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新人冒険者編
現在の力と鑑定の力
しおりを挟む俺はダンジョンへ行くためにギルドのミカに声をかける。
少しでもダンジョンの知識を増やすためだ。
「やぁ、少しいいか?」
「はい!なにか御用でしょうか?」
「ダンジョンへ行きたいんだがオススメのところはあるか?」
「ここの周辺のダンジョン《ミトラダンジョン》でしたらタイムさんなら20層までは大丈夫だと思います!」
この街《ミトラシティ》の周辺にあるダンジョン《ミトラダンジョン》は全75層の大型ダンジョンだ。最高到達回は60層でこの世界に3人だけ存在するSSランク冒険者の一人のパーティーが5人で達成した。
ちなみにSSランク冒険者の一人はパーティーで活動、一人はクランを立ち上げ、一人はソロで活動している。
「ありがとう。とりあえず行ってみるよ。」
俺はダンジョンにいくために準備を始めた。といってもちょっと試しに入ってみるだけなので少しの食料などの準備だけだ。
とりあえず現状のステータスを確認してみる。
[ステータス]
狗飼 時宗
LV.8
HP E
MP D
攻撃力 E
防御力 F
素早さ F
[スキル]
・創造・召喚・付与
・言語理解・アイテムボックス
・ストレス耐性・痛覚耐性
・隠蔽・魔力操作・鑑定・武器破壊
・身体強化・剣術・弓術・気配察知
・格闘術
[加護]
・世界神の加護
こんな感じか。そういえばフェルを纏った時とエンチャントをした時はめちゃめちゃ強くなった気がしたがステータスを見ていなかったからみてみるか
「フェル、おいで。」
「ワン!」
とりあえずフェルのステータスを見てみるか。
[ステータス]
フェル
LV0
HP E
MP F
攻撃力 D
防御力 F
素早さ C
[スキル]
・気配察知
・縮地
・牙術
おぉ。LV0でこれなら割と強い方なんじゃないのか?
それに【縮地】は確か一定の距離を瞬時に移動できる技だ、これが【付与】した時に使えたら強いな。
牙術は…うん。あんま使えなさそうだ。
「よし、【付与】フェル!】
[ステータス]
狗飼 時宗
LV.8
HP E
MP D
攻撃力 E→B
防御力 F→E
素早さ F→A
[スキル]
・創造・召喚・付与
・言語理解・アイテムボックス
・ストレス耐性・痛覚耐性
・隠蔽・魔力操作・鑑定・武器破壊
・身体強化・剣術・弓術
・気配察知(+1)
・格闘術
・(縮地)・(牙術)
[状態]
纏(フェル)
フルエンチャント
(攻・防・速・雷)
[加護]
・世界神の加護
…すごいな。
これ俺とフェルのレベルが上がったらどうなるんだ?【付与】のレベルも上がったらさらに化けそうだ…
ただ消費MPが凄まじいから重要な時だけ使うようにしよう。
そして。俺が辛い思いをして頑張って上げた【鑑定】。きっと色々と見れるようになってるはずだ、お願いします!
「【鑑定】!」
[創造]
LV.5/10
素材とMPを消費してアイテムを作る。
熟練度が上がるにつれ新しい能力が解放される。
・素材の能力をレベルによって
・MPだけで低品質の物なら創造できる
・LV.7にてどんな素材でも使えるようになる
[召喚]
LV.3/10
MPを消費し、モンスターを召喚する。
召喚したモンスターの強さは使役者の実力に依存する。
・LV.5から2匹目の召喚が可能
・LV.10から3匹目の召喚が可能
[付与]
LV.4/10
いろいろなものに魔法を付与できる
・レベルアップに応じて上昇効果増大
・魔法を纏う
・全属性魔法を付与可能
[アイテムボックス]
LV3/5
所持MPにつれて持てる重さが増加
生きているもの以外入れることが可能。
おお!かなり詳しく見れるようになってるな!とりあえず【創造】のレベルを7まで上げてトルさんからもらった素材で武器を作ることを目標にしよう。
MPもあげまくって2匹目の召喚獣も召喚したいし、やりたいことがたくさんだ。
「よし、じゃあ早速ダンジョンへ行ってみますか!」
俺は異世界初のダンジョン《ミトラダンジョン》に向かって歩き出した。
一部完!!
次回からダンジョン攻略編となります!
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カクヨム様、小説家になろう様にも連載させてもらっています。
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