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アヴニール編【学園編】

武道会です!

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本日は晴天なり!

やっほー!


「元気だねぇ。」


キャット先生はけだるそう。



「アリスお兄様はねえ、6歳の時に14歳までのクラスに混じって出場して、準優勝だったんだよ。優勝は、ロメオ陛下!」


「クリス様の遺伝子強いなぁ。」


「ねえ、キリア。絶対優勝してね!」

キャット先生が、キリアの手を引いて、背伸びしてチュッとする。


「アイも勝つもん!」

俺だって負けてない。ぎゅーっとして、チュッとした。


えへへ、と先生と笑う。



自分の旦那が一番カッコいい大会。









だけど。










「たいへんだぁぁぁあああ!暴れ魔蛸がぁ!」


大会後に出場者がみんなで捌いてたこ焼きパーティするはずのタコが?


魔蛸の管理がまずかったようで、大量にうねうねと、丘の武道会会場まで突っ込んできた。


「なに?あれ!なんか気持ち悪い。」

キャット先生がびっくりしている。


「浄化液は!?」


「それが、この騒動で準備してたものは全部割ってしまって。取ってくるまでだいぶ時間が…。」


ん、もう!




「うわぁぁあ!」






「キャット!」






キャット先生が、魔蛸の触手につかまっちゃった!
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