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男心を男なのにわからない純粋培養箱入り令息ニーノ
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「さぁ!まずは皆さんお部屋に荷物を置きましょう!今日はもう遅いですから、明日の狩りに向けて準備しましょうね!」
みんなとお泊り嬉しい!
楽しみだよー。
楽しみだよー!
1週間あるんだもん、いっぱい色んなことが出来る。
伝説のかまくらも作りたいし、雪だるまも作りたいし、雪合戦もしたいし、スキー…なんかもできるのかな?
外は雪が降ってきて、明日は積もりそう。
雪って綺麗だなぁ。
「ははっ。ニーノは真面目だからな~。真面目眼鏡してなくても真面目は素だよな。」
シーザルは、最初はそれでとっつきにくく感じたけど、今は俺のことをよく知ったから、そういうところも好ましく思うと言ってくれた。
自分を分かってもらえるのって嬉しいな。
「………ニーノ。私だってニーノのことをよーくわかってるぞ!」
すりすりバックハグしてきたブルーノ様。
「ふふ、婚約者と友達は別枠です!」
「僕もニーノのことをよーくわかってるからね!婚約者がダメなら、ニーノの子どもになりたい。可愛がってください。」
もう、エンリケ王子……。
「王子、いい加減にしてくださいよ。そのうち縁談セッティングしてやるぞこら。ちょっと女王様気質なとこもあって綺麗系で愛嬌のある人だったらいいんですよね。」
ミリオン様は苦労人だな…。
というか、その条件だとほぼほぼミリオン様になる気がするけど、二人とも気付いていなそうだから黙ってた方がいいのかもしれない。
俺は次男だったからいいけど、ミリオン様は跡取りだ。
「皆さま、お荷物の整理が整いましたら、夕餉になりますので、よろしくお願いいたします。」
家令の声で、みんなそれぞれ部屋を別れることになった。
一人ひとり侍従や侍女がついてきてくれる。
王家の使用人の方たちが手伝ってくれるなんて、至れり尽くせり。
さすが王族の別荘だなぁ。
「ニーノは私の部屋の隣だ。コネクトルームになっているが……我慢するから!」
「大丈夫だよ。二人の部屋の間に使用人の控える部屋があって、俺が泊ってるから。絶対に婚前交渉はさせないので。ご安心ください♪」
すかさずヒューリー様が口をはさんだ。
「ふふ、ブルーノ様は紳士ですから、俺、信じてますよ。」
ブルーノ様はなんで胸を押さえるんだろう。
女の子三人は同じ部屋で、シーザルたち三人も同じ部屋だったみたい。
なんだか楽しそう。
俺もみんなと一緒でよかったなぁ。
でも、俺はブルーノ様の婚約者だから、他の男の人と同室はよくないのか。
みんなとお泊り嬉しい!
楽しみだよー。
楽しみだよー!
1週間あるんだもん、いっぱい色んなことが出来る。
伝説のかまくらも作りたいし、雪だるまも作りたいし、雪合戦もしたいし、スキー…なんかもできるのかな?
外は雪が降ってきて、明日は積もりそう。
雪って綺麗だなぁ。
「ははっ。ニーノは真面目だからな~。真面目眼鏡してなくても真面目は素だよな。」
シーザルは、最初はそれでとっつきにくく感じたけど、今は俺のことをよく知ったから、そういうところも好ましく思うと言ってくれた。
自分を分かってもらえるのって嬉しいな。
「………ニーノ。私だってニーノのことをよーくわかってるぞ!」
すりすりバックハグしてきたブルーノ様。
「ふふ、婚約者と友達は別枠です!」
「僕もニーノのことをよーくわかってるからね!婚約者がダメなら、ニーノの子どもになりたい。可愛がってください。」
もう、エンリケ王子……。
「王子、いい加減にしてくださいよ。そのうち縁談セッティングしてやるぞこら。ちょっと女王様気質なとこもあって綺麗系で愛嬌のある人だったらいいんですよね。」
ミリオン様は苦労人だな…。
というか、その条件だとほぼほぼミリオン様になる気がするけど、二人とも気付いていなそうだから黙ってた方がいいのかもしれない。
俺は次男だったからいいけど、ミリオン様は跡取りだ。
「皆さま、お荷物の整理が整いましたら、夕餉になりますので、よろしくお願いいたします。」
家令の声で、みんなそれぞれ部屋を別れることになった。
一人ひとり侍従や侍女がついてきてくれる。
王家の使用人の方たちが手伝ってくれるなんて、至れり尽くせり。
さすが王族の別荘だなぁ。
「ニーノは私の部屋の隣だ。コネクトルームになっているが……我慢するから!」
「大丈夫だよ。二人の部屋の間に使用人の控える部屋があって、俺が泊ってるから。絶対に婚前交渉はさせないので。ご安心ください♪」
すかさずヒューリー様が口をはさんだ。
「ふふ、ブルーノ様は紳士ですから、俺、信じてますよ。」
ブルーノ様はなんで胸を押さえるんだろう。
女の子三人は同じ部屋で、シーザルたち三人も同じ部屋だったみたい。
なんだか楽しそう。
俺もみんなと一緒でよかったなぁ。
でも、俺はブルーノ様の婚約者だから、他の男の人と同室はよくないのか。
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