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The Fireworks of a Summer Night ー第3話ー
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『来週金曜、飲み会しない? 岡崎さんは最近忙しいらしくて、その日はムリなんだってー。残念だけど、久々に二人で話すのもいいでしょ?』
『再来週の金曜、飲みませんか?♡
順は最近忙しくて、その日は無理みたいだけど……もし二人でもよければ♪』
自分の失態に気づいて一週間後の、金曜の夜。
リナは、考えた末の計画を実行に移した。
一週間ずらした日程で、吉野と岡崎をそれぞれ飲みに誘うメッセージを送ったのだ。
別個に彼らと会って、二人の状況と気持ちを聞き出す目論見である。
あの感じでは、彼らはきっと最近は連絡も取り合ってないわ。
私がこんな企てを実行に移してることも、二人とも気づかないはず……。
リナの予測は当たっていた。
二人とも、リナのメッセージを怪しむこともなく、程なく了解の返事が返ってきた。
「よーしっ、うまくいったわ! さあ、ここからが腕の見せ所よリナ!」
リナはそう意気込むと、Tシャツの袖をぐいっと肩まで捲り上げた。
✳︎
翌週の、金曜の夜。
リナは、どんより暗い無表情の吉野と、会社近くのカクテルバーにいた。
「順、何飲む? とりあえずビール?」
「……なんでもいい」
酒も入らないうちから、空気はもうすっかり恋の悩み相談室である。
「……どうしたのよ、順」
「……どうしたって、何が」
「明らかに様子がいつもと違うじゃない?
もしかして……岡崎さんと、ケンカしたとか?」
「——あいつに、拒否られた」
吉野の出し抜けな返事に、リナは思わずモスコミュールが噎せそうになるのを必死に堪える。
「……ぐっ……き、拒否られた?」
何を?……とは、聞けない気がした。
あの時、やっぱり……。
一体何を、どんなふうに拒否……
あーそっちの妄想はやめてリナ!!
ま、まあとにかく、何かを岡崎さんに拒絶されたってことよね……。
恐らく、何か告白めいたことを。
吉野は、深く何かを考えるようにしながら、静かに呟く。
「——俺さ……
今までは、あいつの気持ちがどうかなんて、大して考えてなかったんだ。
お互い勝手に考えて、何でも言い合ってきたし……多少意見が違おうが、そんなことは別にどうでもいいと思ってた。
けど……何かが急に、変わったんだ。
今は——あいつの気持ちを、ちゃんと知りたい。
知らないと、うまく側にいられない。
ちゃんと知って……
俺とあいつの気持ちがあまりずれるなら……側にいない方がいいかもしれない——そんな風に思うんだ」
そう言いながら、辛そうに俯いた。
ずれてなんかいない。
岡崎さんだって、同じレベルで……そんなの、見てればわかる。
でも、私がそんな話をしても、何にもならない。
二人で解決しなければ。
「あのさ、順……ひとつ、確認なんだけど。
順は、行動力がある。一旦その気になったら、勢いがありすぎるほどにね。
一方、岡崎さんは、慎重すぎるくらい慎重な人よ。
岡崎さんは、あなたとは真逆なタイプなんだって——それを、ちゃんと理解した上で、悩んでるのよね?」
そんなリナの言葉に、吉野は今まで思ってもいなかったことを指摘されたような反応を見せる。
「……ん??」
「ん??じゃないわよ……ちょっと考えたらわかるじゃない!ほんと絶望的に鈍いわね……みんなあなたと同じ思考回路で生きてるわけじゃないのよ、全く!」
リナはカクテルをぐいと呷り、続ける。
「親友にいきなりぐいぐい迫られたら、すんなり受け入れられないのは当たり前よ。私だって、まず引くわ。——岡崎さんなら尚更。普段からガードが超硬いのよ?
