陥れられた若き伯爵と偽りと真実

僕なんか R18

殆ど人の来ない資料室に連れ込まれ、僕は服を脱がされる。

抵抗らしい抵抗ができないのは同意ではなく、心と体が硬直しているからだ。

本当に怖いとき、声だってでない。

そもそもとうに穢れた躰。
今更………。



「肌しろっ。だけどヤリマンビッチって本当だったんだな。縦割れま〇こじゃないか。」

「ルマン様。肌は吸い付くもち肌で、ビッチのくせに締めつけも良いし、なかなかの名器ですよ。」

「俺は後でいいんで、ルマン様からどうぞ。」




粗野なミントの友人の他にいたのは、ルマン？


在学中の王子じゃないか。


こんなことに混ざるなんて。

ぼんやりとした頭で思う。

僕の足は持ち上げられて、ソコを王子にさらしている。



ああ。

嫌だな。


僕の躰は男の精液がこびりついている。

また、……………



目の端から涙がこぼれた。








「そこで何をしている！」


知っている声に意識が浮上する。

いや！みないで！


「アーサー先生じゃないですか！先生もこれ、使ったんでしょ？」

ミントが僕の孔を指で開いた。


くぱあと広げられた孔はもの欲しそうに収縮している。


「こいつはヤリマンビッチなんですよ。」


アーサー先生が、見てる。


「私はこんなことをしていない。君たち離れなさい。殿下、陛下たちに話が行く前に………。」


「ああ。おまえたち帰るぞ。」


ミントが僕を解放した。





「忘れものを届けようと、追跡魔法で追跡してよかった。」


アーサー先生は上着を僕にかけて、背中をぽんぽんさすってくれた。



「う……………あ、あぁ、うああああ」

堰を切ったように僕は泣いて、アーサー先生は何も言わずにそばにいてくれた。