犬猿の仲の他国の将軍は敵国王を娶りたい

発情期がきたかもしれない

「……ああ、シン、よかった。」

「俺も、ブルックが無事でよかった…！！」


ブルックの顔は興奮しているのか、かなり赤い。


「…ブルック、体熱い。大丈夫か？」


「あ。あーーーーーーーーー。発情期が来たかも…。ごめん、１週間くらい籠ってれば大体落ち着くから、離れ」


「俺は構わないよ。」


「構わないって、優しくできる自信がないし、たぶん余裕ないし、きっとしつこいし、アイツみたいに傷つけたくないし…！それに、こういう時は高確率で子どもが…。」


「初めてじゃないんだし、行為に慣れてきたし、大丈夫だよ。キイの弟も産みたい。」




「ああもう！後始末も、キイ様たちのお迎えも全部エンがしておきますから！とっとと励んできてください。やればすぐ収まるんでしょう？」



エン将軍に寝室に押し込まれた。