国で一番醜い子は竜神の雛でした。僕は幸せになれますか?

竜鳴躍

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イエローとオランジュ編

【番外編】青と赤の巣ごもり R18版

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「あぁあっ。もう、あん、っ。」

後ろの穴が泡立って、きゅんきゅんと搾り取る。

ピクピクと中心が震え、蜜を出そうとするのを、ブルースはぎゅっと塞き止めた。



「だめ。俺の中に出して。」



「…はっ、はっ…。」


もう何回彼の中で果てて、彼をナカで受け止めたか覚えていない。



ぴくぴくと鍛えられた腹筋が震え、ずるりと出して、ブルースはレッドの上に跨った。



もう何日か籠りっぱなしで、お互いの体はドロドロだし、後ろは互いのもので滴っている。

発情の合間の正気な時間で食事をとり、のどを潤し、体を清めているが、あまり正気の時間はない。




なれたそこは、すんなりとレッドの大きなものを美味しそうに飲み込む。


「……あっ。おく、きたっ。」



「ああっ、でるっ、すぐでちゃうぅ」


「ダメ、我慢して?」


ゆるゆると腰を動かし、ブルースはレッドを高めた。



身もだえる唇に口づけを。



舌を絡めて。




お互いに腹が膨れて、これ以上入らないくらいまでしよう。



竜は赤ちゃんができにくいから、このくらいしないと難しい。




「あっ、あっ、あぁああああぁ……っ」


「あんっ、ああぁ、あぁ!!!」




お互いに同時に達する。





息を整えて、体をくっつけて眠るのも。

汗ばむからだと熱と匂いに包まれて。




とんでもなく、すき。
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