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ダンジョン攻略編

40層ボス

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俺はスキルの進化、フェルは上位召喚ハイサモンによる強化をしてベルがとても自分もと物欲しそうな顔?をしていたので今日はベルの強化をすることに決めた。

「よし、ベル。とりあえずアイテムボックスにしまってある魔物を【暴食】でスキルを確保してくれ。」

「プルゥ!」

俺はアイテムボックスからベルの持っていないスキルを持っている魔物を取り出す。
1~39層の魔物をアイテムボックスから一つずつ取り出し、ベルに取り込んでもらう。

「プルゥゥァァ!」

全ての魔物を取り込み大満足したようなのでステータスを見てみる。



[スライムグラトニー]
LV.52

HP    A
MP   S
攻撃力   B
防御力   C
素早さ   D

[スキル]
・気配察知
・魔力操作
・熱感知
・剣術
・弓術
・連携
・牙術
・爪術
・毒弾
・下位スライム生成
・吸血
・狂化(new)
・硬化(new)
・縮地(new)
・身体強化(new)
・暗視(new)
・水中呼吸(new)
・治癒術(new)
・自己再生(new)



[ユニークスキル]
・暴食



俺の取り出した魔物のスキルを取り込んだことによってステータスのスキル量がおかしいことになった。
それに驚いたことに魔物を取り込むことによってレベルが上がることがわかった。全体的にMP以外は低いが、これらのスキルをうまく扱うことができればかなり強くなるだろう。

「よし、フェル、ベル、これから魔物が強く手強くなるところまで進んでから特訓をする。フェルは俺との連携と魔法を使っての戦闘の訓練。ベルはその多彩なスキルをうまく扱えるようになること。」

「ワン!!」

「プルゥ!」

俺は上の階層をさらに目指すため40層のボスに挑みに行く。
今回もいつもと同じく広い部屋に大きな扉がある造りだ。
俺は扉を開け、中に入る。

「ギュオォォォォォ!!」

「おいおい、またイレギュラーかよ…」

やはりこの世界にかなり異変が起きているようでまたイレギュラースポーンだ。
40層の通常のボスは[水竜]だが今回はそれの上位種[水龍]。
同じ[リュウ]でも種と種では大きな力の差がある。
ただの竜種はAランク魔物だが、龍種はS~SSランクだ。
今回の[水龍]はSランク上位種、これが[水龍リヴァイアサン]などの名前持ちになるとSS~になる。

「よし、フェル、ベル。イレギュラースポーツだがとりあえずこいつで練習だ。ベルは初めてだから俺と一緒に遠目からの支援だ。」

「プルゥ!」

全上位付与フルハイエンチャント!」

俺はフェルに全上位付与フルハイエンチャントをかけステータスを全上げする。

俺はフェルが危なくなった時用に最速の雷魔法で[迅雷槍ライトニング]を構築し準備する。

「ワォォォン!」

フェルが雄叫びをあげ超高速で水龍に接近し爪術で攻撃しに行く。
水龍はそれに反応し、尻尾で迎撃する、が、フェルはそれを軽々と避け水龍に攻撃をする。

「ギュイィィィィ!」

やはりフェルはかなり成長しているようだ。スピードを生かし、細かい動きで翻弄し、攻撃に転じる戦闘スタイルはかなり厄介だ。
だが、水龍もやられたままではなく、風魔法でフェルを後方に大きく飛ばし、距離を取る。
フェルは飛ばされ、俺の前に戻ってきたが即座にもう一度攻撃に行こうとする。

「フェル!行くな!」

が、俺はそれを静止する。【予知】で水龍が強力な攻撃をするのがわかったからだ。

次の瞬間水龍は空中に大量の氷散弾アイスバレットを構築し、一斉発射してくる。

岩壁ロックウォール!」

俺は土壁アースウォールよりも高度の高い岩壁ロックウォールを構築し、全ての氷散弾アイスバレットを防ぐ。
俺は待機させていた迅雷槍ライトニングを放つために岩壁ロックウォールを解く。



が、岩壁の奥に見えたのは完全に魔法構築を完了した水龍の姿だった。
水龍は溜めに溜めた最大火力の龍の咆哮ドラゴンロアを放つ。

「まずい!フェル、ベル!戻れ!」

新しい壁を構築する時間もない、避けるには範囲がでかすぎる、即座に色々と考えるが対策する術がない。
こいつで戦いの練習をすると言っていた俺が浅はかすぎた。全力で戦うべきだった。どうやら強くなり調子に乗っていたようだ。
俺は仲間を守るためフェルとベルを強制的に[獣魔の部屋]に戻し、笑みを浮かべた水龍の最大の攻撃を食らった。

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