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マシューのお見合い
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「やだっ。本当に私のお見合いをセッティングしてくださるなんて、嬉しいわ。」
「マシューが今日は主役だからね。俺がデザインした服、似合ってるよ。」
「うふふ。綺麗なドレスで嬉しい。」
マシューはデコルテが綺麗だし、鍛えられた足のラインも綺麗だから、思い切って襟ぐりは開けて、大胆にスリットを入れたんだよ。
生地は白。
光沢を抑えて、品よく仕上げた。
髪を編み込んで、化粧をして。
予約しているレストランの個室。
そこにいたのは――――予測していたけど、ヒューリー様。
「マシュー。こちらヒューリー様。ブルーノ様のところのヒューイ様の甥で騎士団の騎士なんだ。」
「ヒューリー様。こちらマシュー。俺の店で針子と店員をしてくれて…………」
「先輩………」
「ヒューリー……」
二人は見つめ合って固まっている。
あれ?知り合い?
「マシュー先輩…。俺のせいで?」
「違うのよ!私は実は元々………」
申し訳なかったと、ヒューリー様はその場で床に頭をつけてうずくまってしまった。
「マシューが今日は主役だからね。俺がデザインした服、似合ってるよ。」
「うふふ。綺麗なドレスで嬉しい。」
マシューはデコルテが綺麗だし、鍛えられた足のラインも綺麗だから、思い切って襟ぐりは開けて、大胆にスリットを入れたんだよ。
生地は白。
光沢を抑えて、品よく仕上げた。
髪を編み込んで、化粧をして。
予約しているレストランの個室。
そこにいたのは――――予測していたけど、ヒューリー様。
「マシュー。こちらヒューリー様。ブルーノ様のところのヒューイ様の甥で騎士団の騎士なんだ。」
「ヒューリー様。こちらマシュー。俺の店で針子と店員をしてくれて…………」
「先輩………」
「ヒューリー……」
二人は見つめ合って固まっている。
あれ?知り合い?
「マシュー先輩…。俺のせいで?」
「違うのよ!私は実は元々………」
申し訳なかったと、ヒューリー様はその場で床に頭をつけてうずくまってしまった。
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