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最終話:ガリ勉伯爵令嬢と生真面目騎士団長は溺愛される
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屋敷を出ると、王太子姿のミレニア様と、騎士団の方々が周りを取り囲んでいる。
さすがミレニア、ほぼ私なだけのことはある。
言わなくても、理解してくれる。
私たちは本当は双子なのではないだろうか。
「御者の二人は既に捕らえてありますわ。現在、騎士団の者が取り調べをしておりますが、奥方とご子息はこの件を何もご存じなかったようです。」
いかがいたしますか?
と、ミレニアは妖しく囁いた。
そして、リチャードにこっちにこいと、指をくいくいして、合図をしている。
子犬みたいに、リチャードは、王太子姿のミレニア様に向かい合う。
「よくやりました。さすが、私のリチャード。」
ふふっ、と笑いながら、顎を指で撫でる。
「…そのお姿で勘弁してください…。」
私の姿でラブシーンを見せられてもなぁ。
面白いけど。
「この件の処分はおいおい考えるよ。父上とも相談が必要だしな。」
「そうですね、処分するには王家と血が近すぎます。」
「かといって、男爵家は取り潰したんだから、バランスも必要だろう。」
ーーーーーーーーそんなことより。
「きゃあっ!」
私は、マリーを抱きかかえた。
「私たちは、今日結婚することにするぞ!」
「ああ、なるほど。いい手ですね。」
目を白黒させるマリーを白目に、双子のような二人が悪役のような笑みを浮かべる。
リチャードは、はぁ~と息をついて、頭に手をやっている。
そして、私は、現場をミレニアとリチャードに任せて、さっさと王宮の自室に帰ってきた。
部屋に侍女と神官を入れるのも忘れない。
マリー、恥ずかしいかもしれないけれど、我慢してくれよ。
ベッドにマリーを寝かせると、マリーがあたふたしはじめた。
「あ、あの、私まだ心の準備が…。」
「大丈夫、私に任せて?」
ミレニアの鬘を外し、衣装とコルセットを侍女にはぎ取ってもらう。
男の顔をした王太子に、マリーの顔は赤らんだ。
通常よりも厳正な立会いの下で、わざわざ初夜をやったのだ。
マリーが初めてだという証は、だれにも異論は唱えさせない。
これでもう、攫われたことにより、マリーが穢されているのではないかという疑いはもたれないで済む。
破瓜の証を侍女に持たせ、認めさせると、私は人払いをし。
腕の中で恥ずかしがるマリーを優しく抱くのだった。
◆◆◆
「今頃、おとめを失っている頃かしら。」
王太子姿のミレニアは、リチャードをちらりと見る。
私も、早くあなたに抱かれたい。
いつ、迎えに来てくださりますの?
「殿下のお姿でそういうことは、言わないでください…。」
リチャードが耳まで赤くなる。
本当に可愛いんだから。
「この姿でするのも面白いんじゃないかと思っているのだけど。」
「やめてください!!本当に!!心臓が持ちませんから!!!」
じゃあ、せめて口づけをして下さらない?