自分だけで勝手に結論出そうとしないで……彼の戸惑う気持ちも、わかってあげないといけないんじゃないの?」
「—————」
リナは、ただ黙り込む吉野の反応に、ため息をついて髪をかき上げる。
「あなたが、もう岡崎さんのこといらないなら……私がもらう」
「——え?」
「私、岡崎さんに告白するから。——本気で」
吉野は、にわかに動揺を露わにしてリナを見据えた。
「——お前、それは約束が違うだろ」
「違わないわ。
私はただ、あなたたちがあんまり仲いいから、間に割って入るのはやめようと思っただけ。
その結びつきが切れるなら——私は、やっぱり岡崎さんの側にいたいの」
「——岡崎が、それでいいというなら……
いいんじゃないか……それで」
吉野は、何かをじっと考えながら視線を前に戻し、そう呟く。
「……じゃ、猶予をあげるわ。
再来週の金曜、花火大会があるの。私の部屋から、よく見えるのよ。
その日に、私の部屋でみんなで花火パーティしたいと思ってたんだけど——
そこで、あなたたちの関係が今のままならば、アウトよ。
その時は……私、岡崎さんに真剣に告白する。
——いい?」
「……いいだろう」
吉野は、まとまらない思考を抱えたような表情で、そう返事をした。
✳︎
一週間後の金曜。
「リナさん、お待たせしてすみません」
岡崎は、普段と変わらぬ穏やかな表情で、カウンターのリナの横に座った。
「大丈夫、私も今来たばっかりだし」
リナは、そう答えて微笑む。
「モスコミュールですか? 涼しげですね。俺も、いつもはウイスキーかそこらですけど、今日はカクテルにしようかな」
岡崎はそう言いながら、さりげなくメニューを眺める。
——やっぱり、順と岡崎さんは正反対なのよね。
ある意味、手強いわ。
そんなことを思いながら、リナはグラスを傾ける。
「——順、最近忙しいみたいね」
「……そうですか」
リナの問いかけに、岡崎は視線を静かに前へ向けたまま、目の前に置かれたソルティドッグに口をつける。
そんな岡崎の横顔を見つめ、リナは呟いた。
「——岡崎さんは、いつも横顔がとっても綺麗。
……でも、そんな顔を見つめてるだけじゃ、横にいる人間は、寂しいわ」
「——え?」
「親しくなる程、その人のことをもっと深く知りたい。
そんな気持ちになるのは、自然なことよね。
初めて会った時にお互いに作っていた壁に、少しずつ近づいて……
その壁を外して欲しい。もっと、中を見せて欲しい。そう思う。
あなたに近づくほど、強くそう思うわ。
——私も、順もね」
岡崎は、はっとしたようにリナを見た。
「吉野から——何か、聞きましたか」
「あなたたちの様子を見てれば、すぐわかるわ。
いつも腹が立つくらい仲がいいのに……この前、順の部屋で飲んだ時は、二人ともあんなに気まずそうにしてるんだもの」
リナは、クスッと笑ってそんな風に答える。
「——岡崎さんはとても慎重で、自分の壁の奥に他人を入れるのが、きっと苦手よね?
でも、順は、その正反対。単純で、ストレートよ。
彼のことが大事なら……あなたのやり方で、彼を受け止めてみてほしいの。
心の奥に誰かを入れるのが怖い気持ちは、よくわかる。
誰も入れなければ、安全で、安心だもの。
でも……怖がるだけでは、大切な相手を本当に失ってしまうわよ」
リナは、岡崎の瞳をじっと見つめ返す。
「それでも——
もし、順とうまくいかないなら……
私を、あなたの中に入れてくれない?」
岡崎の瞳が、ざわざわと騒ぎ出した。
「リナさん……それは……」
「約束が違うって言いたいんでしょ?
