婚約破棄に先手を打った悪役令息は、契約により王太子の側妃という名の奴隷になる

やっていることは同じなのに R18

「……あっ、ﾝ…。あう、あぁんっ。」

触れられるのに慣れた体は、全身が性感帯のようで。

繋がった先も、熟れた乳首も、全てがギアを受け入れて喜んでいた。



「奥までいる。」


僕の胎に含んだ自身のそれを撫でて、確かめるように。

本当にこの行為で子が出来るのだろうか。



でも。

僕が信じなきゃ。



僕が子どもを持てるなんて、思ったことなかったけど。



「あんっ、あん、あんっ。」

激しく揺さぶられ、中の圧迫が増す。


「―――っ」

「あぁあっ…。」


ギアが息を漏らし、
体の奥で、熱が弾けた。


奥へ、奥へ。

入口は泡立ちながら、その白は尻やふとももを濡らし、だが大部分は奥へ向かっていく。




「なか、いっぱい…。」


「ふふ、毎日いっぱいだね。」




抱きしめられて、なんだかこそばゆい。



思いが通じてるセックスって、こんなふうだったの。






体が熱い…。



僕は、幸せな気持ちで眠りについた。




この効率中で言葉が足りない男。
天才故に馬鹿な男の本質を知ってしまえば、可愛らしくもある。

躰から始まった関係は、よくよく考えれば貴族の結婚らしいといえばらしい。
お見合いで身ぎれいなまま、お互いを知らずに初夜を結ぶ貴族が多いはずだ。

大丈夫。

僕はきっと。




研究も、うまくいくといい。