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赤ちゃん
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僕たちに赤ちゃんができました!
「アレックス。嬉しいな………」
陛下がなくなったって。
きっと複雑な心境のレナード。
目に涙を溜めている。
「元気な赤ちゃん産むね。」
「アレックスはそそっかしいからなあ。移動は抱っこだな。」
「アレックス様、温かいハーブティーですよ。しばらくお酒やカフェインは禁止です。」
「アレックス様、お腹は冷やさないように気をつけましょうね。」
もう!みんな過保護!
「レナード様。安定までエッチは無しですからね!」
レナード。
えっ?て顔しないでよ。
もう少ししたら悪阻があるのかなあ。
でも、赤ちゃんに会えるの楽しみ!
赤ちゃんのおくるみとか作りたいなあ。
精霊たちもぴょんぴょん跳ねている。
学園はあと3か月を切った。
卒業まであと少しだから通いたいなあ。
たぶんグレイシャスやサザンドラ王女は、学園に通わずに卒業式だけ出るのだろう。
国王になったら通えないよね。
「ねえ、お葬式は行こうね。レイチェル様のお墓にも報告しなきゃ。」
「そうだな。」
「アイリ妃の実刑は決まりだな。だが国母だ。葬儀が終わったら処刑にするか。」
「その方が良いでしょうね。」
公爵たちの話を聞きながら、アイリは真っ白になった。
グレイシャスも奇声をあげている。
「私に情けをもらえるなど思わない事ね。貴方はお飾りの王。私はレイナに私の子を産んでもらうわ。私はアルファでレイナはオメガだもの。私たちの子は、傍目には私と貴方の子に見えるはずよ。貴方も種がないなんて知られたくないだろうし、それでいいでしょう。」
「王家乗っ取りか………」
「乗っ取る価値があるかしら。私は助けてあげるの。何代か前に父方にこちらの王族がいるのだから問題ないわよね。」
ございません。と家臣は頷く。
「かわいいマリリンは貴方のものよ。私、優しいでしょう?」
明暗分かれた兄弟と悪女は、陛下の葬儀で再会する。
最後の再会。
「アレックス。嬉しいな………」
陛下がなくなったって。
きっと複雑な心境のレナード。
目に涙を溜めている。
「元気な赤ちゃん産むね。」
「アレックスはそそっかしいからなあ。移動は抱っこだな。」
「アレックス様、温かいハーブティーですよ。しばらくお酒やカフェインは禁止です。」
「アレックス様、お腹は冷やさないように気をつけましょうね。」
もう!みんな過保護!
「レナード様。安定までエッチは無しですからね!」
レナード。
えっ?て顔しないでよ。
もう少ししたら悪阻があるのかなあ。
でも、赤ちゃんに会えるの楽しみ!
赤ちゃんのおくるみとか作りたいなあ。
精霊たちもぴょんぴょん跳ねている。
学園はあと3か月を切った。
卒業まであと少しだから通いたいなあ。
たぶんグレイシャスやサザンドラ王女は、学園に通わずに卒業式だけ出るのだろう。
国王になったら通えないよね。
「ねえ、お葬式は行こうね。レイチェル様のお墓にも報告しなきゃ。」
「そうだな。」
「アイリ妃の実刑は決まりだな。だが国母だ。葬儀が終わったら処刑にするか。」
「その方が良いでしょうね。」
公爵たちの話を聞きながら、アイリは真っ白になった。
グレイシャスも奇声をあげている。
「私に情けをもらえるなど思わない事ね。貴方はお飾りの王。私はレイナに私の子を産んでもらうわ。私はアルファでレイナはオメガだもの。私たちの子は、傍目には私と貴方の子に見えるはずよ。貴方も種がないなんて知られたくないだろうし、それでいいでしょう。」
「王家乗っ取りか………」
「乗っ取る価値があるかしら。私は助けてあげるの。何代か前に父方にこちらの王族がいるのだから問題ないわよね。」
ございません。と家臣は頷く。
「かわいいマリリンは貴方のものよ。私、優しいでしょう?」
明暗分かれた兄弟と悪女は、陛下の葬儀で再会する。
最後の再会。
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