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ダンジョン攻略編
新たな力、新たな仲間、そして…
しおりを挟む「はぁはぁ、やっと終わった…」
俺はフェルの付与を外し、床に仰向けに倒れる。
ペロペロ…
「ワン…」
「ははっ、大丈夫だよ。ありがとな」
フェルが俺の心配をして顔を舐めてくる。今回もフェルとベルにかなり助けられた。俺はベルも呼び出し感謝のプルプルをする。
「ベルもありがとな。」
「プルプルッ」
今回の戦闘は本当に危なかった。
この神狼の装備がなければ最初の一撃で死んでいただろう。
それにベルの回復、フェルの纏がなければ進化した水龍アクボには勝てなかったはずだ。
それに[予知]のレベルが低かったからなのか最初の攻撃がわからなかった。
このままではいつか来る魔族襲来の時が大変だ。
「フェル、ベル、これからダンジョン攻略を目指してさらに進んでく。それにつれてもっともっと訓練を積んで行く。」
「ワン!」
「プルァァ!」
フェルもベルも今回の不甲斐なさを感じていたようだ。
今回の件で俺たちの意思は強く固まった。
目指すのはただ強くなること。
「フェル、ベル、強くなるぞ。」
「ワン!!」
「プルゥゥゥァ!」
俺はとりあえずボス討伐報酬の宝箱を開けることにする。
今回はイレギュラースポーンでSSランク魔物だ。報酬も期待できる。
「よし!巻物!」
今回も最高ランクの報酬[巻物]が手に入った。が、今回は前回と少し色が違う。
この前の巻物は緑だが今回は赤色だ。
「前回とは違うが…」
俺はとりあえず巻物に魔力を込め、使用する。
《ステータスの機能を解放しました。》
《ステータス新機能[称号]解放により新たな職業を手に入れました。》
《職業龍騎士を獲得しました。》
《職業召喚士を獲得しました。》
《職業神匠を獲得しました。》
どうやら今回の巻物はステータスに変化が起きたようだ。
とりあえずステータスを確認して見る。
[ステータス]
狗飼 時宗
LV.102
[称号]
・転移者
・龍殺し
・殺戮者
・神匠
・超越者
・召喚士
・付与術師
[職業]
・超越者
・魔法剣士
・龍騎士
・召喚士
・神匠
・付与術師
HP S
MP SS
攻撃力
・魔法攻撃力 S
・物理攻撃力 SS
防御力
・魔法防御力 S
・物理防御力 SS
素早さ SS
[スキル]
・上位創造
・上位召喚
・上位付与
・言語理解
・アイテムボックス
・ストレス耐性
・痛覚耐性
・隠蔽
・魔力支配
・鑑定
・武器破壊
・身体強化
・剣豪
・弓術
・予知
・格闘術
・連携
・縮地
・高速思考
・威圧
・合成
・使役
[職業スキル]
・進化
・魔法剣
・纏
・龍術
・(付与)
・(召喚)
[加護]
・世界神の加護
[称号]という欄が増えたことと、ステータスがさらに細かくなった。
そして[称号]が増えたおかげでかなりの職業が与えられた。
職業をもらうためには教会へ行く必要があると思ったがなぜ今回は平気だったののだろうか?
「とりあえず、またまたやることが増えたな…」
新しく増えた職業、魔法の練習、仲間との連携、色々とやりたいことだらけだ。
だが今回は…
「フェル、ベル、今回の戦いで俺は支援者が必要だと思った。だから新しい仲間を召喚しようと思う。」
今回の戦いで強敵と当たった際、ベル、フェルに付与をしながら戦うことはきついと思った。
今回のようにフェルとベルを呼ばずに戦うということも考えたが、多数と戦う時にはどうしてもフェルたちが必要だ。
そこで、俺たちの支援をするだけの仲間を新しく召喚しようと思ったのだ。
「ワン!」
「プルゥア!」
フェルとベルも賛成のようだ。
俺は新しい仲間を想像し、召喚した。
「召喚!!!!!」
二部完結!
次は冒険者トーナメント編です!
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