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魔族襲来編

反撃

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「さらばだ、冒険者よ。獄滅の焔マリベレ・サァルコ

イフリートが俺との戦闘を終わらせるために最大級の魔法を構築する。
俺が一匹狼マベリックで魔法を切れないように球など形のあるものではなく、足元の地面から円柱型に焔を突き上げる技だ。
俺はその焔に全身を包まれる。

「ぐ、ぐぁぁぁ…」



















「終わったか。次はどこで暴れてようか…」

「なーんてね、なにが終わったって?」

「なっ…!なぜ生きている。」

「こいつのおかげさ。」

俺は自分の姿をイフリートに見せる。
額には謎の紋章が浮かび上がり服は以前のような純白のコートに光の線の模様が入ったコートだ。
実はイフリートの魔法の構築が終わり発動した瞬間にフェルとハナビを呼び出し纏ったのだ。
そう。もだ。

「まぁ俺もお前と一緒で数分しか戦えないがな。」

「いいのか?そんな弱点を教えちまって。」

「あぁ、お前ごとき数分で殺せるからな」

俺が最初にイフリートに言われた言葉を返す。

「面白い。なら我の全力を与えてやる!神獄滅の焔球ディオ・マリベレ・リュキ

イフリートは俺が一匹狼マベリックで切れないほど大きい焔の球を作り出す。
その焔の温度は恐ろしく高く、周囲にある建物は溶け始め、空も赤く染まっている。

「燃え尽きろ。」

イフリートは俺に向けて巨大な焔を撃ち出す。それと同時に俺は目を閉じ静止する。

「……」

「あんだけ言っといて打つ手なしか?」

「……」

どれだけ焔の球が近付こうがタイムは動かない。
タイムが静止するにつれタイムにどんどんと力がみなぎっていくのがわかる。

「おかしい…なんだ…あの力の集まりは?」

イフリートの放った獄滅の焔球マリベレ・リュキが俺に当たる瞬間、俺は目を開ける。

「明鏡止水・一筆」

俺は一匹狼マベリックを引き抜き地面を思いっきり蹴り、焔球を切り裂き、そのままイフリートの首を切り落とす。
これは勇者パーティーのナルの使った神纏流しんとうりゅうをアレンジした技だ。
まず目を閉じ心を落ち着かせ体を空にする。そして力を満杯まで入れ一気に解放する技だ。


 「ぐ…なぜだ!なぜ貴様がそんな力を…」

首が取れているのにもかかわらず生きているなんてどれだけ生命力が高いのだろう。

「さぁな、ただ俺の方がお前より強かっただけだ。さっさと死ね。」

「ま、まて!俺が悪か…」

俺はイフリートの言っていることなど気にせずに生首を一匹狼マベリックで突き刺し息の根を止める。

「ふぅ…解除」

「全くほんとにあぶないんだから!」

「ワン!(本当です!)」

ギリギリの戦いだったせいかフェルとハナビに怒られてしまった。
だが長時間は使えないため仕方なかったのだ。

「これからは気をつける。ベルもおいで。」

俺はフェルとハナビだけではベルが怒ってしまうため、ベルも呼び出す。

「プルァ…」

「ベル、呼び出せなくてごめんな…」

戦闘で自分だけ呼ばれず、自分の弱さに怒っているようだ。
だが今回ベルを呼んでしまっても纏うことができないため、ただベルを危険に晒してしまうだけだったので仕方ないだろう。

「ほら、ベル。あいつを取り込んでもっと強くなろう。」

「プルァァ!!」

俺がベルにそういうとベルは急いでパブロの体を取り込む。

「よし、みんなほかに危ないところがないか探しに行くぞ。」

俺たちは現れているであろう他の魔族四天王を見つけるために戦場を走り始めた。






[ベル]
LV.99


HP    S
MP   SSS
攻撃力    
・物理攻撃力 A
・魔法攻撃力 SSS
防御力    
・物理防御力 S
・魔法防御力 SSS
素早さ    S


[スキル]
・気配察知
・魔力支配(new)
・熱感知
・剣術
・弓術
・連携
・牙術
・爪術
・毒弾
・下位スライム生成
・吸血
・狂化
・硬化
・縮地
・身体強化
・暗視
・水中呼吸
・治癒術
・幻術
・自己再生
・翼術
・尾術
・物理耐性
・魔法耐性
・龍圧
・二重魔法
・超音波
・水属性の極意
・火属性の極意
・土属性の極意
・操糸
・火属性耐性極(new)
・水属性耐性強
・焔魔法(new)
・精霊纏・中位精霊(new)
・狙撃(new)



[ユニークスキル]
・暴食

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