甘えた視線で見上げると。
リチャードは困ったように一瞬悩んで、周りが気を使って目をあわさないようにしているのを見やってから、軽い、口づけをした。
◆◆◆
王太子とマリー妃の結婚式は大々的に行われた。
華やかな薔薇のような王太子と、百合の花のような賢妃マリー妃。
二人の姿に、国民はお祝いの花を捧げ、国全体がお祭り騒ぎになっている。
クレイソン公爵家は、取り潰しはしなかったが、代替えを行った。
元公爵は、辺境の地に幽閉となった。
権力から遠ざかり、もう再び成り上がる可能性はない。
あれだけ権力欲のあった人間には、きついだろう。
堅実な妻と、その資質を継いだ息子は、立派に領地を経営するはずだ。
そして、取り潰した男爵家は、今さら処分は変えられない。
元領主と妻には、元公爵の執事とメイド長として、彼の見張りをしてもらうことにした。
一平民として、市政で暮らしていくよりは、ずっと生活は保障されている。
もちろん、さらなる見張りを派遣することも忘れない。
リチャードの指名で、誠実で腕の立つ人間を、交代で配置することになった。
今更結託しても、何の力もないから怖くはないが。甘くはないのだ。
「でも、今回のことでマクシミリアン様には側近候補がいなくなってしまいました。」
「そうだね、でもどんな側近より君が優秀だから、困ってはないかな。」
そういうと、マリーは恥ずかしそうにする。
「私、考えたのです。登用を、試験にして実力主義にしてはいかがかと。」
「ほう? でも、それは平民や下級貴族でも登用されうるということかな。既得権益を持ってるやつらを黙らせるのは大変だぞ?」
「スチュワート伯爵にご尽力いただきたいと思っています。」
「ほう?」
「もちろん、貴族、貴族の中でも高位のものほど優れた教育を受けられうるのですから、貴族の方が優位です。門戸を開いたからと言って、『平民に負けるとお思いで?』と言えば、何も言えないのではないかと。同じ点数ならば、家柄で比較されることになると思いますし。」
「貴族の中でも切磋琢磨されます。そして、国民も、上へ行こうとすることができれば。国全体で人的資源の質が上がると思いますわ。」
「それで、なぜスチュワート伯爵なんだい?」
「キース様。私、この間町へ視察にいった際に見かけたのです。側近候補だったときは、傲慢で、プライドが高かった彼が、平民の中に混じって、雑貨屋さんで働いていましたわ!だいぶ、お変わりになられていました。」
「きみは、キースを許したいんだね?だったら、許しを与えてキース個人を召し上げてもいいのだけど。」
ダメです、とふるふるとマリーは首を横に振った。
「せっかく、変わったのに、それでは元の木阿弥です。施しはよくありません。少しの手助けと、成功体験が彼には必要です。」
「なるほど、それで伯爵ね。」
全く、マリーの目線には驚かされる。
廃嫡しても、息子を気にやっていた伯爵なら、確かに協力してくれるだろう。
「でも、キースのためなんて妬けるな。」
「キース様のためだけじゃないです!一石二鳥ということです!!」
愛しい妃を腕に抱く。
恥ずかしそうに、マリーは身を縮める。
「私、幸せです。」
花もほころぶ笑顔。
その脇では、リチャードがミレニアの腰を抱いている。
二人は近々、結婚する予定だ。
ガリ勉元伯爵令嬢と生真面目騎士団長は、今日も悪役令嬢たちに溺愛されている。
さすがミレニア、ほぼ私なだけのことはある。
言わなくても、理解してくれる。
私たちは本当は双子なのではないだろうか。
「御者の二人は既に捕らえてありますわ。現在、騎士団の者が取り調べをしておりますが、奥方とご子息はこの件を何もご存じなかったようです。」
いかがいたしますか?
と、ミレニアは妖しく囁いた。
そして、リチャードにこっちにこいと、指をくいくいして、合図をしている。
子犬みたいに、リチャードは、王太子姿のミレニア様に向かい合う。
「よくやりました。さすが、私のリチャード。」
ふふっ、と笑いながら、顎を指で撫でる。
「…そのお姿で勘弁してください…。」
私の姿でラブシーンを見せられてもなぁ。
面白いけど。
「この件の処分はおいおい考えるよ。父上とも相談が必要だしな。」
「そうですね、処分するには王家と血が近すぎます。」
「かといって、男爵家は取り潰したんだから、バランスも必要だろう。」
ーーーーーーーーそんなことより。
「きゃあっ!」
私は、マリーを抱きかかえた。
「私たちは、今日結婚することにするぞ!」
「ああ、なるほど。いい手ですね。」
目を白黒させるマリーを白目に、双子のような二人が悪役のような笑みを浮かべる。
リチャードは、はぁ~と息をついて、頭に手をやっている。
そして、私は、現場をミレニアとリチャードに任せて、さっさと王宮の自室に帰ってきた。
部屋に侍女と神官を入れるのも忘れない。
マリー、恥ずかしいかもしれないけれど、我慢してくれよ。
ベッドにマリーを寝かせると、マリーがあたふたしはじめた。
「あ、あの、私まだ心の準備が…。」
「大丈夫、私に任せて?」
ミレニアの鬘を外し、衣装とコルセットを侍女にはぎ取ってもらう。
男の顔をした王太子に、マリーの顔は赤らんだ。
通常よりも厳正な立会いの下で、わざわざ初夜をやったのだ。
マリーが初めてだという証は、だれにも異論は唱えさせない。
これでもう、攫われたことにより、マリーが穢されているのではないかという疑いはもたれないで済む。
破瓜の証を侍女に持たせ、認めさせると、私は人払いをし。
腕の中で恥ずかしがるマリーを優しく抱くのだった。
◆◆◆
「今頃、おとめを失っている頃かしら。」
王太子姿のミレニアは、リチャードをちらりと見る。
私も、早くあなたに抱かれたい。
いつ、迎えに来てくださりますの?
