37 / 67
閑話 男の闘い
しおりを挟む「――塩っぱい」
背後から、四ノ宮がぽつりと零した。
「塩素の味がしますね」
「泳いだ直後だからな……不味いだろ?」
「いいえ? 水着って感じがして、この方が興奮しますよ」
「……変態」
オレの罵倒などお構い無しに、四ノ宮は行為を続行した。項から背の中程まで、ぬるりとナメクジの這うような感触が伝っていく。
辿られた背筋がぞわりと痺れ、胸元に回された四ノ宮の手指すらこそばゆく感じて、息を詰めて黒板に爪を立てて堪えた。
水泳大会中で生徒の出払っている今、校舎は閑散としている。四ノ宮的には「本当はプールの更衣室の方が雰囲気が出て良かった」らしいが、そちらは今だと人の出入りが多い為、断念したのだとか。
「それに、普段勉強している教室を穢すのって、興奮しませんか? この先毎日、授業中も僕との行為を思い出すことになるんですよ」――なんて、またもや悪趣味なご意見の元、連れてこられたのは二年A組、オレの教室だった。
カーテンの閉ざされた無点灯の室内は、まだ夕暮れ前にも関わらず随分と薄暗い。二人きり、貸し切り状態のそこには、微かに湿った音が響いている。
肌を舐る音。濡れた水着越しに、四ノ宮の雄がオレの尻と股間に擦り付けられる音。それは断続的に続いている。執拗に、何度も。
プールで冷えた身体は今や鴇色に火照り、じわりと全身に汗が滲んでいた。――塩っぱいのは、塩素のせいだけじゃないかもしれない。
「てかお前、水着にすら興奮すんのかよ……」
伸縮性のある布を持ち上げて己のソレが屹立しているのを嫌でも意識してしまい、気を紛らわす為に話し掛ける。
「トキさんのせいですよ。水着姿のトキさん、随分お預けを食らいましたからね」
「ッあ……!」
突如、四ノ宮の指先がピンと張り詰めたオレの胸の突起を弾いた。ビリリと走る電気信号に、背が反る。
「あのまま逃げられるとでも思いましたか? 甘いですよ。……さてと。折角の水着なので、今日は脱がせずに隙間から挿れるとしましょうか」
不穏な宣言に、ハッとして後ろを振り向いた。
「ま、待って、オレ……ひっ!」
「壁から手を離すなと言いましたよね?」
布越しに、硬い異物が蕾に浅く押し入ってくる。散々ソレで擦られていたそこは、嫌でもひくりと求めるように反応してしまう。
「隙間が嫌なら鋏で穴を空けますよ」
「ばっ、オレこの後もまだ! 出番あるんだって!」
「おや、そうでしたか。ちなみに、何の種目です?」
「……メドレーリレー」
「花形じゃないですか。クロール?」
「いや、平泳ぎ。クロールはタカだ」
「タカさんとの約束ってそれですか?」
「……違う」
タカとの約束は……もう果たせないだろうな。こうしている間にも、水上騎馬戦はきっと始まっちまってる。
――ごめんな、タカ。
もう何度目かも知れない謝罪を胸中で吐き、睫毛を伏せた。
「メドレーリレーなら一番最後ですし、まだたっぷり遊べますね」
「遊っ、いや、だからオレ泳ぐから! 挿入だけはマジで勘弁して欲しいんだけど! その……手とか口なら、貸すからさ」
「駄目ですよ。トキさん下手くそなんですもん」
「っ四ノ宮!」
「大丈夫ですって。泳ぐ頃には回復してますよ。……僕が満足するまで、付き合ってくれるんでしょう?」
また、その言葉だ。何度も確認するように言うのは、もしかして脅しとかじゃなくて……不安、なのか?
「……どうすれば、お前を満たせるんだ? こういう行為じゃ、なくってさ」
もっと別の何かで――四ノ宮の心に寄り添いたいと思うのに。どうしたら正解なのかが分からない。
少し間があった。そっと、蕾から四ノ宮のものが離れていく。
「四ノ」
「無理ですよ。だって貴方、絶対に僕を見ないじゃないですか」
え?
「いくら抱いても汚しても、手に入れた気がするのはその瞬間だけで……貴方は決して僕のものにはならない」
ズボンのポケットから、四ノ宮は鋏を取り出した。ギラリと鈍い光を放つ刃先の存在感に、息を呑む。
「だから、永遠に満足することはないんです」
「四ノ宮……お前?」
「動かないでください。うっかり手元が狂ったら、肌が切れますよ?」
臀部の布を引っ張られ、刃先が当てられる。鋭利な刃物に対する恐怖心や、水着を切られる危機感よりも、オレは今しがたの四ノ宮の言葉に戸惑っていた。
ジャキッ――直後切り裂かれたのは、布ではなく彼自身の心だったかもしれない。
◆◇◆
奥で熱が爆ぜた。ぶるりと身を震わせて、内部で四ノ宮が果てる。広がっていく液体の感覚。溺れる酩酊感。
「はっ、ぁ……!」
身体の中心から、ゆっくりと四ノ宮が引き抜かれていく。栓を失い、ぱっくりと開いたそこから、どろりと精が溢れ出したのを感じた。
「あーぁ、汚しちゃいましたね。トキさんが大好きなタカさんの席」
二つ繋げた机の上。仰向けに力無く寝そべって、オレは荒い息を吐いていた。――タカの机と、九重の机。四ノ宮が最終的に選んだ場所は、そこだった。
――よごした? タカを?
