異世界を【創造】【召喚】【付与】で無双します。

FREE

文字の大きさ
上 下
8 / 61
新人冒険者編

召喚獣【フェル】

しおりを挟む




ペロペロ、ペロペロ


ん?誰だ俺の顔を舐めているのは…

ペロペロ

や、やめろくすぐったいって!

「わん!!」

ん?なんだ?あ、そうか![召喚サモン]が成功したのか!

俺が目を開けると召喚獣がいた。
俺のイメージものは大きな白狼だったがそれよりも小さい白狼が召喚されたようだ。

「か、かわいい…」

毛の色は名前の通り白で毛並みはとてもサラサラしていてすごい触り心地が良い。
白狼は気持ちよさそうに体を擦りつけてくる。

「あぁ、癒される…。それと名前を決めないとな。」

俺はかなり悩んだが、[フェル]と名付けることにした。

「今日からお前はフェルだ。よろしくな!」

「わん!」


俺は召喚したフェルをたくさん堪能し、フェルを一度[召喚獣の部屋]に戻した。
召喚獣は姿を現している間は主の魔力を消費し続ける。ちなみに魔力が無くなると、召喚獣は自動的に[召喚獣の部屋]に戻ってくる。
これはどのような原理かはよくわからないが体内に召喚獣を留めておくことができるようだ。


「よし。とりあえず明日も早いし寝るか。]

魔力の消費で気絶をしてしまった為深夜遅くになってしまったのですぐ寝ることにした。


「ふぁーよく寝た。7時前か、準備をして朝食へ行くか。」


俺は朝食を終えトルさんのところへ向かうことにした。
今日の朝ごはんもとても美味しかった。


コンコン

ガチャ

「おはようございます。タイムさん。会長が奥でお待ちです。こちらです。」

「あぁ、ありがとう。」

今日もダンディー執事さんが出迎えてくれた。俺も歳を取るならああいう歳の取り方をしたいな。


「やぁおはようタイムくん。」

「トルさん。おはようございます。」

俺たちはお互い挨拶を終え、本題に入ることにした。

「こちらで色々素材を選ばせてもらったよ。少々扱いの難しいものもあるがタイムくんならきっと大丈夫だろう。」

「こんなにたくさんありがたい。大切に使わせてもらうよ。」

「なに、君は命の恩人さ。これからもいい関係を頼むよ!」

ちなみにトルさんからもらった素材はこれだ。


・オリハルコン×5
・ユグドラシルの枝×3
・緋色の魔石×1
・藍色の魔石×1
・漆黒の魔石×1
・純白の魔石×1


名前、見た目からしてかなり貴重なものをくれたようだ。
だが、俺の[創造]でもさすがにこれは使えなさそうだ。試すのも怖い。

「トルさん、ありがとう。申し訳ないがこれはまだ俺の実力では使えそうにない…鉄を少しだけくれないか?」

「あぁちょっと待ってくれ」

トルさんが質のいい鉄を持って来てくれた。

「今日の決闘頑張ってくれ…決して気を抜かないようにな」

「あぁありがとう。頑張るよ。」

みんなかなり心配しているな。本当に少し気をつけた方が良さそうだ。

俺はトルさんと別れ、一度宿に戻り装備を整えることにした。


俺はトルさんからもらった鉄を使い新しい剣を作ることにした。


「[創造クリエイト]!」
《上質な鉄×5を使用しました。》
《上質なロングソードを獲得しました》


よし!できたぞ!


[上質なロングソード]
・攻撃力 A
・凄腕の名工が上質な鉄を使用し製作したロングソード。


よし。まずまずの出来だな、そろそろ[コロッセオ]に行かないとだな。

俺は作ったロングソードを背中につけコロッセオに向かった。

「着いたはいいが、どこへ行けばいいんだ?」

俺はコロッセオに着いたがどこへ行けばいいのかわからなかったので受付のお姉さんにどうすればいいのか聞くことにした。

「すまない。今日[怪力の穴熊]と戦うことになっているんだがどうすればいいんだ?」

「はい。タイムさんですね。もう[怪力の穴熊]はきているのであちらのの待機部屋で待っていてください。」

あいつらはもうきてるのか。俺も最終準備を整えるか。

「あぁわかった。」

俺はそう告げ待機部屋に向かった。
しばらくすると待合室に先ほどの女性が入ってきて闘技場へ出るように促された。

「ではこれから決闘開始となります。相手は強敵です。死なないように頑張ってください。」

ここでも注意されたな。やはり侮れないようだ、穴だけに。

「あぁ頑張るよ。」


俺は気を引き締め、コロッセオの闘技場への扉を開けた。



しおりを挟む
感想 75

あなたにおすすめの小説

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話

紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界―― 田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。 暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。 仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン> 「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。 最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。 しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。 ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと―― ――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。 しかもその姿は、 血まみれ。 右手には討伐したモンスターの首。 左手にはモンスターのドロップアイテム。 そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。 「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」 ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。 タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。 ――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?

歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。 それから数十年が経ち、気づけば38歳。 のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。 しかしーー 「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」 突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。 これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。 ※書籍化のため更新をストップします。

5歳で前世の記憶が混入してきた  --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--

ばふぉりん
ファンタジー
 「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は 「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」    この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。  剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。  そんな中、この五歳児が得たスキルは  □□□□  もはや文字ですら無かった ~~~~~~~~~~~~~~~~~  本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。  本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。  

夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~

青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。 彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。 ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。 彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。 これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。 ※カクヨムにも投稿しています

神速の冒険者〜ステータス素早さ全振りで無双する〜

FREE
ファンタジー
Glavo kaj Magio 通称、【GKM】 これは日本が初めて開発したフルダイブ型のVRMMORPGだ。 世界最大規模の世界、正確な動作、どれを取ってもトップレベルのゲームである。 その中でも圧倒的人気な理由がステータスを自分で決めれるところだ。 この物語の主人公[速水 光]は陸上部のエースだったが車との交通事故により引退を余儀なくされる。 その時このゲームと出会い、ステータスがモノを言うこの世界で【素早さ】に全てのポイントを使うことを決心する…

スライムと異世界冒険〜追い出されたが実は強かった

Miiya
ファンタジー
学校に一人で残ってた時、突然光りだし、目を開けたら、王宮にいた。どうやら異世界召喚されたらしい。けど鑑定結果で俺は『成長』 『テイム』しかなく、弱いと追い出されたが、実はこれが神クラスだった。そんな彼、多田真司が森で出会ったスライムと旅するお話。 *ちょっとネタばれ 水が大好きなスライム、シンジの世話好きなスライム、建築もしてしまうスライム、小さいけど鉱石仕分けたり探索もするスライム、寝るのが大好きな白いスライム等多種多様で個性的なスライム達も登場!! *11月にHOTランキング一位獲得しました。 *なるべく毎日投稿ですが日によって変わってきますのでご了承ください。一話2000~2500で投稿しています。 *パソコンからの投稿をメインに切り替えました。ですので字体が違ったり点が変わったりしてますがご了承ください。

異世界巻き込まれ転移譚~無能の烙印押されましたが、勇者の力持ってます~

影茸
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれ異世界に転移することになった僕、羽島翔。 けれども相手の不手際で異世界に転移することになったにも関わらず、僕は巻き込まれた無能と罵られ勇者に嘲笑され、城から追い出されることになる。 けれども僕の人生は、巻き込まれたはずなのに勇者の力を使えることに気づいたその瞬間大きく変わり始める。

処理中です...