「殿下のお姿でそういうことは、言わないでください…。」
リチャードが耳まで赤くなる。
本当に可愛いんだから。
「この姿でするのも面白いんじゃないかと思っているのだけど。」
「やめてください!!本当に!!心臓が持ちませんから!!!」
じゃあ、せめて口づけをして下さらない?
甘えた視線で見上げると。
リチャードは困ったように一瞬悩んで、周りが気を使って目をあわさないようにしているのを見やってから、軽い、口づけをした。
◆◆◆
王太子とマリー妃の結婚式は大々的に行われた。
華やかな薔薇のような王太子と、百合の花のような賢妃マリー妃。
二人の姿に、国民はお祝いの花を捧げ、国全体がお祭り騒ぎになっている。
クレイソン公爵家は、取り潰しはしなかったが、代替えを行った。
元公爵は、辺境の地に幽閉となった。
権力から遠ざかり、もう再び成り上がる可能性はない。
あれだけ権力欲のあった人間には、きついだろう。
堅実な妻と、その資質を継いだ息子は、立派に領地を経営するはずだ。
そして、取り潰した男爵家は、今さら処分は変えられない。
元領主と妻には、元公爵の執事とメイド長として、彼の見張りをしてもらうことにした。
一平民として、市政で暮らしていくよりは、ずっと生活は保障されている。
もちろん、さらなる見張りを派遣することも忘れない。
リチャードの指名で、誠実で腕の立つ人間を、交代で配置することになった。
今更結託しても、何の力もないから怖くはないが。甘くはないのだ。
「でも、今回のことでマクシミリアン様には側近候補がいなくなってしまいました。」
「そうだね、でもどんな側近より君が優秀だから、困ってはないかな。」
そういうと、マリーは恥ずかしそうにする。
「私、考えたのです。登用を、試験にして実力主義にしてはいかがかと。」
「ほう? でも、それは平民や下級貴族でも登用されうるということかな。既得権益を持ってるやつらを黙らせるのは大変だぞ?」
「スチュワート伯爵にご尽力いただきたいと思っています。」
「ほう?」
「もちろん、貴族、貴族の中でも高位のものほど優れた教育を受けられうるのですから、貴族の方が優位です。門戸を開いたからと言って、『平民に負けるとお思いで?』と言えば、何も言えないのではないかと。同じ点数ならば、家柄で比較されることになると思いますし。」
「貴族の中でも切磋琢磨されます。そして、国民も、上へ行こうとすることができれば。国全体で人的資源の質が上がると思いますわ。」
「それで、なぜスチュワート伯爵なんだい?」
「キース様。私、この間町へ視察にいった際に見かけたのです。側近候補だったときは、傲慢で、プライドが高かった彼が、平民の中に混じって、雑貨屋さんで働いていましたわ!だいぶ、お変わりになられていました。」
「きみは、キースを許したいんだね?だったら、許しを与えてキース個人を召し上げてもいいのだけど。」
ダメです、とふるふるとマリーは首を横に振った。
「せっかく、変わったのに、それでは元の木阿弥です。施しはよくありません。少しの手助けと、成功体験が彼には必要です。」
「なるほど、それで伯爵ね。」
全く、マリーの目線には驚かされる。
廃嫡しても、息子を気にやっていた伯爵なら、確かに協力してくれるだろう。
「でも、キースのためなんて妬けるな。」
「キース様のためだけじゃないです!一石二鳥ということです!!」
愛しい妃を腕に抱く。
恥ずかしそうに、マリーは身を縮める。
「私、幸せです。」
花もほころぶ笑顔。
その脇では、リチャードがミレニアの腰を抱いている。
二人は近々、結婚する予定だ。
ガリ勉元伯爵令嬢と生真面目騎士団長は、今日も悪役令嬢たちに溺愛されている。
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