思考が上手く働かずにぼんやりとしていると、身体の上にひらりと何かが降ってきた。
「水着。僕のを使ってください。リレーに出るんでしょう?」
りれー? なんだっけ……。
「そうですね……そのまま僕のものを中に入れたまま泳げと言いたいところですが、トキさんすぐにバレて大変なことになりそうですからね。掻き出してきてもいいですよ? 僕は先に戻っていますので、どうぞ、ごゆっくり」
掻き……? ダメだ、目が霞む。四ノ宮が行ってしまう。
待ってくれ。オレまだ、お前に聞きたいことが――。
遠ざかる足音と意識を必死に手繰り寄せようとしたけれど、落ちゆく瞼の重みに抗う術もなく、数瞬後には全てが分からなくなった。
◆◇◆
「……、……キ」
――誰かが呼んでいる。
「トキ……トキ!」
ああ、この声は。
「――タカ?」
呼び掛けると、すぐ傍にある気配がハッとしたのを感じた。
えらく喉が乾いてる。あれ? オレ寝てたのか。薄く目を開くと、思ったよりも近くにタカの顔があった。ひどく憔悴したような表情。……何だ、どうした? そんな顔するなよ。
頬に手を伸ばして触れようとすると、先にその手を掴まれ、抱き寄せられる。
「トキ……!」
いや、〝しがみつかれた〟の方が近いかもしれない。タカの腕は苦しいくらいに力強くて、何故か震えていた。
問い掛けようとして、曲げられたお腹の奥に不意にズキリとした痛みを覚える。次いで、内部から流れ出す生々しい液体の感触に、背筋がぞくりとした――これは。
一気に記憶が蘇る。同時に状況を理解して、血の気が引いた。思わず、タカの胸を押して身を剥がす。タカは、傷付いた表情でオレを見た。
「ぁ……み、見ないで」
自分でも驚く程、弱々しい声が出た。
見られた。知られた。タカに、こんな……こんな姿を。
――それは、オレが一番恐れていたことだった。
「見ないでっ、タカ……!」
注がれる視線に耐えかねて、顔を逸らして覆った。
仄暗い教室内を、暫し重い沈黙が満たした――。
背後から、四ノ宮がぽつりと零した。
「塩素の味がしますね」
「泳いだ直後だからな……不味いだろ?」
「いいえ? 水着って感じがして、この方が興奮しますよ」
「……変態」
オレの罵倒などお構い無しに、四ノ宮は行為を続行した。項から背の中程まで、ぬるりとナメクジの這うような感触が伝っていく。
辿られた背筋がぞわりと痺れ、胸元に回された四ノ宮の手指すらこそばゆく感じて、息を詰めて黒板に爪を立てて堪えた。
水泳大会中で生徒の出払っている今、校舎は閑散としている。四ノ宮的には「本当はプールの更衣室の方が雰囲気が出て良かった」らしいが、そちらは今だと人の出入りが多い為、断念したのだとか。
「それに、普段勉強している教室を穢すのって、興奮しませんか? この先毎日、授業中も僕との行為を思い出すことになるんですよ」――なんて、またもや悪趣味なご意見の元、連れてこられたのは二年A組、オレの教室だった。
カーテンの閉ざされた無点灯の室内は、まだ夕暮れ前にも関わらず随分と薄暗い。二人きり、貸し切り状態のそこには、微かに湿った音が響いている。
肌を舐る音。濡れた水着越しに、四ノ宮の雄がオレの尻と股間に擦り付けられる音。それは断続的に続いている。執拗に、何度も。
プールで冷えた身体は今や鴇色に火照り、じわりと全身に汗が滲んでいた。――塩っぱいのは、塩素のせいだけじゃないかもしれない。
「てかお前、水着にすら興奮すんのかよ……」
