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アースが憎い、アースレッドが憎い

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ふふふ……。

襲った村や街から強奪した衣装に着替え、美味しいものを食べる。



久しぶりに風呂にも入って、捕まえておいた侍女に私の世話をさせる。



あのくらい魔道具があれば、本体が使っているのに近い魔法が使えるはず。





私にあんな視線を向けたマーク。


ぞくぞくする!

大丈夫。僕のモノにしてあげる。


きっと、アースレッドのせいだよね。




目線を下に向ければ、醜悪なオークにゴブリンたち。


マークの前で犯してやろう。


そうすれば、マーク……いや、マーキュリーも僕を選んでくれるはず!




遅れて来たオークが恭しく手に持っている何かを私に献上した。






(綺麗な赤い指輪…。)



私はそれを自分の指にはめた。
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