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新章(アリスの結婚編)

結婚前夜 僕は何を見せられているんだろう。

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いや、だめだろ。お母さま。なんでこんなにチョロいんだ。



どうして、仕事ではあんなに切れ者で、もはや世界の均衡を一人で保ってるんじゃないかってくらいの人が、色事ではこうなるのか。


元々おぼこだったのをお父様に教え込まれてしまったからこうなってしまったのか、はたまた、異常な責任感のせいなのか。




「めちゃくちゃ恥ずかしいけど、お母さまはアリスのお嫁さんたちのために頑張るから…!こんな年取った両親の閨なんか見て嫌かもしれないけど…っ。お母さまのことは検体だと思って、しっかり勉強してくれ。」


そんな悲壮な決意されたら、僕だって断れないじゃないですか…。




それで、はじまるわけですが、僕も初めて思ったんですけど、今でも美人のお母さまは閨では通常の5割り増しくらい色気があります。


そりゃあ、お父様も50になっても盛るというものです。




「…ん、うっ、んん…。」



お父様はお母さまの足を持ち上げて、僕に見せるように大きく開かせて、後ろの孔を指で執拗に弄っていますね。

一本ずつ、ゆっくりゆっくりこねこねして増やしています。



「クリス、足閉じない。ちゃんと、アリスに見せてあげないと。」


「ううっ、恥ずかしい…。いつもよりそんな拡げないでぇ…。」


「アリス、ほらっ、ここね、このへん!」穴を拡げながら、下腹をもう片方の手の指で押しています。


「やっ!いやっ!そこっ、そこお…!!」


「ここが前立腺!知識では知ってると思うけど、このへん。個人差はあるから孔拡げながら探すんだよ。こことんとんしたら感じるからね!女の子にも感じる場所が中にあるから、女の子でもいきなり突っ込まないで、ならしてあげながら、探してあげなさい。」



「女性も必要ですか。」



「相手が男性の方がじっくりならす必要はあるけど、女性もすぐ突っ込んだら痛いよ。」


「アイスのばかぁ!なんで知ってるのさ!!」


「そりゃあ、君と違って、婚約者作らなかっただけで閨教育は受けてたもの。」





いい?このくらい!このくらい慣らさないと切れるから!と、お母さまの後孔をくぱあと開いて見せてくるお父様。

お母さまが恥ずかしくて死にそうにしてるので、そのへんでやめてあげてほしい。



「あとはね、キスをしたり、触って抜いてあげたり、胸を弄ってあげるとかすると、男の子なら気がまぎれるし、女の子だったら濡れてくるし、楽になるから、ぜひやってあげてほしい。」

香油も使えるから、あとであげるね。



「やあ、あっ、あっ。ああっ。」


「入れるときは、こんなふうに、ゆっくりね。慣れてきたら、一気にいれても。そっちがいいっていう人もいるけど。クリスもそうだよね、割と。」


お父様が、ゆっくり、ぐぐっと腰に力を入れて、中に入っていく。


あんな場所にあんな大きいのが入るんだなぁ。

というかなんでお父様あんなに元気かな。




「いやぁあっ、そんな、アリスに言わないでぇええ。」


「言葉攻めとかじらしプレイもいいよ。」


「そんなこと教えちゃダメえええ。アリスっ、こんな変態の言うことっ、真に受けちゃダメ、だからっ!!」





僕は何を見せられてるんだろう。




5回くらい、二人はやっていて。

嬌声と同時にえらい水音が響いていた。


最後にお父様が抜いたときは、泡立った白いものが、赤くはれたそこからコポっと出てきて、孔は閉じられずやわやわと痙攣していて、なんともなくいやらしかった。


ああ、でも切れてないのかあ。ならすことが大事なのはよくわかりました。




お父様から口移しで避妊薬を飲ませてもらって、寝たまま掛け布団を手繰り寄せるように体に巻き付けて、こっちをみるお母さまは涙目で。



「…こっ、これで、お母さまの犠牲で、お嫁さんたちが痛い思いをしなくて済んだならよかった…。がんばってね、ありす…。」

といって、がくっと意識をとばした。





うーん。
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