でも、私は、あなたと順の邪魔をしたくなかっただけよ。
あなたたちが、もう元には戻らないなら——
私が、あなたといたい。これからずっと」
「————」
「あ、それからね。
来週の金曜に、花火大会があるの。私の部屋からよく見えるから、みんなで集まって花火パーティしたいなと思って。
だから——もしもそれまでに、あなたたちの仲が今のまま何も変わらなければ……その時は、私はあなたに、本気で告白する。
……真剣に、考えてくれる?」
リナは、岡崎の瞳をしっかり捉えたまま、そう伝える。
「——わかりました」
岡崎は、リナに向けていた視線をグラスに落とし、静かに答えた。
店を出て岡崎と別れ、帰り道を歩きながら、リナは呟く。
「……間違っても、私に告白なんかさせないでよね。——ふたりとも」
気づけばリナは、何かを祈るように夏の朧げな月を見上げていた。
『再来週の金曜、飲みませんか?♡
順は最近忙しくて、その日は無理みたいだけど……もし二人でもよければ♪』
自分の失態に気づいて一週間後の、金曜の夜。
リナは、考えた末の計画を実行に移した。
一週間ずらした日程で、吉野と岡崎をそれぞれ飲みに誘うメッセージを送ったのだ。
別個に彼らと会って、二人の状況と気持ちを聞き出す目論見である。
あの感じでは、彼らはきっと最近は連絡も取り合ってないわ。
私がこんな企てを実行に移してることも、二人とも気づかないはず……。
リナの予測は当たっていた。
二人とも、リナのメッセージを怪しむこともなく、程なく了解の返事が返ってきた。
「よーしっ、うまくいったわ! さあ、ここからが腕の見せ所よリナ!」
リナはそう意気込むと、Tシャツの袖をぐいっと肩まで捲り上げた。
✳︎
翌週の、金曜の夜。
リナは、どんより暗い無表情の吉野と、会社近くのカクテルバーにいた。
「順、何飲む? とりあえずビール?」
「……なんでもいい」
酒も入らないうちから、空気はもうすっかり恋の悩み相談室である。
「……どうしたのよ、順」
「……どうしたって、何が」
「明らかに様子がいつもと違うじゃない?
もしかして……岡崎さんと、ケンカしたとか?」
「——あいつに、拒否られた」
吉野の出し抜けな返事に、リナは思わずモスコミュールが噎せそうになるのを必死に堪える。
「……ぐっ……き、拒否られた?」
何を?……とは、聞けない気がした。
あの時、やっぱり……。
一体何を、どんなふうに拒否……
あーそっちの妄想はやめてリナ!!
ま、まあとにかく、何かを岡崎さんに拒絶されたってことよね……。
恐らく、何か告白めいたことを。
吉野は、深く何かを考えるようにしながら、静かに呟く。
「——俺さ……
今までは、あいつの気持ちがどうかなんて、大して考えてなかったんだ。
お互い勝手に考えて、何でも言い合ってきたし……多少意見が違おうが、そんなことは別にどうでもいいと思ってた。
けど……何かが急に、変わったんだ。
今は——あいつの気持ちを、ちゃんと知りたい。
知らないと、うまく側にいられない。
ちゃんと知って……
俺とあいつの気持ちがあまりずれるなら……側にいない方がいいかもしれない——そんな風に思うんだ」
そう言いながら、辛そうに俯いた。
ずれてなんかいない。
岡崎さんだって、同じレベルで……そんなの、見てればわかる。
でも、私がそんな話をしても、何にもならない。
二人で解決しなければ。
「あのさ、順……ひとつ、確認なんだけど。
順は、行動力がある。一旦その気になったら、勢いがありすぎるほどにね。
一方、岡崎さんは、慎重すぎるくらい慎重な人よ。
岡崎さんは、あなたとは真逆なタイプなんだって——それを、ちゃんと理解した上で、悩んでるのよね?」
そんなリナの言葉に、吉野は今まで思ってもいなかったことを指摘されたような反応を見せる。
「……ん??」
「ん??じゃないわよ……ちょっと考えたらわかるじゃない!ほんと絶望的に鈍いわね……みんなあなたと同じ思考回路で生きてるわけじゃないのよ、全く!」
リナはカクテルをぐいと呷り、続ける。
「親友にいきなりぐいぐい迫られたら、すんなり受け入れられないのは当たり前よ。私だって、まず引くわ。——岡崎さんなら尚更。普段からガードが超硬いのよ?
