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ダンジョン攻略編
レベリング開始!
しおりを挟む試しにダンジョンに行ってみた結果わかったことは最初の方はスライムやちょっと凶暴なウサギなど全く相手にならないような魔物ばかりだった。
これならどんどん上に行けるだろうと思いもう一度深く潜るための準備をしに街に戻って来た
まぁ準備といっても【創造】で野宿用のテントを作ったくらいだが。
もちろんただのテントじゃないぞ!この性能をみよ!
[テント]
タイムによって作られた最強のテント
[性能]
・認識阻害
・鉄壁
・魔物避け
どうだ!見たかこの性能を!
【付与】のレベルが上がったおかげでスキルの付与もできるようになった。
【鉄壁】は防御力増加の付与を施すことによって勝手についた。
【魔物避け】は魔物の嫌いな匂いを放つ[臭い玉]を組み込んだ。
もちろん匂い対策もしてある。[臭い玉]の性能だけを【創造】で組み込んだため匂いはないのだ。
「よし、食料も持ったし完璧だな。」
俺はもう一度《ミトラダンジョン》へ足を向けた。
ダンジョンは10階ごとにワープポイントが設定されており、そこをアクティベートすることによってアクティベートした階へ瞬時に行けるようになるので目標は一旦50階層到達を目標にする。
「よし、行くか。【召喚】フェルおいで。」
今回はフェルのレベルも上げなくてはいけないので常にフェルも出しておくことにする。
そうすると常にMPも消費されるのでそれも気にしなくてはならない。
「わん!!」
フェルが早く行こうよ!と言っている気がするのでダンジョンへ足を踏み入れる。
ダンジョンはある一定の階ごとに景色が変わるが一階層は草原だ
「よし、とりあえずさっきここらは探索したしこの階は飛ばしていくか。」
俺は自分に速度上昇のエンチャントを施し疾走する。
そうするとフェルが負けじと追い抜かしてくるので俺とフェルのどっちが先につくかの勝負が始まった
「はぁはぁはぁ」
「ハッハッハッ」
「フェル。次から競争はやめよう。魔物に攻撃されたら大変だ」
「クゥン…」
俺がフェルをすこし注意したことでフェルがしょんぼりしてしまった。
この頃やたらとフェルの思っていることや感情がわかるのは【召喚】のスキルレベルが上がっているおかげか?
「とりあえず5階まで来たしこれからは気を引き締めて行こう。」
「ワン!!」
5階層の魔物はまだスライムなどの雑魚モンスターだらけだ
とりあえずレベル上げをするのならこの階では物足りない。
10階層ごとにボスがいるらしいが実力はわからないから9階でレベルを上げよう
「フェル、ここら辺の魔物じゃ対した物も手に入らないし、レベルも上がらないからもっと上に行こう。」
「ワン!!」
そして競争はしなかったがかなりの速度で移動して9階についた。
《【付与】の熟練度が一定に達しました。》
9階に着くと今までの魔物よりもランクの高い魔物がたくさんいた。
「フェル、とりあえずここらで一緒に魔物を倒そう。」
「ワン!」
まず最初の相手はホブゴブリン三匹
盾と剣を装備しているがどれもボロボロだ
「【鑑定】」
ホブゴブリンA・B・C
HP F
MP F
攻撃力 E
防御力 E
素早さ F
[スキル]
・剣術
・盾術
・連携
ステータスはすこしは高くなったがやはり雑魚だ。
ちなみに下位のゴブリンのステータスはオールG。
最弱モンスターのスライムのステータスはオールHとなっている。
「フェル、とりあえず二人で戦うぞ」
「ワン!」
俺は武器を剣から弓に持ち替え敵対する。
「フェル!いけ!」
俺が合図をするとフェルは勢いよく飛び出しゴブリンの首に噛みつき絶命させる。
だが2匹目に飛びかかろうとしたときに盾で突き飛ばされてしまう。
この【盾術】は確かシールドバッシュだ
盾で攻撃し、相手の体勢を崩す攻防一体の技だ。
「ギャァァ!!」
そして残っているもう1匹がフェルに斬りかかろうとする。
スキル【連携】のおかげで上手く連携攻撃をしている。
シュッ……グサッ
フェルに斬りかかろうとしているホブゴブリンを即座に俺が仕留める。
もう1匹もフェルが起き上がる前に俺が射抜く。
盾でガードしようとしていたが、あんなボロボロな盾、俺使った弓の前では無意味だ。
《レベルが上がりました。》
「ふぅ終わったな。フェルお疲れ様。」
「くぅぅん」
先ほどの失敗を気にしているようだ
「初めての戦闘なんだ、仕方ないさ。これからもっと頑張ろう。」
「ワン!」
これからの強敵に向けレベルだけでなく戦闘感覚もつけていけなければいけないことがわかったので今回の戦闘はいい経験だった
俺とフェルは9層の魔物を狩りつくす勢いで戦闘を再開した
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