異世界を【創造】【召喚】【付与】で無双します。

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新人冒険者編

冒険者ギルドでの揉め事

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俺はトルさんの馬車に揺られ異世界はじめての街へ着くことができた。
トルさんと別れの挨拶をし、また後で商会で落ち合うことになった。
門で止められて色々な問題になる、そんなことはなく、普通に通ることができたのはトルさんの権力のおかげなのだろうか?

「よし!とりあえず冒険者ギルドにでも行ってみるか。」

この街の名前はミトラシティ。
貿易も盛んで沢山の人が1日に出入りする。この街で一番有名なのはなんといっても冒険者ギルド。
世界中からから冒険者が集まり、切磋琢磨している。世界に3人しかいないSSランク冒険者の2人もここ出身でみんな彼らを目指し、ここへ集まってくる。
なぜこの街に冒険者が集まるのかというと、[コロッセオ]という闘技場があり、世界でこの街でだけ冒険者同士、又は冒険者対魔物のバトルショーを見ることができるからだ。


「よぉ、オネェちゃん。可愛いじゃねぇーか。俺たちが遊んでやるよ」

「ギャハハハ、そうだぜ、俺たちBランククランの[怪力の穴熊]が遊んでやるぜ」

「や、やめてください。」


やはりテンプレの女の子に絡んでるやつを発見。5対1なんて卑怯なやつらだ。

「ヒソヒソ…あいつらまた女の子に絡んでるよ」
「ヒソヒソ…な、気持ち悪いったらありゃしないぜ」


ふむ、こいつらはBランクになって調子に乗って周りからも嫌われているらしい。


「あぁ??なんだとてめーら!」

「ひっすみません!」

あーあみんなこいつらに好きにやらせちゃってるよ…女の子が可哀想だしちょっと助けてやるか

「すまない、そこを退いてくれないか」

「あぁ?俺たちが誰だかわかって言ってんのか?」

「あぁたしか[熊の尻穴]だったっけか?」

我ながら完璧な挑発ができたようだ。
周りにいるやつらは顔を真っ青にして「こいつ死んだな」などとヒソヒソと言っている。
クソどもは女の子をほっぽって俺に青筋を立てて向き合った
おぉ怖い怖い。

「て、てめぇ調子に乗りやがって…殺してやる!!やれお前ら!」

「「「「舐めやがって!」」」」

「お前らなんて汚くて舐めたくもない」

俺はそう言って剣や、斧、槍などを手に持ち襲ってきた奴らの攻撃を気配察知で全て避け、[始まりの剣]で武器を破壊していく。

《熟練度が一定に達しました》
《スキル武器破壊を獲得しました》

お。またゲットした。ありがたい

「ふ、ふざけやがって。お前ら退いてろ!俺が殺す!」

「ギルドでの殺害ってどうなるんだ?」

そう近くにいたやつに聞くと法で罰せられ、国にいれなくなると教えてもらった。

「それは困るな…よし、おいデブ。ここでやり合うと色々と困る。後でコロッセオで戦おうじゃないか。そちらの仲間さんの武器ももう使い物にならないだろうし、準備を整えてから戦わないか?」

「て、てめぇ逃げる気じゃないだろうな!逃げたら街の外でぶっ殺すからな!」

「ふっ、お前みたいな弱そうなやつから逃げるわけないだろう」

「明日の昼の鐘がなった頃にコロッセオでてめえのことを殺してやる!」

「あぁ楽しみにしてるよ」


俺がそういうと[熊の尻穴]たちはギルドから去っていった。

「あ、ありがとうございました。」

さっきの絡まれていた女の子か…
か、かわいい。締まるとこは締まっていて出ているところは出ている。それに耳が長い、エルフか?

「君に何事もなかったようで良かった」

俺がそう臭いセリフを告げると女の子は耳を赤くさせる。

「エレナです…。こ、今度なにかお礼します!」

そういいエレナはどこかへ走っていってしまった。

すると次は奥から強そうなおじさんと綺麗なお姉さんが登場し注意されてしまった

「俺はここのギルドマスターをやっているライアンという。君は冒険者なのか?かなりの実力者に見えるが、あいつらはかなり強い。多人数対1人は分が悪い、やめておいたほうがいいだろう」

「私はサブギルドマスターのエレン。そうよ。名もなき冒険者さんは下手なことをしないほうがいいわ」

ふむ、この世界の女性はレベルが高いな。いつか楽しみたいな…
俺はそんな欲望を隠しクールに告げる。

「そうか。ギルドマスターとサブギルドマスターか。俺はタイム。冒険者登録はまだしてないから頼みたいのだがその前に一つ言いたいことがある。ここのギルドは問題を起こしていても何も言わないのか?」

「あぁ、基本的には大目に見ている。冒険者は縛られず、自由に自己責任で行動する稼業だ。もちろん、殺害や市民に対しての暴行などがあった場合は処罰があるがな。」

そうなのか。だからこういうことが日常茶飯事なのだろうな。女の子達も自己責任だとしても可哀想ではないか。

「そうか。とりあえず冒険者登録を頼む。」

「わかったわ。あっちのカウンターで登録してちょうだい。とりあえず警告はしたわよ。」

「あぁわかっている。楽しみにしているがいい」

俺はそういい冒険者登録をしにカウンターへ向かった。

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