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閑話 温泉に癒やされる

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「はあ……。」


城の大きな風呂に温泉の素を溶かして、アニスは浴槽にまったり寛いだ。

筋トレで体力もついたし、栄養もとっているし、仕事はスパークリングが手伝ってくれるようになって、だいぶ精神的にも肉体的にも余裕が出てきた。

温泉でリラックスして、最近調子がいい。
肌もつやつや!


「温泉はいいなあ。定期的に取り寄せるかなあ。」
騎士団でも大好評らしく、細君やご令嬢に強請られる人も多いらしい。

確かに、美容にもいい。


海里さんの肌がもっちり美しいのは、小さい頃から温泉に入っているからだろう。

ソルトも、ますます綺麗になったもの。



種無し種無しと罵られたが、最近は一週間で『する』数が増えてきた。


団長のソルトはおなかが大きくなってきた。


私のソルトにも、赤ちゃんを抱かせてやりたい。



「アニス、あまり入るとのぼせるよ?」


先にあがったソルトが外から声をかける。



愛しい妻を、今夜も愛したい。
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