4 / 16
ごちゃごちゃのクリスマスパーティ
うちの妻がいないんだが
しおりを挟む
その頃、クリスやアヴニールの世界。
レッドキングダムでは、クリスの夫であるアイスと部下であり、アヴニール(10歳)の婚約者がはらはらしていた。
なんせ公爵夫人でありながら、天下無敵の騎士団長は自分から厄介ごとに首を突っ込むのだ。
そして、その息子であるアヴニールも母親によく似ている。
「ああ。こんな時に限ってアリス(長男)は嫁たちと旅行に行ってるし!ジュリエッタ(長女)もロメオ(婚約者)のところだし!ラスティ(次女)はアイドルの追っかけで侍女と護衛を引き連れてツアーに行ってるし!!!」
「………ちょっと待ってください。アイス様。あれを。」
「えっ。」
アイスは目をぱちぱちして我が目を疑った。
ドアの向こうにクリスたちがいる。
なんだかわけのわからない布団のついたテーブルにいるようだ。
「………いってみますか。」
「まあ、行くしかないだろうな。」
その頃サンタの窃盗団は5名ほど。
何も知らずに突入するところだった。
「メリィクリスマース!」
「うわぁ!」
なに?サンタも来ちゃった?と期待するが、サンタは銃を取り出した。
「こんなに人が集まってたとは予想外だが、金目のものだしな!」
サンタはいかにも異世界人のこのメンツを見て、コスプレだと思ったらしい。
だが知らないのだ。
ここにいるのはただの可愛い子じゃないのだ。
「蜜瑠さん、お家壊しちゃったらたいへんだから俺に任せてね。亜空間拡張、バリア発動!」
レノが空間を広げ、バリアを発動した。
「こっちの世界ではどんなことがあっても殺したらいけないんだ。裁きは法の下じゃないと。だから、やりすぎないでくれ。」
「大丈夫、俺。回復魔法も使えるし。」
「レノさんやるね。僕もこれだけ広いなら、久しぶりに暴れちゃおうかなあ。」
シンもにこにこしてる。
「俺も暴れたいけどなぁ。んー。」
クリスもアヴニールも両手に刃物を握りしめてわくわく。
(ああ……。血の気が多いから。)
夫たちは好戦的な妻を見て、『かわいそうに…。』とサンタたちに同情した。
レッドキングダムでは、クリスの夫であるアイスと部下であり、アヴニール(10歳)の婚約者がはらはらしていた。
なんせ公爵夫人でありながら、天下無敵の騎士団長は自分から厄介ごとに首を突っ込むのだ。
そして、その息子であるアヴニールも母親によく似ている。
「ああ。こんな時に限ってアリス(長男)は嫁たちと旅行に行ってるし!ジュリエッタ(長女)もロメオ(婚約者)のところだし!ラスティ(次女)はアイドルの追っかけで侍女と護衛を引き連れてツアーに行ってるし!!!」
「………ちょっと待ってください。アイス様。あれを。」
「えっ。」
アイスは目をぱちぱちして我が目を疑った。
ドアの向こうにクリスたちがいる。
なんだかわけのわからない布団のついたテーブルにいるようだ。
「………いってみますか。」
「まあ、行くしかないだろうな。」
その頃サンタの窃盗団は5名ほど。
何も知らずに突入するところだった。
「メリィクリスマース!」
「うわぁ!」
なに?サンタも来ちゃった?と期待するが、サンタは銃を取り出した。
「こんなに人が集まってたとは予想外だが、金目のものだしな!」
サンタはいかにも異世界人のこのメンツを見て、コスプレだと思ったらしい。
だが知らないのだ。
ここにいるのはただの可愛い子じゃないのだ。
「蜜瑠さん、お家壊しちゃったらたいへんだから俺に任せてね。亜空間拡張、バリア発動!」
レノが空間を広げ、バリアを発動した。
「こっちの世界ではどんなことがあっても殺したらいけないんだ。裁きは法の下じゃないと。だから、やりすぎないでくれ。」
「大丈夫、俺。回復魔法も使えるし。」
「レノさんやるね。僕もこれだけ広いなら、久しぶりに暴れちゃおうかなあ。」
シンもにこにこしてる。
「俺も暴れたいけどなぁ。んー。」
クリスもアヴニールも両手に刃物を握りしめてわくわく。
(ああ……。血の気が多いから。)
夫たちは好戦的な妻を見て、『かわいそうに…。』とサンタたちに同情した。
0
お気に入りに追加
68
あなたにおすすめの小説


乙女ゲームのサポートメガネキャラに転生しました
西楓
BL
乙女ゲームのサポートキャラとして転生した俺は、ヒロインと攻略対象を無事くっつけることが出来るだろうか。どうやらヒロインの様子が違うような。距離の近いヒロインに徐々に不信感を抱く攻略対象。何故か攻略対象が接近してきて…
ほのほのです。
※有難いことに別サイトでその後の話をご希望されました(嬉しい😆)ので追加いたしました。

ヤバい薬、飲んじゃいました。
はちのす
BL
変な薬を飲んだら、皆が俺に惚れてしまった?!迫る無数の手を回避しながら元に戻るまで奮闘する話********イケメン(複数)×平凡※性描写は予告なく入ります。
作者の頭がおかしい短編です。IQを2にしてお読み下さい。
※色々すっ飛ばしてイチャイチャさせたかったが為の産物です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる