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番になります R18

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結婚式が終わり、部屋に飲み物と食糧が運びこまれ、僕は侍女に磨かれて、薄手でスケスケのエッチなベビードールと紐みたいなパンツだけ着せられて、ぽいと寝室に送り込まれた。

因みに僕の処女は教会が魔法で確認したよ。
聖王ビジョン様のお墨付き!

オメガって便利だよね。
この後カナリアと番えば、ちゃんとヤッたって一目瞭然だもんね。

その瞬間を目視する必要はないから、ベッドの脇に控えている人はいない。

本当によかった。
誰かに見られてヤられる趣味はないよ。


「ああ、綺麗だ。可愛い。体温が上がってる。発情、くる?」

「まじまじ見ないで。もう、くる………っ。灯りも絶対につけちゃいやだ。」

顔が近いい。

そんな顔見たことない。


欲情されると恥ずかしい。

でもっ、僕も欲しい。

「僕を………たべて?」


事故じゃないキス。

大人のキスで貪られて、胸もおなかも嘗められる。

脇と首はくすぐったいよ。


「ああ、あんっ。あああ、ほしいっ。はやくぅ」

僕のナカからはオメガの分泌液が出て、ぐちょぐちょ。

するりとカナリアはパンツを抜いた。

僕は後ろ向きにお尻を上げる。

入り口がかぱかぱ誘ってる。


「いくよっ」

ぎゅっと枕をつかんで、熱に浮かされて。
その衝撃がつらかったのは一瞬で。


いいぃ!

前で自慰をするより気持ちいい!

「あっ、は、あんっ。おく、おくぅ。だしてぇ、いっぱい、ほし」

「んっ」


お腹の中で膨れた実が弾けて、待ち望んだものが溢れる瞬間。

首に衝撃を受けて、かぱっと噛まれた。

電流が走るみたいに、魂同士が繋がる感覚。


僕はカナリアのオメガ。

カナリアは僕のアルファだ。


「ミリオン、愛してるっ。今度は、顔、みたい。」

体を反転させて、足を開いて。

首に手を回して、カナリアを見て。



僕たちは何度も抱き合って、カナリアの予測どおり3日間そればっかりしてた。




「うぅ、回復魔法かけて………。」

声もガラガラ。

「ミリオンは抱っこして連れていくし、侍女が支度はするから大丈夫だよ。ちゃんと装備も持って行くから。」

抱き潰された体は重い。いたい。
違和感ある。

あの場所が。

回復魔法かけてくれるのは馬車の中かなあ。
きっと抱き潰して人妻オーラの出た僕をお姫さま抱っこで練り歩きたいのだ。
分かるよ?男だからね。

だけどさあ。



カナリアが僕をお風呂に運び、侍女さんが綺麗にしてくれる。

「一緒に入らないんだ。」

「またしたくなる。困るでしょ?」


うん、まあ………そうだね。





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