自分だけで勝手に結論出そうとしないで……彼の戸惑う気持ちも、わかってあげないといけないんじゃないの?」
「—————」
リナは、ただ黙り込む吉野の反応に、ため息をついて髪をかき上げる。
「あなたが、もう岡崎さんのこといらないなら……私がもらう」
「——え?」
「私、岡崎さんに告白するから。——本気で」
吉野は、にわかに動揺を露わにしてリナを見据えた。
「——お前、それは約束が違うだろ」
「違わないわ。
私はただ、あなたたちがあんまり仲いいから、間に割って入るのはやめようと思っただけ。
その結びつきが切れるなら——私は、やっぱり岡崎さんの側にいたいの」
「——岡崎が、それでいいというなら……
いいんじゃないか……それで」
吉野は、何かをじっと考えながら視線を前に戻し、そう呟く。
「……じゃ、猶予をあげるわ。
再来週の金曜、花火大会があるの。私の部屋から、よく見えるのよ。
その日に、私の部屋でみんなで花火パーティしたいと思ってたんだけど——
そこで、あなたたちの関係が今のままならば、アウトよ。
その時は……私、岡崎さんに真剣に告白する。
——いい?」
「……いいだろう」
吉野は、まとまらない思考を抱えたような表情で、そう返事をした。
✳︎
一週間後の金曜。
「リナさん、お待たせしてすみません」
岡崎は、普段と変わらぬ穏やかな表情で、カウンターのリナの横に座った。
「大丈夫、私も今来たばっかりだし」
リナは、そう答えて微笑む。
「モスコミュールですか? 涼しげですね。俺も、いつもはウイスキーかそこらですけど、今日はカクテルにしようかな」
岡崎はそう言いながら、さりげなくメニューを眺める。
——やっぱり、順と岡崎さんは正反対なのよね。
ある意味、手強いわ。
そんなことを思いながら、リナはグラスを傾ける。
「——順、最近忙しいみたいね」
「……そうですか」
リナの問いかけに、岡崎は視線を静かに前へ向けたまま、目の前に置かれたソルティドッグに口をつける。
そんな岡崎の横顔を見つめ、リナは呟いた。
「——岡崎さんは、いつも横顔がとっても綺麗。
……でも、そんな顔を見つめてるだけじゃ、横にいる人間は、寂しいわ」
「——え?」
「親しくなる程、その人のことをもっと深く知りたい。
そんな気持ちになるのは、自然なことよね。
初めて会った時にお互いに作っていた壁に、少しずつ近づいて……
その壁を外して欲しい。もっと、中を見せて欲しい。そう思う。
あなたに近づくほど、強くそう思うわ。
——私も、順もね」
岡崎は、はっとしたようにリナを見た。
「吉野から——何か、聞きましたか」
「あなたたちの様子を見てれば、すぐわかるわ。
いつも腹が立つくらい仲がいいのに……この前、順の部屋で飲んだ時は、二人ともあんなに気まずそうにしてるんだもの」
リナは、クスッと笑ってそんな風に答える。
「——岡崎さんはとても慎重で、自分の壁の奥に他人を入れるのが、きっと苦手よね?
でも、順は、その正反対。単純で、ストレートよ。
彼のことが大事なら……あなたのやり方で、彼を受け止めてみてほしいの。
心の奥に誰かを入れるのが怖い気持ちは、よくわかる。
誰も入れなければ、安全で、安心だもの。
でも……怖がるだけでは、大切な相手を本当に失ってしまうわよ」
リナは、岡崎の瞳をじっと見つめ返す。
「それでも——
もし、順とうまくいかないなら……
私を、あなたの中に入れてくれない?」
岡崎の瞳が、ざわざわと騒ぎ出した。
「リナさん……それは……」
「約束が違うって言いたいんでしょ?
でも、私は、あなたと順の邪魔をしたくなかっただけよ。
あなたたちが、もう元には戻らないなら——
私が、あなたといたい。これからずっと」
「————」
「あ、それからね。
来週の金曜に、花火大会があるの。私の部屋からよく見えるから、みんなで集まって花火パーティしたいなと思って。
だから——もしもそれまでに、あなたたちの仲が今のまま何も変わらなければ……その時は、私はあなたに、本気で告白する。
……真剣に、考えてくれる?」
リナは、岡崎の瞳をしっかり捉えたまま、そう伝える。
「——わかりました」
岡崎は、リナに向けていた視線をグラスに落とし、静かに答えた。
店を出て岡崎と別れ、帰り道を歩きながら、リナは呟く。
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