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愛しい毎日
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毎日お風呂でアレックスを膝に抱いて、寝るときは腕に抱く。
目を覚ますまでベッドの上で包んでやることが出来る。
「ふぁ おはよ………」
「おはよう、アレックス。」
2人でまどろむ幸せ。
俺を受け入れてくれたアレックス。
全てが愛しい。
「今日は陛下に狩りに誘われているんだが、本当に行かなくていいの?」
「うん。王子たちも行かないんでしょ?代わりに婚約者の騎士たちが行くって聞いているよ。獲物を楽しみにしているね。気をつけて。」
ちゅっと口づけ。
行ってらっしゃいとレナードを見送り、僕はスワン王子の部屋に向かう。
「来たね、アレックス。待ってたよ。」
「はいっ。」
「最初はハンカチね。きっとレナードも喜ぶよ。」
「僕のプラントで育てた苺で作ったタルトだよ~!」
「リーフ王子!」
うふふ。なんだか楽しいな。
「お茶しながら刺繍すると楽しいよ。僕もご一緒しようかな。たまにはクレイにもご褒美をあげないとね。」
「あらまあ楽しそうねぇ。」
王妃のあられ様まで現れて、なんだか賑やか。
「私たちがサーブいたしますわ。」
メリーとリリーもいてくれて。
とっても楽しかったんだけど…。
「解せぬ…。」
出来上がったハンカチを見て、僕はうなだれた。
「最初だから!練習すればそれなりになるよ!」
<アレックス、だいじょうぶ。アレックスが刺したことが重要なのよ!>
<レナードなら喜んで宝物にするから!>
スワン王子も精霊たちも慰めてくれるけど…。
「斬新な柄ねぇ。でも可愛いんじゃないかしら。花丸ねっ。」
うう。薔薇が花丸にしか見えない。
目を覚ますまでベッドの上で包んでやることが出来る。
「ふぁ おはよ………」
「おはよう、アレックス。」
2人でまどろむ幸せ。
俺を受け入れてくれたアレックス。
全てが愛しい。
「今日は陛下に狩りに誘われているんだが、本当に行かなくていいの?」
「うん。王子たちも行かないんでしょ?代わりに婚約者の騎士たちが行くって聞いているよ。獲物を楽しみにしているね。気をつけて。」
ちゅっと口づけ。
行ってらっしゃいとレナードを見送り、僕はスワン王子の部屋に向かう。
「来たね、アレックス。待ってたよ。」
「はいっ。」
「最初はハンカチね。きっとレナードも喜ぶよ。」
「僕のプラントで育てた苺で作ったタルトだよ~!」
「リーフ王子!」
うふふ。なんだか楽しいな。
「お茶しながら刺繍すると楽しいよ。僕もご一緒しようかな。たまにはクレイにもご褒美をあげないとね。」
「あらまあ楽しそうねぇ。」
王妃のあられ様まで現れて、なんだか賑やか。
「私たちがサーブいたしますわ。」
メリーとリリーもいてくれて。
とっても楽しかったんだけど…。
「解せぬ…。」
出来上がったハンカチを見て、僕はうなだれた。
「最初だから!練習すればそれなりになるよ!」
<アレックス、だいじょうぶ。アレックスが刺したことが重要なのよ!>
<レナードなら喜んで宝物にするから!>
スワン王子も精霊たちも慰めてくれるけど…。
「斬新な柄ねぇ。でも可愛いんじゃないかしら。花丸ねっ。」
うう。薔薇が花丸にしか見えない。
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