国で一番醜い子は竜神の雛でした。僕は幸せになれますか?

竜鳴躍

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新婚編

青と赤のえっち  R18

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2人でお風呂に入ってみた。

でも子どもの頃からよく一緒に入ってるし…。

なんともないはずなのに、これからそういうことをすると思えば、同じ相手でも違って見えるものだ。


「………っ。あっ。」



体を洗いっこしながら、蕾に指を入れる。

「俺は準備できてる、お前の手伝ってやる。」



指を増やして動かせば、色っぽい声が出てきた。


自分より体格の良い、大柄な男。
すごいな、腹筋、大胸筋。

俺の父もこんなふうだったのかな。



「お前も、俺の、解してみて。一応自分でやったけど。」



太い指が入ってくる。


「……ん、あぁん。」


お互いに足をはしたなく開いて、向かい合って、尻を解している。



下半身に重量が溜まり、魔法で体を乾かして、ベッドにもつれ込む。



「あっ!」


レッドの蕾に自分のものを押し当て、侵入する。


体がデカい分孔もデカいからか、思ったよりすんなりと入った。



「あぁあぁ。うれしぃ~…。ブルースに初めて、あげちゃった~。」

「あとで童貞ももらうから。」


抱かれて、手順を覚えて?


腰を使いだすと、すぐに嬌声が上がった。





最初から父がいなくて、母一人子一人。
さみしさを埋めるように誰にでも肌を許した。

子どもを作るようなことはしなかったけど、回数を重ねたのに、こんなにこの行為が嬉しかったことはない。



「あぅ、ふ、ぶるー」

初めての快感に零れる涙をなめとりながら、レッドのご両親に挨拶に行かないとな、と考える。



図体がでかいのに随分かわいい。



きっと俺たちの雛も可愛いだろう。
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