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「順調にことは進んでいますわ、陛下。」

通信ボタンをONにして、大人たちは会話をする。


「少し、殿下を哀れには思いますがね、やむを得ないでしょう。」


「しかし、驚きましたわ。城であれが住み始めてから、ずっとお薬を盛っていましたのね。だから、にできた娘は生まれて……それ以降、できなかったのですね。そして、あの娘も………。知らないって幸せね………。」


『あぁ………。あの女との血筋は不要なのでな…。』


「それから陛下。お願いしていた件ですが、調べていただけたのでしょうか。」



『ああ、そちらの推察通りだったよ。この件も使ってもらって構わない。』


「ありがとうございます。」


「いよいよですわ、陛下。私も、あの時のケリをつけられる。幸せです。」


『自分で始末ができぬなど、本当に情けない…。よろしく頼む。」




通信はOFFになる。




さぁ。

パーティの夜が来る。
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