伸縮性のある布を持ち上げて己のソレが屹立しているのを嫌でも意識してしまい、気を紛らわす為に話し掛ける。
「トキさんのせいですよ。水着姿のトキさん、随分お預けを食らいましたからね」
「ッあ……!」
突如、四ノ宮の指先がピンと張り詰めたオレの胸の突起を弾いた。ビリリと走る電気信号に、背が反る。
「あのまま逃げられるとでも思いましたか? 甘いですよ。……さてと。折角の水着なので、今日は脱がせずに隙間から挿れるとしましょうか」
不穏な宣言に、ハッとして後ろを振り向いた。
「ま、待って、オレ……ひっ!」
「壁から手を離すなと言いましたよね?」
布越しに、硬い異物が蕾に浅く押し入ってくる。散々ソレで擦られていたそこは、嫌でもひくりと求めるように反応してしまう。
「隙間が嫌なら鋏で穴を空けますよ」
「ばっ、オレこの後もまだ! 出番あるんだって!」
「おや、そうでしたか。ちなみに、何の種目です?」
「……メドレーリレー」
「花形じゃないですか。クロール?」
「いや、平泳ぎ。クロールはタカだ」
「タカさんとの約束ってそれですか?」
「……違う」
タカとの約束は……もう果たせないだろうな。こうしている間にも、水上騎馬戦はきっと始まっちまってる。
――ごめんな、タカ。
もう何度目かも知れない謝罪を胸中で吐き、睫毛を伏せた。
「メドレーリレーなら一番最後ですし、まだたっぷり遊べますね」
「遊っ、いや、だからオレ泳ぐから! 挿入だけはマジで勘弁して欲しいんだけど! その……手とか口なら、貸すからさ」
「駄目ですよ。トキさん下手くそなんですもん」
「っ四ノ宮!」
「大丈夫ですって。泳ぐ頃には回復してますよ。……僕が満足するまで、付き合ってくれるんでしょう?」
また、その言葉だ。何度も確認するように言うのは、もしかして脅しとかじゃなくて……不安、なのか?
「……どうすれば、お前を満たせるんだ? こういう行為じゃ、なくってさ」
もっと別の何かで――四ノ宮の心に寄り添いたいと思うのに。どうしたら正解なのかが分からない。
少し間があった。そっと、蕾から四ノ宮のものが離れていく。
「四ノ」
「無理ですよ。だって貴方、絶対に僕を見ないじゃないですか」
え?
「いくら抱いても汚しても、手に入れた気がするのはその瞬間だけで……貴方は決して僕のものにはならない」
ズボンのポケットから、四ノ宮は鋏を取り出した。ギラリと鈍い光を放つ刃先の存在感に、息を呑む。
「だから、永遠に満足することはないんです」
「四ノ宮……お前?」
「動かないでください。うっかり手元が狂ったら、肌が切れますよ?」
臀部の布を引っ張られ、刃先が当てられる。鋭利な刃物に対する恐怖心や、水着を切られる危機感よりも、オレは今しがたの四ノ宮の言葉に戸惑っていた。
ジャキッ――直後切り裂かれたのは、布ではなく彼自身の心だったかもしれない。
◆◇◆
奥で熱が爆ぜた。ぶるりと身を震わせて、内部で四ノ宮が果てる。広がっていく液体の感覚。溺れる酩酊感。
「はっ、ぁ……!」
身体の中心から、ゆっくりと四ノ宮が引き抜かれていく。栓を失い、ぱっくりと開いたそこから、どろりと精が溢れ出したのを感じた。
「あーぁ、汚しちゃいましたね。トキさんが大好きなタカさんの席」
二つ繋げた机の上。仰向けに力無く寝そべって、オレは荒い息を吐いていた。――タカの机と、九重の机。四ノ宮が最終的に選んだ場所は、そこだった。
――よごした? タカを?
