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生徒会に入りたい
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「オリエ!一緒に生徒会に入らないか?」
「なぜ?」
「だっ………ほら、将来に有利だろ?」
「シュヴァリエ、そんなこと考えるタイプじゃないだろ。」
そういうと、シュヴァリエは大きな体でモジモジしだした。
「ゼロ先輩と近づきたくて……。」
うわあ。
きたよ、これ。恐れてたやつが。
どうしようかな。俺が断ったところで、無駄に行動力あるんだよなあ。
「仕方ねえな!まあ、生徒会に入ればモテるかもしれないしな!」
「嬉しい!一人じゃ心細かったんだ~!」
周りに花が咲いてるように見える。
のんきな花が。
絶対にこの恋を自覚させないぞ!
大体、お前はちゃんと女にもてるんだから!
その気になればよりどりみどり!
何なら今朝方お前が庇った女のコ、お前が帰るのを待ち伏せして教室の入口で待ってるじゃん?
なんで男なんだよおー。
「あっ、あのっ、リッシュ様!今朝は取り乱してしまい……!お礼を!」
「いいですよ、レディに怪我がなくて何よりです。私は鍛えていますから、あのくらい日常茶飯事なんですよ。あなたは、優しい人ですね。それでは。」
女のコはただただ、頬を染めてうっとりしている。
う~ん。
なんにも思ってないから、スラスラ出てくるんだろうな。
それで、裏も下心もなくて爽やかだから、女のコにもてるんだろう。
こいつ、意外と丸め込んだら簡単に女と結婚できるんじゃないだろうか。
誰にでも優しくできるから、女の方も割りかし幸せにできるのでは。
「オリエ!早く?いくよ!」
「わかった、って!」
シュヴァリエはウキウキと生徒会室に向かった。
それはもう、主を見つけた子犬のようだった。
「なぜ?」
「だっ………ほら、将来に有利だろ?」
「シュヴァリエ、そんなこと考えるタイプじゃないだろ。」
そういうと、シュヴァリエは大きな体でモジモジしだした。
「ゼロ先輩と近づきたくて……。」
うわあ。
きたよ、これ。恐れてたやつが。
どうしようかな。俺が断ったところで、無駄に行動力あるんだよなあ。
「仕方ねえな!まあ、生徒会に入ればモテるかもしれないしな!」
「嬉しい!一人じゃ心細かったんだ~!」
周りに花が咲いてるように見える。
のんきな花が。
絶対にこの恋を自覚させないぞ!
大体、お前はちゃんと女にもてるんだから!
その気になればよりどりみどり!
何なら今朝方お前が庇った女のコ、お前が帰るのを待ち伏せして教室の入口で待ってるじゃん?
なんで男なんだよおー。
「あっ、あのっ、リッシュ様!今朝は取り乱してしまい……!お礼を!」
「いいですよ、レディに怪我がなくて何よりです。私は鍛えていますから、あのくらい日常茶飯事なんですよ。あなたは、優しい人ですね。それでは。」
女のコはただただ、頬を染めてうっとりしている。
う~ん。
なんにも思ってないから、スラスラ出てくるんだろうな。
それで、裏も下心もなくて爽やかだから、女のコにもてるんだろう。
こいつ、意外と丸め込んだら簡単に女と結婚できるんじゃないだろうか。
誰にでも優しくできるから、女の方も割りかし幸せにできるのでは。
「オリエ!早く?いくよ!」
「わかった、って!」
シュヴァリエはウキウキと生徒会室に向かった。
それはもう、主を見つけた子犬のようだった。
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