【完結】元SS冒険者の部隊長は王族に陥落される

アヴニール編【学園編】

はじめて

バスローブを着て、どきどきしながら部屋に行くと、照明を落としてくれていて、ほっとした。


「アヴニール。おいで。」



「はい…。」



子どもだったから、本当に長いこと、先輩は待ってた。

俺が大人になるのを。


ぎしっと、ベッドが二人分の重みで沈み、先輩は俺の唇に触れた。


「あっ、はふっ、ん、、…


子どものキスじゃない、大人のキス。


「せんぱ…いき、できな…」



舌を舌で絡めとられる。戸惑って逃げるような初心な動きを、楽しむように何度も捕まえられる。


唾液で唇が濡れ、艶やかに見える。



「あっ、なんか、はずかしい…。」




バスローブを脱がせながら、首筋から下へキスが降りてくる。


そして、ベッドに仰向けで寝かされて、先輩を見た。





ああ、俺。




先輩がローブを脱ぐ。



張りつめたものが見えて、俺はびっくりした。



「先輩、蜂にでも刺されたんですか？」



「…はっ？」





「だって、そんなところがそんなに腫れて。骨が入ってないのに立つなんておかしいし。」










えっと…。

悪いけど、この状態で止まれないんだけど。



「アヴニールは、性のことはどのくらい分かるのかな？」


「入れられる方が入れられると赤ちゃんができますが、１００％じゃありません。」


「どこに入れるかわかるかな？」


「どこでしょうね…。」



公爵家！！！！