけど、やっぱり兄弟はいたほうがいいよね。
できるならね。
僕より逞しくて、血管が浮いているような腕。
でも、レナードは不満みたい。
もっともっと強くなりたいんだって。
「レナード、ぎゅってして。」
「ぎゅ~。」
「子どもが生まれたら三人で川の字になりたいなあ。」
「潰さないように気をつけなきゃな。アレックスはドジっ子だから。」
「もー。いくら僕でも自分の子は潰さないよ!」
レナードの鼻をぎゅってつまむ。
目尻、頬、唇の後はお腹にちゅってやってくれる。
それから僕の足を撫でて。
「アレックス、爪のびてる。まってて。」
まだ足の爪切りができないほどお腹が膨らんでるわけじゃないけど、レナードが爪を切ってくれる。
レナードがやりたいんだって。
お妃教育も終わったから、少しずつあられ様の仕事を手伝いながら、昼間は式の準備や赤ちゃんをお迎えする準備をする。
でも、うとうと。
すぐお腹がすくし、すぐ眠たくなっちゃう。
赤ちゃんのために僕はお昼寝。
寝てばっかりはよくないけど、僕の場合はお仕事もしているから、だいじょうぶ。
赤ちゃんの発育の状況も良好。
会えるのが待ち遠しいなぁ。
「おはよ。」
「おはよ。」
僕たちは裸んぼだけど、お布団があったかだし、お部屋もあったか。
ふわふわの綿のようなお布団の中で、レナードの腕の中で目が覚めるのだ。
最初の頃は恥ずかしかったけど、今では嬉しい。
だって、えっちしてすぐばいばいなんて、寂しいでしょ?
えっちよりも、その前後が僕は好きだなあ。
最初の発情してのエッチも刺激的だったから、またしてみたいけど、発情期エッチは赤ちゃんできるエッチだから、次の子を作る時かなぁ。
スワン様もリーフ様もいるし、頑張っていっぱい子どもを作らなきゃいけないわけじゃないけど、やっぱり兄弟はいたほうがいいよね。
できるならね。
僕より逞しくて、血管が浮いているような腕。
でも、レナードは不満みたい。
もっともっと強くなりたいんだって。
「レナード、ぎゅってして。」
「ぎゅ~。」
「子どもが生まれたら三人で川の字になりたいなあ。」
「潰さないように気をつけなきゃな。アレックスはドジっ子だから。」
「もー。いくら僕でも自分の子は潰さないよ!」
レナードの鼻をぎゅってつまむ。
目尻、頬、唇の後はお腹にちゅってやってくれる。
それから僕の足を撫でて。
「アレックス、爪のびてる。まってて。」
まだ足の爪切りができないほどお腹が膨らんでるわけじゃないけど、レナードが爪を切ってくれる。
レナードがやりたいんだって。
お妃教育も終わったから、少しずつあられ様の仕事を手伝いながら、昼間は式の準備や赤ちゃんをお迎えする準備をする。
でも、うとうと。
すぐお腹がすくし、すぐ眠たくなっちゃう。
赤ちゃんのために僕はお昼寝。
寝てばっかりはよくないけど、僕の場合はお仕事もしているから、だいじょうぶ。
赤ちゃんの発育の状況も良好。
会えるのが待ち遠しいなぁ。
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