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遠距離夫婦
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結婚式を挙げるまで、一線は越えず。
初夜の後初めてのヒートで番になった。
そして、愛しい番を囲いもせずに遠距離夫婦でいる自分たち。
「ヘイ、ケイ!ハニーに電話かい?」
「ケイの奥さんって、凄い美人のオメガだろ?一人にして心配じゃないの。」
役者仲間をシッシッと追いやる。
心配は心配だけど。
大好きな人には羽ばたいてもらいたいから。
それにもうすぐ。
海はこっちに来てくれる。
「もしもし、海。今、時間大丈夫?………良かった。こちらの新居だけど、ロスに用意できたから。いつでも来られるよ。」
京からの電話。
いつもドキドキする。
「早く一緒に暮らしたい。毎日、腕の中に包まれてたい。」
ゴロゴロできるように、リビングにはおっきなソファとラグを置いたよ。
ラグの上で君に果物を食べさせたい。
頑張りすぎる君を、真綿で包んで。
あと、もう少し。
初夜の後初めてのヒートで番になった。
そして、愛しい番を囲いもせずに遠距離夫婦でいる自分たち。
「ヘイ、ケイ!ハニーに電話かい?」
「ケイの奥さんって、凄い美人のオメガだろ?一人にして心配じゃないの。」
役者仲間をシッシッと追いやる。
心配は心配だけど。
大好きな人には羽ばたいてもらいたいから。
それにもうすぐ。
海はこっちに来てくれる。
「もしもし、海。今、時間大丈夫?………良かった。こちらの新居だけど、ロスに用意できたから。いつでも来られるよ。」
京からの電話。
いつもドキドキする。
「早く一緒に暮らしたい。毎日、腕の中に包まれてたい。」
ゴロゴロできるように、リビングにはおっきなソファとラグを置いたよ。
ラグの上で君に果物を食べさせたい。
頑張りすぎる君を、真綿で包んで。
あと、もう少し。
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