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男同士もいいものだよ? R18
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うーん。なんでこうなった。
陛下はすぐに俺の引っ越し場所を定めてくれた。
そして、なんか偉そうな魔法使いたちが俺の離れをその家の庭に転移させてくれたのだ。
引っ越し先は使われていないお城の一角で、騎士団の詰所のお隣だ。
電気はないみたいだけど、水道は通ってるみたいだし、なんとかなるか。
ちょっとずつ整備しつつ、機材を引っ越しさせていこう。
城の敷地内で騎士団の詰所の隣に住むことになったということは、ナッツさんやローゼスさん、ハンスさん、グリーンさんにはこれからもよく会う機会があるということ。
そして、陛下やプリ=ン=セチア殿下にも。
この国に根を下ろしたからには、俺の知識で国をよくするお手伝いができればいい。
「やぁシュドー!その服も素敵だね!やっぱりシュドーには体のラインが出るくらいの細身のスタイルがいいね!」
「殿下!シュドー、こんなセクハラには付き合わなくていいですからね?」
豪華な王子服の殿下と白の騎士服(祝典時用?)を着たナッツさんはまだいがみ合ってる。
俺としてはあのモーニングでもよかったんだけど、どうしてもと言われて城で用意してもらった服を着ている。
燕尾服に近いのかな?
中のシャツはフリフリが多くて、燕尾の尻尾も長い。踊るとスカートみたいにふわりと揺れると思う。
「衣装を用意して下さって感謝します。こちらの世界の服はまだ調達できておりませんでしたので。」
あれよあれよと、この国の貴族たちに俺のお披露目パーティをすることになったんだよね。
俺は科学者だから、これから国に貢献してくれることを期待しているということだろう。
つーっと、ハンスとグリーンを両脇に伴ったローゼスが来た。
「シュドーったらモテモテですね。」
「向こうでは同性で子どもができることはありませんし、なんだかんだ同性愛にまだまだ寛容な空気ではなかったので、文化の違いに圧倒されています。」
「こちらも元々はそうでしたよ。ただ、女性が少なくなって、男性同士のカップルも多くなってはいましたけど。同性同士で子どもが得られるようになってからですかね。シュドーは男は嫌?」
「嫌って言うか…。よく分かりません。女の人さえ好きになったことがないので。男は考えてもいなかったから、ほんと…。」
「気持ちいいですよ?」
ローゼスさんはにっこり微笑む。
「僕は子どもの頃から女の子っぽくて、そのせいか女の子には評判がよくなかったんですよね。なんとなく、僕が『産む方』で相手は男性かなぁって思ってたから、実際に男の人にモテても嫌悪感はなくて。」
団長も綺麗な顔だから男性にもモテるけど、団長の場合、女性っぽいわけじゃないから、きちんと女性にもモテてるんだけど…。と、ローゼスさんは何故か俺をチラチラ見る。
「ハンスとグリーンから求愛されてるんですけど、ハンスは紳士だしグリーンは可愛いし、どっちも捨てがたくて。だってハンスはテクニシャンで焦らされるけど、グリーンは若さでがつがつくるから、どっちもよくって。ふたりともおっきいし。」
「はい?」
「この世界、重婚も許されるし、男同士の場合は子どもは体外受精なんで、どっちの子か分からない心配もないわけだし。困ったらどっちも選んでいいと思いますよ。」
「はい!!?」
あなたもしや、俺にナッツさんとプリ殿下両方の嫁になれと仰っている?
「3P、すごく気持ちいいですよ。」
うっとりした顔で勧められても困ります。
陛下はすぐに俺の引っ越し場所を定めてくれた。
そして、なんか偉そうな魔法使いたちが俺の離れをその家の庭に転移させてくれたのだ。
引っ越し先は使われていないお城の一角で、騎士団の詰所のお隣だ。
電気はないみたいだけど、水道は通ってるみたいだし、なんとかなるか。
ちょっとずつ整備しつつ、機材を引っ越しさせていこう。
城の敷地内で騎士団の詰所の隣に住むことになったということは、ナッツさんやローゼスさん、ハンスさん、グリーンさんにはこれからもよく会う機会があるということ。
そして、陛下やプリ=ン=セチア殿下にも。
この国に根を下ろしたからには、俺の知識で国をよくするお手伝いができればいい。
「やぁシュドー!その服も素敵だね!やっぱりシュドーには体のラインが出るくらいの細身のスタイルがいいね!」
「殿下!シュドー、こんなセクハラには付き合わなくていいですからね?」
豪華な王子服の殿下と白の騎士服(祝典時用?)を着たナッツさんはまだいがみ合ってる。
俺としてはあのモーニングでもよかったんだけど、どうしてもと言われて城で用意してもらった服を着ている。
燕尾服に近いのかな?
中のシャツはフリフリが多くて、燕尾の尻尾も長い。踊るとスカートみたいにふわりと揺れると思う。
「衣装を用意して下さって感謝します。こちらの世界の服はまだ調達できておりませんでしたので。」
あれよあれよと、この国の貴族たちに俺のお披露目パーティをすることになったんだよね。
俺は科学者だから、これから国に貢献してくれることを期待しているということだろう。
つーっと、ハンスとグリーンを両脇に伴ったローゼスが来た。
「シュドーったらモテモテですね。」
「向こうでは同性で子どもができることはありませんし、なんだかんだ同性愛にまだまだ寛容な空気ではなかったので、文化の違いに圧倒されています。」
「こちらも元々はそうでしたよ。ただ、女性が少なくなって、男性同士のカップルも多くなってはいましたけど。同性同士で子どもが得られるようになってからですかね。シュドーは男は嫌?」
「嫌って言うか…。よく分かりません。女の人さえ好きになったことがないので。男は考えてもいなかったから、ほんと…。」
「気持ちいいですよ?」
ローゼスさんはにっこり微笑む。
「僕は子どもの頃から女の子っぽくて、そのせいか女の子には評判がよくなかったんですよね。なんとなく、僕が『産む方』で相手は男性かなぁって思ってたから、実際に男の人にモテても嫌悪感はなくて。」
団長も綺麗な顔だから男性にもモテるけど、団長の場合、女性っぽいわけじゃないから、きちんと女性にもモテてるんだけど…。と、ローゼスさんは何故か俺をチラチラ見る。
「ハンスとグリーンから求愛されてるんですけど、ハンスは紳士だしグリーンは可愛いし、どっちも捨てがたくて。だってハンスはテクニシャンで焦らされるけど、グリーンは若さでがつがつくるから、どっちもよくって。ふたりともおっきいし。」
「はい?」
「この世界、重婚も許されるし、男同士の場合は子どもは体外受精なんで、どっちの子か分からない心配もないわけだし。困ったらどっちも選んでいいと思いますよ。」
「はい!!?」
あなたもしや、俺にナッツさんとプリ殿下両方の嫁になれと仰っている?
「3P、すごく気持ちいいですよ。」
うっとりした顔で勧められても困ります。
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