思考が上手く働かずにぼんやりとしていると、身体の上にひらりと何かが降ってきた。
「水着。僕のを使ってください。リレーに出るんでしょう?」
りれー? なんだっけ……。
「そうですね……そのまま僕のものを中に入れたまま泳げと言いたいところですが、トキさんすぐにバレて大変なことになりそうですからね。掻き出してきてもいいですよ? 僕は先に戻っていますので、どうぞ、ごゆっくり」
掻き……? ダメだ、目が霞む。四ノ宮が行ってしまう。
待ってくれ。オレまだ、お前に聞きたいことが――。
遠ざかる足音と意識を必死に手繰り寄せようとしたけれど、落ちゆく瞼の重みに抗う術もなく、数瞬後には全てが分からなくなった。
◆◇◆
「……、……キ」
――誰かが呼んでいる。
「トキ……トキ!」
ああ、この声は。
「――タカ?」
呼び掛けると、すぐ傍にある気配がハッとしたのを感じた。
えらく喉が乾いてる。あれ? オレ寝てたのか。薄く目を開くと、思ったよりも近くにタカの顔があった。ひどく憔悴したような表情。……何だ、どうした? そんな顔するなよ。
頬に手を伸ばして触れようとすると、先にその手を掴まれ、抱き寄せられる。
「トキ……!」
いや、〝しがみつかれた〟の方が近いかもしれない。タカの腕は苦しいくらいに力強くて、何故か震えていた。
問い掛けようとして、曲げられたお腹の奥に不意にズキリとした痛みを覚える。次いで、内部から流れ出す生々しい液体の感触に、背筋がぞくりとした――これは。
一気に記憶が蘇る。同時に状況を理解して、血の気が引いた。思わず、タカの胸を押して身を剥がす。タカは、傷付いた表情でオレを見た。
「ぁ……み、見ないで」
自分でも驚く程、弱々しい声が出た。
見られた。知られた。タカに、こんな……こんな姿を。
――それは、オレが一番恐れていたことだった。
「見ないでっ、タカ……!」
注がれる視線に耐えかねて、顔を逸らして覆った。
仄暗い教室内を、暫し重い沈黙が満たした――。
32
お気に入りに追加
616
あなたにおすすめの小説

ポンコツアルファを拾いました。
おもちDX
BL
オメガのほうが優秀な世界。会社を立ち上げたばかりの渚は、しくしく泣いているアルファを拾った。すぐにラットを起こす梨杜は、社員に馬鹿にされながらも渚のそばで一生懸命働く。渚はそんな梨杜が可愛くなってきて……
ポンコツアルファをエリートオメガがヨシヨシする話です。
オメガバースのアルファが『優秀』という部分を、オメガにあげたい!と思いついた世界観。
※特殊設定の現代オメガバースです
【短編】乙女ゲームの攻略対象者に転生した俺の、意外な結末。
桜月夜
BL
前世で妹がハマってた乙女ゲームに転生したイリウスは、自分が前世の記憶を思い出したことを幼馴染みで専属騎士のディールに打ち明けた。そこから、なぜか婚約者に対する恋愛感情の有無を聞かれ……。
思い付いた話を一気に書いたので、不自然な箇所があるかもしれませんが、広い心でお読みください。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。
虐げられている魔術師少年、悪魔召喚に成功したところ国家転覆にも成功する
あかのゆりこ
BL
主人公のグレン・クランストンは天才魔術師だ。ある日、失われた魔術の復活に成功し、悪魔を召喚する。その悪魔は愛と性の悪魔「ドーヴィ」と名乗り、グレンに契約の代償としてまさかの「口づけ」を提示してきた。
領民を守るため、王家に囚われた姉を救うため、グレンは致し方なく自分の唇(もちろん未使用)を差し出すことになる。
***
王家に虐げられて不遇な立場のトラウマ持ち不幸属性主人公がスパダリ系悪魔に溺愛されて幸せになるコメディの皮を被ったそこそこシリアスなお話です。
・ハピエン
・CP左右固定(リバありません)
・三角関係及び当て馬キャラなし(相手違いありません)
です。
べろちゅーすらないキスだけの健全ピュアピュアなお付き合いをお楽しみください。
***
2024.10.18 第二章開幕にあたり、第一章の2話~3話の間に加筆を行いました。小数点付きの話が追加分ですが、別に読まなくても問題はありません。
【完結】相談する相手を、間違えました
ryon*
BL
長い間片想いしていた幼なじみの結婚を知らされ、30歳の誕生日前日に失恋した大晴。
自棄になり訪れた結婚相談所で、高校時代の同級生にして学内のカースト最上位に君臨していた男、早乙女 遼河と再会して・・・
***
執着系美形攻めに、あっさりカラダから堕とされる自称平凡地味陰キャ受けを書きたかった。
ただ、それだけです。
***
他サイトにも、掲載しています。
てんぱる1様の、フリー素材を表紙にお借りしています。
***
エブリスタで2022/5/6~5/11、BLトレンドランキング1位を獲得しました。
ありがとうございました。
***
閲覧への感謝の気持ちをこめて、5/8 遼河視点のSSを追加しました。
ちょっと闇深い感じですが、楽しんで頂けたら幸いです(*´ω`*)
***
2022/5/14 エブリスタで保存したデータが飛ぶという不具合が出ているみたいで、ちょっとこわいのであちらに置いていたSSを念のためこちらにも転載しておきます。

完結·助けた犬は騎士団長でした
禅
BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。
ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。
しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。
強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ……
※完結まで毎日投稿します
【完結】冷血孤高と噂に聞く竜人は、俺の前じゃどうも言動が伴わない様子。
N2O
BL
愛想皆無の竜人 × 竜の言葉がわかる人間
ファンタジーしてます。
攻めが出てくるのは中盤から。
結局執着を抑えられなくなっちゃう竜人の話です。
表紙絵
⇨ろくずやこ 様 X(@Us4kBPHU0m63101)
挿絵『0 琥』
⇨からさね 様 X (@karasane03)
挿絵『34 森』
⇨くすなし 様 X(@cuth_masi)
◎独自設定、ご都合主義、素人作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる