真面目な近衛騎士は借金返済のために雄っぱぶ嬢になりました。

番外編

イチゴちゃんと私２

「か、可愛い？？？？？！！私もう、33歳のおじさんなんだけど…。」

結婚なら、したい♡♡♡
夢じゃないだろうか♡♡


はっ、それじゃあ今までイチゴちゃんがエッチだけはさせてくれなかったのは…！
貴族である私と結婚するため！！？

「大丈夫、大丈夫♪店では成人したばかりって設定だったけど、ボク37歳だから！」



「えっ」



「見た目は16歳みたいでしょ。すごいでしょ。母方の先祖にシルフィーが混ざってるみたいで、老けないんだよね！おばあさまもいつまでも学園に入学するくらいの女の子にしか見えなかったし！だからね、ドライちゃんだってボクにとっては可愛い男の子なんだよ？」

「そっかぁ～。妖精さんの血が混ざってるのかぁ。」


「ね、いいでしょ。結婚しよ？若いわけじゃないし、子どもを産むなら早くないと。ボクね、ドライちゃんを大事にしてあげたいの。」

「子どもができるってのは本当かいまだによくわからないけど、イチゴちゃんのいうことは信じるよ！そうだよね、早い方がいいよね！」

「だったらさっさと入籍しちゃお！実は公爵様から承諾書も陛下の許可ももらってます！」

「イチゴちゃん有能！」

「でしょ！」


旅先のちいさな教会で、ふたりっきりの式をあげて♡

ああ、こういうのもいい！

イチゴちゃんの唇は甘かった。


「んじゃあ、今夜は初夜だね♡」


「うん♡」


楽しみだ！
いよいよ私も童貞卒業か！